黒木 華ちゃん主演の「お勢登場」の初日を世田谷パブリックシアター
シアター・トラムにて観劇!
ノンストップ3幕2時間30分・・・・長い?
いえいえ、舞台に魅せられてあっという間の2時間30分。
江戸川乱歩といえば、私の子供の頃の「ぼ・ぼ・僕らは少年探偵団」の
明智小五郎&小林少年&怪人二十面相。そしてドロドロしたミステリー
を思い浮かべます。
そんな江戸川乱歩の短編をつなぎ合わせた作品。そし黒木 華!
とても興味があった舞台を観劇することができました。
大劇場から小劇場まで、演劇界で縦横無尽に活躍する倉持裕の新作
『お勢登場』が、2017年2月、シアタートラムに登場します。
大正~昭和にかけて活躍した文豪・江戸川乱歩の短編世界をモチーフ
とし、8本の短編小説を、1本の演劇作品として再構成します。
モチーフとなるのは、<本格推理もの>より『二銭銅貨』『二癈人』
『D坂の殺人事件』、<怪奇・幻想もの>より『お勢登場』『押絵と旅する男』
『木馬は廻る』『赤い部屋』『一人二役』という、乱歩の魅力あふれる作品です。
俳優のほとんどが複数の役を演じる。妻の不貞に耐える夫を演じていた俳優
が、次の場では浮気者になり、また、とある長屋でマゾヒストだった女優が、別
の下宿屋では純朴な画学生になる、といった具合である。これは、乱歩の描く
人間の不可思議な多面性を強調する試みの一つである。細分化し、さらに
シャッフルした八つの物語は、入れ子構造の複雑な形を取るが、それは舞台
美術を駆使した転換によって、ある程度明快に見せる。
「ある程度」とことわるのは、乱歩の迷宮めいた作品世界を表現するには、
それなりの複雑さは必要だと考えるためである。
お勢・・黒木 華・・魔性の女を綺麗に可愛く優雅に演じていました。
舞台演出はとても不思議!サスペンス・幻想・絵画・ユーモア・謎解き。。
この要素がつまったとても不思議でふんわりと恐ろしい舞台です。
あらすじを書くのはちと難しい。。だけど。この短編を読んでいない人でも
楽しめます。
私はもちろん黒木 華ちゃん中心ですが、この舞台を楽しくさせていたのは、
間違いなく片桐はいり。素晴らしい舞台女優ですよ、彼女は。
そしてもう一人梶原 善・・そうあの東京サンシャインボーイズです。
彼の演技も素晴らしい。。この舞台の要所を担っています。
舞台美術も素晴らしく、三つの舞台が出たり入ったりとスライドしていく。
このスライドが短編のつなぎ合わせの効果を素晴らしく演じています。
今年最初の舞台観劇。。最高の舞台観劇となりました。
蒼井優ちゃんと黒木華ちゃん。。。この二人の舞台を追いかける。。アー忙しい。。
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