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なんとしても子供たちの命を守っていかなければ…そのために、福島に診療所が必要だったんです

2014-06-11 19:04:39 | 山本太郎

 福島診療所建設委員会呼びかけ人の佐藤幸子です。福島は昨日も今日も雨でした。東京も雨が降っていました。

その中で日本陸上大会が福島市で行われてました。若者たちが雨の中自分の持てる力を発揮して、記録を伸ばすために全国から集まってきています。

それを私たち、福島県民がどう見ているか。私はとても正常心でいることはできません。

 雨の中、放射能の含まれた雨の中若者たちが競技してるんです。震災後こういうことがずっと続けられています。福島にわざわざ若者を呼ぶんです。何のためにやっているんですか?

 福島はもう大丈夫だと、福島県知事が全国の学校を回って、修学旅行で来てくださいといって回っています。

何のためですか。日本の子どもたちの命をどう思っているのか。私にはまったく理解ができません。

こんなことを続けさせていいわけがないんです。私たち福島県民だけじゃなく、日本の皆さんが声を出して、福島原発事故のあともこの状況を訴え続けないといけないと思っています。

 先日「美味しんぼ」のなかで鼻血の問題が大きく取り上げられたとき、福島県は真っ先に抗議の声明を発表しました。

本当にひどい話です。このことによって実際に鼻血を出した人が、逆に声をあげられなくなりました。言えば風評被害につながると責められるからです。

事実を伝えなければならないはずの福島県が、隠すことばかりしているんです。

甲状腺がんの子どもたちが50人と発表されました。それでもいまだに福島県はそれを認めようとしません。

もともと大人になってから見つかるはずのがんだという言い訳をずっとし続けています。ならばどうして今の時点で手術をするのですか? 
30年後にしてください。

10代の若者が手術を受けることがどれほどの負担になるか、一生涯ホルモン剤を飲まなければならないことをわかっているのでしょうか。

こんな福島県・政府のやり方に、わたしたちは声をだし、なんとしても子供たちの命を守っていかなければならないと思っています。

そのために、福島に診療所が必要だったんです。

福島県立医大と真っ向から対決する診療所です。ほんとうにこの会場にお越しの皆さんに支えられて開院した診療所、ようやく甲状腺のがんの検査をし続けている結果が出てきています。

受信した子どもたちが、ここの先生なら安心して話ができる。そういってくださっています。

県の検査でがんの手術を受けたお子さんのお母さんが、先日、報道ステーションで報道されました。

そのなかで医師からなんと言われたか。がんだということをほかの人に話さないほうがいいですよ。

ひどい話です。隠しておけというんです。

どんな公害で、問題でも患者会があるはずです。福島にはそれすらないんです。横のつながりがまったくありません。

一人ひとりのお母さん、子どもたちが日々、もんもんとして生活していることを思うと、わたしは救われない気持ちだと思います。

ぜひこの診療所を支え、ここに集う人たちが少しでも、心のよりどころとしていただけるような診療所にしたいと思います。

今日ここにお集まりの皆さん、これからもご支援お願いします。そして、国に対してずっと言い続けることをここでお約束します。

国鉄闘争全国運動6.8集会(6月8日 東京 文京区シビックホール)


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