英語な日々

京都在住の英語講師のと猫と英語と美味しいもののお話。
時々、脳動脈瘤のお話もね。

脳動脈瘤ものがたり(2)日赤にて(上)

2011-05-11 | 病気


大学に戻った息子から、電話があった。


そんなに大きくないから、検査をしながら経過をしばらく見たらどうか、と言われたよ。
けれど、京都なら、シミズ病院で手術をしてもらう、という選択肢もあるらしい。
いずれにせよ、血圧管理をちゃんとしないと、駄目だって。

そうか。
ありがとう。

シミズ病院には何度かお世話になったことがある。
京大系の、大きな外科病院だ。

早速ネットで調べてみた。

動脈瘤の手術には、開頭して、クリップで瘤を止める方法と、鼠径部からカテーテルを入れて、瘤にコイルをいれて固める方法があるらしい。

頭を開けるには、耳の横からぐるりと額にかけてを切って、まず皮膚をはがすらしい。


え?
皮膚をはがす?
なかなか、いいやん?
ついでに、ちょろっと顔の皮膚を引っ張ってもらったら、シワのないきれいなお肌になれるかも!?

あ、でも、もし、以前に、顔を引っ張り上げる糸?を美容整形で入れてたら、皮膚を剥がすときに、糸が切れちゃうよね?
そしたら、顔がでれんと下がっちゃうのかな??

あ~、要らないことしてると、大変よね。

よかった、なんにもしてなくて・・・


・・・と思ったと、友人に話したら、本気で怒られた。

だって、何か楽しいことを考えなくちゃ、おもしろくないしね~。



診察予約日の10日になった。

フィルムを持って、土砂降りの雨の中、第二日赤に向かう。
第二日赤は、京都御所のすぐ近く、とても環境のいい場所にある。

待つこと1時間、診察室に呼ばれた。

う~ん、確かに、あるね、これ、ここに。
ピッて、角みたいにでてるでしょ?
大きさは、3ミリにちょっと欠けるくらいだから、いますぐ手術する必要はないですよ。


ただね・・・

場所がね・・・


この場所の瘤は、クリッピングしやすいんだけれど、どういうわけか、予後が悪くてね。
この間の学会でも、なんで、経過がよくないんだろう、って、先生方と話してたんですよね~。

これが破裂すると、まず、助からないんですよね~

あ、でも、まだ小さいから、大丈夫ですよ、というか、手術で止める、というのは、もう少し大きくなっていないと、できないんですよね。


でも、この大きさでも、破裂することも、間々あるんですよね~。


大丈夫なのか、大丈夫じゃないのか、どっちやねんっ!!? www



            ー 続く ー

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