LE REGARD D'ALAIN DELON

アラン・ドロンさんの魅力を探ります。

『LE PASSAGE』

2006-08-03 | THE SOUNDTRACKS
Le Passage(1986)サントラ盤LPです。
日本未公開の本作は後年ビデオで発売されますが、
その題名は日本の恥ですのでここではあえて書きません。

音楽を担当したのはJean-Flix Lalanne
という人ですが、その後のキャリアを観てもあまり有名ではない方のようです。

音楽の中身は作曲者自身の演奏と思われるシンセ音楽が全編を占め、
明確なメロディーラインを持たない退屈な情景音楽が延々と鳴り続けます。

ドロン映画でのシンセ音楽と言えば、
『燃えつきた納屋』でのジャン・ミッシェル・ジャールの起用が強く印象に残っていますが、
この作品のそれはオケの演奏やコーラスの重厚な音をシンセで再現したような音作りであり、
それなら生音で聞いたほうがはるかによい、と私などは思ってしまいます。

アルバム最後の曲は、映画のエンドクレジットで流れるボーカル曲
"ON SE RETROUVERA"で、メロディが印象に残る美しいバラード曲です。

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3 Comments

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ちょっと笑っちゃいました (Astay)
2006-08-03 15:15:15
チェイサー様

『LE PASSEGE』の邦題は日本の恥ですか!!!???

確かに・・・

で、内容の方はチェイサー様的には如何なのでしょうか?

私はあのパイレーツシャツ姿から

『黒いチューリップ』を思い出してしまいました

お子ちゃまは可愛かったですよね

返信する
Astay様 (チェイサー)
2006-08-04 00:58:55
笑っていただけましたか?ホント情けない題名ですね。

この作品はもう15年近く前にビデオで一度観たきりです。

DVDも持っていません。

作品のテーマが父と息子の絆を描いているようですが、

かなり中途半端な出来上がりだったように記憶しています。

パイレーツシャツ姿から『黒いチューリップ』を思い出すとはさすがですね。
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デーモン・ワールド (Astay)
2007-07-19 14:12:08
チェイサー様
日本の恥の邦題なので記事を書くのを躊躇ってましたが
ジュリアンさんの勢いに負けて書いてみました
TBさせていただきますね
邦題を宣伝して申し訳ありません(笑)
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