手編みの帽子

妻がアクリル毛糸でタワシを編んでいました。
洗剤なしでも食器の油汚れが落ちるというシロモノです。
「これくらにならアンタでも編めるよ」
この発言にムキになり、
「オレならそれを帽子にするな」
と言ってしまいました。
引くに引けなくなりました。
アクリルではアレなんで、麻糸を買ってきて編んだのが、この帽子です。
へへ～ん、どんなもんだい
でもこれ、どこへかぶって行こうか・・・

わが家の環境問題

わが家で洗濯物がいちばん早く乾く場所が、ここ、風呂の前です。
なぜか、南に面したベランダに干すよりも早く乾きます。不思議です。
そこで、先日、家じゅうの温度と湿度を調べてみました。そしたら、最も温度が高く湿度が低いのが、ここ、風呂の前でした。ベランダよりも高温低湿でした。
実際、Tシャツを何枚も洗って風呂の前とベランダに分けて干すと、風呂の前に干した方がすっかり乾いたとき、ベランダのTシャツは、まだ湿っていました。
わが家の環境問題に、合理的な答えは見つかりません。でも、梅雨時には有難い現象です。

方向音痴

ユニー長良店がオープンて何年になりますか。
近年ようやく把握したことがあります。
それは、エスカレーターの下りは、上りとは逆方向の場所に降り立つということです。
薄々感じてはいましたが、明確に理解したのは最近です。
気がつけば当然のことですし、べつにユニー長良店に限った事例ではないというのも解かります。
そういうわけで、僕は、方向音痴です。と、言うか、ただのアホかもしれません。
ウケ狙いで言ってると思われるかもしれませんが、これは実話です。

そんな僕ですが、時間の制約がなければ、道に迷うのは嫌いじゃありません。
流離いドライブも、たまにやります。
家に帰ってから、どこをどう走ったのか、地図を広げて復習します。
自分が何をしていたのか解かった瞬間の喜びは、方向感覚の良い人には理解しにくいかもしれません。すごく難しいパズルを解いたときの快感と同じです。

※添付した絵は話題とは直接の関係はありません。西柳ヶ瀬の路地に、チェリオの自販機を置いてみました。画面左下に重量が欲しかったので、単体で描いた裸婦をPhotoshopでコラージュしました。

お絵かき２ 〈古い町並み〉

昭和ノスタルジーと言ってしまえば、それだけのことかもしれません。
この絵の町は、どこにもありません。
いろんな場所から素材を集めて構成しました。
架空の町並みです。

古い町並みに惹かれるのは郷愁だけではないような気がします。
思うに、それは、サイズです。
住宅、商店、橋、道路・・・
昭和は、今と比べると、何もかも、ひと回り小さかったように思います。

今は何でもデカくなりました。建物も、道路も、ショッピングモールも、拡張し大型化しています。
テレビや冷蔵庫も大きくなりましたね！ それとクルマです。今の軽自動車って、もしかすると昔のカローラ、サニーより大きいんじゃないかな。とにかく何でもどんどん大きくなっている。

裏通りに足を踏み入れて、思いがけず古い町並みに身を置いたとき、不思議な感覚に包まれます。異空間に迷い込んだようなワクワクする楽しさの正体は、１つには縮尺の違いではないかと思いつきました。ジオラマや、のぞきからくりの面白さに似ている気がします。