チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
+昭和50年代~現在のお話も・・・

自 立

2008年08月22日 | チエの玉手箱
 あの頃のチエちゃんは、とにかく親許から離れたい、家を出て自由なひとり暮らしがしたい、そう思っていたようです。
ですから、ひとり暮らしができるなら、進学でも、就職でもよかったわけです。
このような親許を離れたい願望は、人間の成長過程の自立の現れだそうで、チエちゃんは、ごく普通の成長を遂げていたと言えるのでしょう。

 そして、チエちゃんは就職して、思惑どおりひとり暮らしを始めることになったのでした。
それから、こんな風に思い直したのでした。
働けばお金が入ってくる、そしたら、欲しかった物が、何でも手に入る。

 でも、親の気持ちはどうだったのでしょう。
未成年の女の子の独り住まいを心配していたことでしょう。私には、娘がいないので、その気持ちは分かりませんが。

18歳で、親許を離れたチエちゃんは、そのまま生家に戻ることはありませんでした。(現在のところ)

そういえば、おじいちゃんも20歳の時、大志を抱き、南の島へ骨を埋める覚悟で、海を渡ったんだっけ・・・

 今回のタイトルを「自立」としましたが、本当の自立には程遠いわけで、とにかくこうして、また一段、大人への階段を登ったチエちゃんでした。


最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
そうか・・・。 (ラブっち)
2008-08-23 00:23:35
チエちゃんは、就職と共に、一人暮らしをしたんだ・・・。
私がしたかったことをしたんだね。
良かったね!

私は、進学も出来ず、就職したけど、念願の一人暮らしも出来ず、結婚まで家に留まり、
少々窮屈な思いをしてました。

結婚で自立した感じです・・・。(爆)
返信する
一人暮らし (谷やん)
2008-08-24 00:41:59
楽しみにしていた一人暮らし・・・
でも、生活を始めて見ると・・・
結構めんどくさい事に気付くのです。
掃除・洗濯・料理・後片付け・・・
気がつくと、流しが使用後の食器の山・・・
洗濯も山・・・
財布はカラ・・・
梅雨の時期、放置したお釜の中は花盛り・・・
放置しすぎた洗濯物は、洗濯しても黄ばみが消えず・・・
そんな事を繰り返し、一人暮らしの要領を得て・・・
また一段、おとなへの階段を登った谷やんでした。
返信する
> ラブっちさん (チエ)
2008-08-24 19:31:35
やっぱり、誰でも一度はあこがれるんですね。
独り暮らし。
私は、たまたまそうなったんです。
でも、憧れてたようなおしゃれな暮らしは、なかなか出来ませんでした。
返信する
> 谷やん (チエ)
2008-08-24 19:41:42
男性は、そうでしょうね。
洗濯も、炊事も、掃除も、めんどうでしょう。
想像がつきます。
私は、結構ちゃんとやっていましたよ。
あの時が、よい花嫁修業になったんじゃないかな・・・ 
お料理とか、現在よりも、楽しんでいました。
返信する
ラブっちさんと一緒だ (うし)
2008-08-24 21:05:59
うしも、とにかく経済的に親から自立したかったのだけれど、家からは出なかったのです。だって職場が自転車で15分のところにあったから。

結局、一人暮らしを一度もせずに結婚したのでとまどうことばかりでした。相方からいろいろと教えてもらいながらの生活でした。けっこうなせばなるものよ。

しかし、娘の一人暮らしはそれはそれは心配ですよ。もっとも、娘の方も心配で一日に何度もメールよこしてましたね。
返信する
> うしさん (チエ)
2008-08-25 21:16:29
では、うしさんは一度も、生まれた土地を離れたことがないのですね?
それで、私に質問したのですね。
私の場合、離れたと言っても、隣のまたその隣町ぐらいでしたから、なんということはなかったのですが、これで、自由になれたという思いで一杯でした。ホームシックにもなりませんでした。

そして、今、我が子が家を離れてみて、親にとっても、子にとっても自立することは大事だなと思っています。もう、私疲れてしまって、夫の世話だけで十分です。
返信する

コメントを投稿