
前回と同じく1998年のSTUDIO誌より
『ハーフ・ア・チャンス』公開に合わせた『ボルサリーノ』の特集記事です。
記事の中身はこれまで紹介されてきたこの作品についてのエピソードを
要約してまとめたものといった印象です。
ただここに掲載されている写真はどれも貴重で珍しいものばかりです。
『ハーフ・ア・チャンス』公開に合わせた『ボルサリーノ』の特集記事です。
記事の中身はこれまで紹介されてきたこの作品についてのエピソードを
要約してまとめたものといった印象です。
ただここに掲載されている写真はどれも貴重で珍しいものばかりです。
ボルサリーノでは、ドロンさんは、もちろんですが、ベルモンドさんも、自分のイメージにぴたりと合った、素晴らしい服を身に付けていたと思います。
ドロンさんがダークでクールなスーツ、
一方のベルモンドは淡い色のやさしい色使いの衣装が前半では使用されています。
映画の後半からは二人ともがダーク系になり、
クライマックスのレストランのシーンでは二人ともが黒のスーツを装っています。
そしてラストのパーティーのシーンでは前半とは全く逆で
ドロンさんが真っ白、ベルモンドが黒となります。
衣装の色合いで二人の主人公たちの運命が表現されているように感じさせてくれます。
ゴールデンタイムにドロン映画を普通に鑑賞できた時代… 懐かしいです
実際の映画ではこのシーンで笑顔はなかったですね。
何かベルモンドがアドリブでジョークでも言ったのではないかと想像させられます。