英語な日々

京都在住の英語講師のと猫と英語と美味しいもののお話。
時々、脳動脈瘤のお話もね。

心の外側と内側

2017-03-19 | 日記
朝目覚めて、ぼんやりと、3年前、栗吉が出奔した時、栗吉を見つけるために決定的なアドバイスをくださった、ローズマリーさんのブログ、こはる日和.を眺めていた。


あれ?
栗吉、なんでお前が九州で捕まってるの
!!?




いや、これは、栗吉ではない。
けれど、瓜二つじゃないの!
この、九州の子にも、幸せが訪れますように。





午後になって、「羊をめぐる冒険(下)」を読んでいた。

こんな文章が現れる。
「地獄だよ。羊は思念だけを残していくんだ。しかし羊なしにはその思念を放出することはできない。」

ここで、姑のことが頭に浮かんだ。

姑は、少し前には、「言わなくちゃならないことがあるのに、言葉がどんどん逃げていく。どうしたらいいの!!」と私の腕を掴んで何度も訴えていた。
今は、一言二言の言葉しか出せず、あとは、苦しげに顔を歪めて、ポロポロと涙を流しつづける。
思念が頭の中をぐるぐる回っているのに、それを言葉にして外に出せないんだろうか。
それとも、これは「姑の外側で流れている涙」で、心の中では、もう思念は回っていないのだろうか。

姑の心の外側と、内側。
表面上の姑は泣いているけれど、本当の姑の心は、もう何も患うこともなく、悲しみなど感じていないのだったらいいのだけれど。

考えても前に進まない。
私たちは、淡々とお世話をする。
世間話をしながら、突っ込んだり笑ったり。
それでいいかな。















コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする