徒然なるままに~地球クン

私の永遠のグルであるラマナ・マハルシの対話本について自分なりの解釈で語っています。

第2巻 対話397

2022-05-26 19:30:17 | 日記
眠りは喜んでつくのに死ぬことは恐れるのは何故か、という質問に対して。

マハルシ「眠りを求めたり死を恐れたりすることは、心が活動しているときだけで、眠りの状態や死の状態の中では起こりません。心は「身体を持つ実体が眠りの間も存続し、眠りの後に再び現れる」ということを知っています。それゆえ、眠りに恐れは起こらず、その代わりに身体的存在がなくなることの喜びが求められるのです。一方、心は死が起こった後、再び現れるかどうかに確信がないため、それを恐れるのです。」

こんな体験をしたことがあります。
夢見の状態から眠りの状態に移行している時、ちょうど夢を見ていて夢に気づいている状態から深い眠りに入るまさにその瞬間、自我がそれに気づいて自我がなくなるという恐怖でハッと目覚めたことがありました。起きた瞬間は恐怖心でいっぱいで心臓の鼓動が速くなっていました。この体験はそれまではあまりピンときていなかった「目覚め、夢見、眠り」の状態が何なのか実体験として理解することができました。
また私の今世の課題のひとつとして死(の恐怖)を手放すというのがあるのですが、この体験はそれを手助けしてくれるものでした。

死の恐怖とは自我がなくなることなのです。

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