徒然なるままに~地球クン

私の永遠のグルであるラマナ・マハルシの対話本について自分なりの解釈で語っています。

第1巻 対話198

2017-05-08 21:14:54 | 日記
グルの恩寵とは、その働きとは、という質問に対して。

マハルシ「「神はグルや真我と等しい。」人は世俗の物事では満たされなくなり、欲望を満たすために神に祈りを捧げ、それによって心が清められます。そして世俗的な欲望を満たすよりも、神を知りたいと願うようになります。
そのとき、神の恩寵が現れ始めます。神はグルの姿をとって帰依者の前に現れ、真理を説きます。そして教えと交流によって帰依者の心を浄めます。帰依者の心は強くなり、内側に向かうことができるようになります。瞑想によって心はさらに浄化され、ついにはわずかなさざ波さえない静寂の内にとどまるのです。その静寂が真我です。
グルは外側と内側の両方に存在します。外側からは、心が内側に向かうように後押しをし、内側からは、心を真我に引き込み静かになるように助けます。これがグルの恩寵です。神、グル、真我の間には何の違いもないのですか。」

世俗的な問題から精神世界に入る方は多いと思います。かく言う私もその一人です。
精神世界を学ぶにつれ、神を知りたいと思うようになりました。
私はマハルシと出会い、私のグルとして乞い願う日々を送り、そして恩寵を得ました。
まさに、マハルシが話している通りになりました。