ペンシルハウス物語~東京日和~

-gozar de tokyo-きまま そのまま なすがまま 

男女7人夏物語

2007-09-26 | 暮 Life
借りに行ったお目当てのDVDがなく、
でも手ぶらで帰るのも何か腑に落ちない。

アメリカのテレビドラマシリーズは
長すぎて途中で飽きるぞと

「24」のセカンドシーズン2話で
まんまと挫折した事を思い出す。

フラリフラリと店内を徘徊し、
ふと日本のテレビドラマの棚の前で目に入ったのは

男女7人夏物語」全4巻(10話+特番)

「おっー懐かしい!!」とレンタルした。

オンエアーは今から21年前の1986年。
懐かしいというより、こんなに時代が変わるのかとのけぞる。

再放送も何度かやっていたというのもあるが
細かいセリフや流れるシーンをほとんど覚えていた事に

やはり中学生の感受性ってばスバラシ。
スポンジの様な吸収性だと自分の記憶ながら驚く。


桃子と良介が橋を挟んで住んでいたのは
人形町だったのか!という事や、

千秋は27歳だったのに、あんな落ち着いた風貌で
金のディラーだったのか!という新たな発見。


公衆電話からのシーンや自宅にかける電話のシーンは
R35世代あたりを境に

確実にジェネレーションギャップになるのは必死。

好きな人の家にかけて、
留守電の声だけ聞いて切る。。。という

一歩間違えばストーカーになりかねない
せつない?!想いなんぞ、
今の若人には理解出来ないだろう。あぁ可哀相に。

タバコを吸うシーンも、バンバン出てくる。
歩きながら、食べながら、仕事しながら、スパスパ。

20年で会社も街も禁煙になるなんて。
タバコは好きじゃないのでこれは大歓迎。


パソコンもインターネットも携帯もない時代。

なくても、ないからこそあんなに
密な人間ドラマだったのかも。

1話を見始めたら、もうノンストップで

♪街で~噂のぉ~辛口セクシィギャルッ♪と歌いつつ
一人1986年世界へどっぷり浸かる。

アラレちゃん風のメガネも
相手を突き飛ばしそうな肩パットも

妙に太い眉毛も、
何だか愛すべきものに見えてくる。

ただ一つ「?」というのが

桃子と良介の住んでいる広さのマンションで
洗濯機置き場が無い訳がない!

あの広さに住んで
コインラインドリー通いはないだろう。

なんて事も考えてしまうなんて
ワタシ大人になったじゃないと勝手な感想。

でも男女7人は、まだバブル前のドラマ。

よし次はバブリーなW浅野の
「抱きしめたい」でいこう!