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雑木帖

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耐震偽造ビル問題でも見せる「憲法20条などなんのその」──公明党=創価学会

2005-12-09 23:04:17 | 政治と宗教



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 これは創価学会の機関紙「聖教新聞」に載った記事と一字一句同じだという11月25日付「公明新聞」の記事(Web版)。
 「週刊新潮」2005.12.15号の『「姉歯ファミリーは学会員」だから?「公明党」の及び腰』という記事の中で、
 …主役が学会員だったせいか、事件に対する公明党の動きがなんだかヘンなのだ。
 事件への公明党の動きは急だった。他党に先がけて対策本部を設け、いち早く問題のマンションを視察したり、事あるごとに住民支援の姿勢をアピールするなど、必死なのだ。が、
「その姿勢を示すために11月25日付けの公明新聞が1面トップで議員視察の模様を報じたのですが、これが同日付の聖教新聞の記事と一字一句同じものだったんです。おまけに使った写真も全く同じ。政党の機関紙が、一宗教団体の機関紙と同一の記事を載せるなんて、“政教一致”を自ら露呈したようなもの。同党の山口那津男参院議員が小嶋を国交省幹部に紹介したことも明らかになっており、公明党は不思議なくらいに焦っていますね」(社会部デスク)
 と書かれているのものだ。
 憲法20条などなんのそのという感じだ。大新聞もテレビも政教一致問題でとりあげることはないと見越してもいるのだろう。
「盗聴については誰でもやっていること。警察も昔やったことを謝ればいいだけのことです。もともと創価学会には仏法の下に国法があり、その下に普通法(世間法)があるという教えがある。国法とは日本国憲法のことで、普通法は刑法や民法という解釈になります。したがって仏法の下では憲法や普通法を変えることは有り得ることです」
 これは盗聴法の時に創価学会の幹部が言った言葉である。
 オウム真理教の「ヴァジラヤーナ」(聖なる目的のためであれば殺人も許されるというような教理)を思い浮かばせる台詞だが、オウムには元統一教会信者と共に元創価学会員も大量にいたというのだから(「元」ではなく、「現」の工作員のような者もかなり居たという話)偶然ということではないのだろう。
 ともあれ、憲法など立法府にいる公明党や創価学会にとって、所詮どうでもいいようなものなのだ。
 ちなみに、「きっこの日記」の『政・官・民の三位一体』によれば、耐震偽造ビルは内河健氏によって台湾や中国など世界中に”輸出”されており、問題は海外でも燎原の火のように燃え広がりそうだということである。

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公明党 www.komei.or.jp デイリーニュース
http://www.komei.or.jp/news/daily/2005/1125_02.html

耐震偽造問題 公明「対策本部」が緊急調査
公明新聞:2005年11月25日付

不安除去、再発防止に全力
早期建替えや費用補償など住民から要望聞く
東京・墨田区



マンション内で住民から要望を聞く党耐震構造設計偽造問題対策本部のメンバーら

 千葉県市川市の姉歯建築設計事務所による耐震強度偽造問題を受け、公明党の耐震構造設計偽造問題対策本部(本部長=太田昭宏幹事長代行)と国土交通部会(部会長=斉藤鉄夫衆院議員)は24日午後、東京・墨田区のマンション「グランドステージ東向島」(11階建て、36戸)を緊急調査し、国交省、都、区の担当者から説明を聞くとともに、同マンションの住民らから要望を受けた。

 これには太田本部長、斉藤部会長(同対策本部事務局長)のほか、富田茂之、大口善徳、高木陽介、伊藤渉の各衆院議員、魚住裕一郎参院議員、都議、県議、区議、市議が参加した。

 国交省によると、同マンションの耐震強度は基準値「1.0」に対し、「0.31」で、震度5強程度の地震で倒壊する恐れがあるという。

 視察の冒頭あいさつで太田本部長は、「住民の皆さんの不安への対応と再発防止に全力を挙げたい」と強調し、地方議員とも緊密に連携を取ってキメ細かく対応する考えを示した。

 住民は「今すぐにでも(マンションから)出ていきたいが、どこまで補償されるか分からない状態では、(出るのが)怖い」と心境を語り、退去費用の補償を要望。またマンションの今後の対応について、耐震補強工事では住民の不安をぬぐえないことを説明し、早期建て替えを強く求めるとともに、「国でマンションの解体期限を示してほしい」と訴えた。このほか、居住者へのアンケート調査の実施や、周辺住民への十分な説明なども求めた。

 太田本部長らは、一つひとつの要望にうなずきながら「党として早急に対応する」と約束した。

 一方、自民、公明の与党両党は同日、武部勤自民党幹事長を本部長、冬柴鉄三公明党幹事長を本部長代理とする与党対策本部を設置した。

 なお、公明党の対策本部は同日午前の中央幹事会で設置が了承され、視察に先立ち衆院第1議員会館で初会合を開いた。対策本部のメンバーは次の通り。



▽本部長=太田昭宏

▽副本部長=富田茂之、大口善徳、高木陽介、山本香苗

▽事務局長=斉藤鉄夫

▽本部員=伊藤渉、友利春久、長橋桂一、服部圭介、小林貴美子、村上悌介、塚定良治、上林謙二郎
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