コロナウイルスの感染拡大のなか、緊急事態宣言を発し人びとに「自粛」を強制していますが、安倍政権は「自粛」することなくやりたい放題のことをやっています。
沖縄での辺野古の基地建設が継続され、千葉・木更津にはオスプレイを押しつけ、福島では原発・「復興」政策がどんどん進んでいます。
まず国と東電は汚染水の海洋放出を狙っています。説明会強行に各市町村から反対の決議があがっています。
飯舘村などの避難指示区域についても解除しようとしています。しかもいくかの要件を満たせば除染しなくていいということです。まったくのデタラメです。
また原発政策も止まっていません。六ケ所村の再処理工場の安全基準が「適合」となり、東海第二原発の防潮堤工事も本格着工に入っています。
こんななか、小児甲状腺がんは237人に増加し、基準値ごえの山菜の流通など不安はたえません。
「福島安全」を世界にアピールするシナリオを描いていた安倍政権。しかし、東京五輪は延期され、検察庁法案や河合夫妻の汚職問題で今窮地に立っています。コロナ感染の中ですが、自粛してはなりません。創意工夫をこらしながら、声をあげましょう!