ようたんの趣味いっぱい生活

それほど長くない人生をいろいろなことをして生きてみたい。そんな男の日記です。

知床五湖の紅葉をめぐるツアーへ

2020-10-24 | 旅行

世界遺産知床五湖の紅葉をネイチャーガイドとめぐる2泊3日のツアーに10月20日(火)から行って
きました。料金は8万円。GOTO支援金が28,000円で地域共通クーポンが12,000円分出ました。
私が乗ったバスの参加者は18名でしたが、密を避けるためバスはもう1台出て2台となり、もう1台は
19名の参加でした。普通ならバス1台で行くところでしょうね。
座席は夫婦でも1人2席を使用。ただ横並びでした。あまり話しは出来ないようにしたのでしょうが、先週
の北海道ツアーでは夫婦は隣りの座席でした。主催会社の違いにより対応は違ってきています。今回の夫婦
の参加は3組程度でしょうか。料金は1人参加でも同じ料金でした。

羽田空港をちょっと遅めの11時20分発で女満別空港は13時着。最初に北海道の添乗員から地域共通
クーポンを12,000円分もらい受領書にサインしました。今回はバスガイドも同行していましたが、
ツアー会社とは別な会社の所属でした。今夜と明日の行程にはネイチャーガイドも同行予定です。

  

まずは「メルヘンの丘」へ。立っている木はカラマツとのこと。最近まで小豆の収穫をしていたが終わった
ところだそうです。

 

次は原生花園の所を通って「天に続く道」へ。途中にはビート畑があり、収穫後はそこへビートが積み重ね
られてありました。誰かが盗まれないのかと聞いていましたが、砂糖の原料にはなるが、食べても上手くは
ないので誰も盗まないということでした。本土ではサトウキビを使っていますが同じものが出来るとのこと。
天に続く道では確かに道が天に続いているように見えました。北海道は道が真っ直ぐな所が多いですね。

 

ホテルには午後4時頃戻ってきましたが、12月の冬至には3時半頃には日没になるそうです。

 

ホテルの夕食はバイキング形式で、まずは手の消毒をし、手にはビニールの手袋をしてトングや箸で
料理を取りますが、料理毎にトングや箸を使い捨て器に入れる形態でした。これも食べたい、あれも
食べたいということで気が付けば器にどっさり。寿司もやっていたのでこれも後で食べました。

 

夕食後には女性のネイチャーガイドと共に熊や鹿、狐、ふくろうなどを見る「知床ナイトサファリ」へ。
そのような動物がいる所へ行くのかなと思っていたら、バスで道路を走っている時に窓から捜したり、
動物がいそうなポイントをガイドが捜してくれるものでした。ライトを幾つかガイドが持ってきていて、
我々の何人かに交代で持ってもらい道路の両サイドを走るバスの窓から照らして探し、鹿を見つけた時は
バスをゆっくり走らせたりバックしたり止まったりして探し何度か見ることが出来ました。
また夜行性のふくろうがいる所をガイドは知っていてバスを停めて暗い中を探してくれ、ライトを照ら
して見ることが出来ました。遠いのではっきりした姿で見ることは出来ませんでしたがそれでも満足しま
したね。暗いのに良く判るなと感心しました。
他にも鹿の親子もいましたが、もう1台のバスからは熊が鮭を食べているという情報が入ったので急いで
現場へ行ったのですが探すことは出来ませんでした。
またネイチャーガイドからは星空の説明がありましたがたくさんの星を見ることが出来ました。木星や
火星、土星、スバル、天の川などですね。その他たくさんの星の説明もしてくれました。流れ星も見る
ことが出来ましたが、私が流れ星を見たのは初めてです。ナイトサファリは1時間の予定でしたが、約
1時間半行われました。夜9時頃にはなっていました。

2日目の朝食は昨夜と同じバイキング形式で、昨夜もたくさん食べたので今朝は食べられないかなと思った
のですが、気が付けば今朝も器にたくさん入れてしまいました。
朝食後は朝早く入って来た露天風呂へ行き写真を撮ってきました。内風呂には2人が。

  

昨日も晴れでしたが2日目も晴れ。今日はバスで知床五湖に向かいましたが、ホテルを出てしばらく
走ると道路脇にいる鹿を見ることが出来ました。その先の林の中にも今度は雄の鹿を、そしてまた
しばらく走ると前を走るちょっと離れた所をゆっくり走る乗用車のすぐ右側に熊の姿が!つまり熊は
道路の中央を歩いていたのです。乗用車が通り過ぎると今度は熊がこちらのバスの様子をじっと伺って
いる様子で運転手は車を停めました。運転手によると脇を通り過ぎることも出来たのですが、興奮して
後続車に危害を加えるかもしれないとまずいので逃げるのを待ったとのことでした。その内熊は林の
中に消えて行きましたが、バスガイドは滅多にないチャンスとばかり仕事を忘れ1番良い席からスマホ
で写真を撮ってしまいましたと告白。

 

  

知床五湖ではネイチャーガイドの説明を聞きながらのミニハイキングでしたが、耳にワイヤレスイヤホンを
付けガイドの説明を聞きながら歩きました。5つの湖を五湖から逆に一湖まで歩きましたが、1番景色が
良かったのは四湖でしょうか。ガイドからはいろいろ説明を受けましたが、普通に歩いていたら判らない
熊の足跡を見つけてくれたり、きつねの糞とか熊の木への爪痕、鹿が木を食べないように巻き付けている
ものなどの説明をしてくれました。熊の足跡は少し踏まれた状態でしたが、我々だけだったら絶対気づかな
かったでしょう・きつねの糞の色は緑色でしたが、緑色なのはキーウイの仲間である「さるなし」を食べて
いるためで、糞の中には黒い種のようなものも見えました。熊が山葡萄の蔦がある木に登るのは山葡萄を
食べるためだそうです。その他にも植物のことや倒木のこと、山の名前のことなどたくさん説明してくれ
ました。平坦な所をゆっくりと歩いたので疲れはほとんどなく、約2時間20分ぐらいで戻ってきました。

  

  

  

  

  

  

  

  

 

昼食後は羅臼岳のある知床峠へ。北方四島の国後島が遠くに見えました。

  

次はネイチャーガイド同行で「フレペの滝」へのミニハイキングですが、ここでオプションの知床半島を
巡るクルーズ船に乗るグループと二手に分かれました。私はハイキングの方です。ハイキングにいざ出発
ということでハイキングの道に入ろうとしたら入口に鹿が出てきました。我々を見ても特に驚いた様子も
なく、辺りを見回したり水たまりの水を飲んだりして動きません。仕方なく少し脇に逸れて歩きましたが、
近くでじっくり鹿を見られたのはラッキーでした。

  

滝への途中には山葡萄や柏の木などがありましたが、柏の木は風に強く強風の吹く所ではあまり木が育た
ないけど柏の木は残るそうです。開けた所では全ての山々が連なって見渡せることが出来ました。

  

フレペの滝の水はチョロチョロで豪快な流れではありませんでした。滝の所は固い土が隆起した所で、
その上の柔らかい岩の間から水が流れ落ちているのは、水が固い土にしみ込まないからとのこと。滝を
見ていたら海の方から船の音が。走るクルーズ船が見えましたが、多分我々のグループの人達も乗って
いたことでしょう。

 

  

 

出発地点に戻りクルーズ船の人達を待ってからオホーツク海を一望出来る「夕陽台」へ。時間は午後4時
頃で、まだ地平線までは太陽が到達していませんでした。

 

3日目の天気は曇りでしたが、昼頃には晴れてきました。まずは「オシンコシンの滝」へ行きましたが、
道路の側にあり日本の滝100選になっているとのことでした。

  

次は網走の天都山展望台へ行きましたが、オプションで博物館網走監獄プランに行く人の2つに分かれ
ました。博物館の方は3人いましたが、後で聞いてみると広い敷地内を歩くプランで、広いため時間が
足りなかったと言っていました。私は展望台の方ですが、網走刑務所や網走の町が一望出来ましたね。
ここには流氷ソフトクリームがあり、食べてみましたがとても美味しくお勧めです。

  

最後はイクラかにめしの昼食を食べた後買い物しましたが、塩鮭やいかの一夜干し、いくら、ホッケなど
の海産物を買ってきました。地域共通クーポンを全て使いました。

帰りの飛行機は予定より約30分遅れて昼過ぎ出発し、午後4時頃には羽田空港へ到着しました。

今回は3日間とも天気が良かったし、風もそれ程なく、寒さも寒いとあまり感じないちょうど良い気候
で、ホテルの部屋や料理にも満足しました。それに普通は添乗員だけが同行するのが多いけど、今回は
バスガイドとネイチャーガイドも同行し、しかもそれぞれ饒舌で判りやすく、今までのツアーの中で1番
良かったツアーではないかと思いました。ただマスクがなければもっと良かったのですが…。

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