今日はチエちゃん家の田植えです。
朝から一家総出で、大忙し。
チエちゃんも今年初めて、田植えの手伝いをするので、張切っていました。
田植えには、勇作おじさん(由美ちゃん、洋子ちゃんのお父さん)と隣組のサダオやんも手伝いに来ることになっています。
これは「結い」と言って、田植えや稲刈りなどの人手が必要な作業の時に、隣組(1つの集落、班のこと)同士、お互いにお手伝いをする助け合い制度のことです。
「結い」は、大抵1日または半日単位となっていて、1日お手伝いをしてもらったら、「結い返し」として1日相手をお手伝いすることがルールでした。
必ずしも同じ作業で返す必要はなく、人手があるときには、次回の稲刈りで返すということもありました。
作業着に長靴を履いて田んぼに行くと、田んぼは代掻きも終わり、植え易いように竹の道具で、線が引いてありました。
当時は、耕運機を持っている人ですらに数軒でしたから、田植え機など持っている家はなく、どこの家でも手植えをしていました。
それでも、耕運機を持っていれば、力の要る田起し作業を機械がやってくれるので、随分と楽になっていたのです。米作りは俗に八十八の手間がかかると言われており、その全てを手作業で行なっていた時代には、それはそれは重労働だったことでしょう。
チエちゃんの家にはまだ耕運機がありませんでしたから、耕運機を持っているサダオやんにその作業をお願いしていたのです。
田んぼでは、大人はもう作業を始めています。
チエちゃんも苗の束を持ち、田んぼの中に入りました。
お母さんから植え方を教わります。
苗を1本取り、浅すぎず、深すぎず植えつけます。
加減の分からないチエちゃんには、これが難しい。
田んぼの中に引かれた線の間に、足を置き、3列ずつ植えていきます。
見様見まねでなんとか数本植えたところで、足を抜いて移動しようとしましたが、田んぼの泥にはまって、なかなか抜けません。
とうとう、長靴は田んぼに残ったまま、チエちゃんの足だけが抜けてしまいました。
そのまんま、田んぼの中に前のめりになりそうになった所を、何とか手を着いてドロンコになることは免れたのでした。
朝から一家総出で、大忙し。
チエちゃんも今年初めて、田植えの手伝いをするので、張切っていました。
田植えには、勇作おじさん(由美ちゃん、洋子ちゃんのお父さん)と隣組のサダオやんも手伝いに来ることになっています。
これは「結い」と言って、田植えや稲刈りなどの人手が必要な作業の時に、隣組(1つの集落、班のこと)同士、お互いにお手伝いをする助け合い制度のことです。
「結い」は、大抵1日または半日単位となっていて、1日お手伝いをしてもらったら、「結い返し」として1日相手をお手伝いすることがルールでした。
必ずしも同じ作業で返す必要はなく、人手があるときには、次回の稲刈りで返すということもありました。
作業着に長靴を履いて田んぼに行くと、田んぼは代掻きも終わり、植え易いように竹の道具で、線が引いてありました。
当時は、耕運機を持っている人ですらに数軒でしたから、田植え機など持っている家はなく、どこの家でも手植えをしていました。
それでも、耕運機を持っていれば、力の要る田起し作業を機械がやってくれるので、随分と楽になっていたのです。米作りは俗に八十八の手間がかかると言われており、その全てを手作業で行なっていた時代には、それはそれは重労働だったことでしょう。
チエちゃんの家にはまだ耕運機がありませんでしたから、耕運機を持っているサダオやんにその作業をお願いしていたのです。
田んぼでは、大人はもう作業を始めています。
チエちゃんも苗の束を持ち、田んぼの中に入りました。
お母さんから植え方を教わります。
苗を1本取り、浅すぎず、深すぎず植えつけます。
加減の分からないチエちゃんには、これが難しい。
田んぼの中に引かれた線の間に、足を置き、3列ずつ植えていきます。
見様見まねでなんとか数本植えたところで、足を抜いて移動しようとしましたが、田んぼの泥にはまって、なかなか抜けません。
とうとう、長靴は田んぼに残ったまま、チエちゃんの足だけが抜けてしまいました。
そのまんま、田んぼの中に前のめりになりそうになった所を、何とか手を着いてドロンコになることは免れたのでした。
でも、いまは各家でそれぞれに持っているので、農道はまるで農機ショーのよう^^;
私たちは稲作をしていないのですが、田植え時期の農機ショーはチョットした楽しみです^^)
また、お伺いします
コメントありがとうございます。
耕運機のお手伝い分は「結い」とは別に代金を支払っていたように思いますが、子供だったので、よく分かりません。
このあと、チエちゃんのお父さんは小型特殊免許を取り、耕運機を買ったんですよ。
単に、どろんこまみれになってみたかっただけかも知れませんけど。(^^;)
でも、泥の感触って気持ちよさそう。
田んぼには水が張られ鏡のように映り稲作の幕開けを感じます。
そして今夜は、何処にこんなに隠れていたのかというぐらいの蛙の合唱が始まりました。
もう一月もすると夏の訪れですね・・・
ところで、チエさんの所では田植えのとき「竹の道具で線を引いていた」とのこと。うちの方は「ゴロ」などと呼ばれる「田植え枠」を転がしていましたよ。先日久しぶりに見た、田植え枠の活躍ぶりをビデオに収めましたから、よかったらご覧ください。
http://tochionews.blog79.fc2.com/blog-entry-120.html
彼女の話を聞いていると、大変そう~~!って、思います。
兼業農家なので、田植え時には、早起き(4時ごろ)して家族総出で準備するとか・・・。
実家の母は、「煮しめ」とか「竹の子と豚肉の煮付け」など、おかずを作って応援しています♪♪♪
秋に美味しいおコメを収穫できるように、まだまだ手は抜けないんですよねぇ~~!!
子供の頃は泥んこ遊び、大好きでしたねえ。
始めの頃は泥の感触も気持ちいいのですが、
田植えって、結構たいへんなんです。
腰を曲げた同じスタイルで、植えていくので腰が痛くなります。
ホントにそうだあ。
田んぼに水が入ったとたんに、ゲロゲロ、ゲコゲコ、うれしそうに鳴き出しますよね。
コメントありがとうございます。
田植え枠、おもしろそうですね。
こちらでは、長い板に割った竹を10本ぐらいつけた道具で、持ち手を持って、筋をつけていきます。名前は分かりませんが、大きな熊手の先が真っすぐな物を想像してください。
特に昔は、たいへんでした。
働き手としても1人前に見られているし、このほかにもご飯の準備、お手伝いをしてくれた人への心配りなど、やらなければならないことがいっぱい。
私はそういう母を見て育ったので、農家にだけはお嫁に行くまいと思ったことでした。
エーさんのお母様、お元気そうで何よりです。