闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

昇級・昇段審査

2008年02月04日 | 道場日記

 雪の中、黄帯、緑帯、茶帯の方の昇級審査が行われました。さすが黄帯以上となると審査も難しく、大人も子供もすごい緊張感の中頑張っていました。
 どの方にもそれぞれ事情や困難な状況があったり、楽にその日を迎えている人はなくその頑張りは清清しいものです。難しい課題に小さな子供から壮年の方まで必死になって立ち向かっている姿に毎回感動させられます。「がんばらないとなぁ」と必ず思えます。そして自分がその帯を受けさせていただくときには、必ず見ていた以上に大変なんだなぁと思い知り、大変なら大変なだけ心の底から先人達を尊敬します。皆さんも間があいたり、どんなに時間がかかってもあきらめずに頑張って欲しいです。審査受審の皆様本当にお疲れ様でした。

 

 今回の昇段審査は保本先生が弐段を受けられる審査でもありました。本当は沢山の方にその姿を観て欲しかったのですが、いつも凄いプレッシャーの中で過ごされているので勝手に告知することもできずにいました。最初の基本から最後まで全て全開。型や移動も20人組手もそれは素晴らしかったです。先日の鏡開きのときに師範から勤続10年のお祝いを受けていらっしゃいましたが、道場を出させていただく事となり、私が木元道場にお世話になり始めた頃、保本先生は怪我で試合に出ることが出来ない時期でした。そうした時期も乗り越え、沢山の経験とたゆまぬ努力を重ねられ立派な本部指導員としての今があるのではないでしょうか。

 

 初段の昇段審査は5名の方が挑戦されました。皆さんそれぞれに審査を受けられるまでの窺い知ることの出来ない困難や努力を思うと熱いものがこみ上げてきました。5名の方それぞれに感動や勇気をいただきました。
 せんせーは自分が初段を受審させていただいた時の思い出が深く胸に焼き付いているそうです。尊敬する黒帯の先輩方に立っていられないほどボコボコにしていただいたそうです。そしてその強さに触れ「もっともっと強くなりたい」と思ったそうです。
 辰一さんが昨年の昇段審査のブログのコメントに「いつの日か黒帯にチャレンジし吉岡先生に本当にボコボコにされたいと思います。押忍!」と書いてくれています。望みはかなったかな?お仕事やご家族にも負担がかかり大変な一年だったかもしれません。ご協力いただいたご家族の皆さんありがとうございました。ユウキも素敵なコメントありがとね♪
 師範はじめ木元道場の沢山の強い黒帯の先輩に迎えられ、昇段審査を受けられて本当によかったですね。本当にお疲れ様でした。

 

 師範ならびに審査にご協力いただきました黒帯の諸先輩方、指導員、事務局の皆様、ありがとうございました。応援に駆けつけていただきました皆様、遠くで健闘を祈っていて下さった皆様、ご理解・ご協力いただきましたご父兄の皆様、本当にありがとうございました。押忍


 

 

 

 

 


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5 コメント

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痛み (じむちょー)
2008-02-12 21:38:38
 コビゾーさん、くれぐれも無理をなさいませんように。空手は痛みをさけては通れないものかもしれませんが、決して自分を痛みつける為にあるものではありませんから。審査の様子は途中からでしたが、怪我にも負けず立派な姿でした。T先輩と練習されていたという胴回しを繰り出したのにはびっくりしました。念願の緑帯楽しみですね♪
 日曜の午後の稽古でちょうど先生が『回復』の話をしていましたが、いつもいつも痛めてばかりでは、心や身体も強くなれず、怪我のもとにもなりかねないと言っていました。その日の稽古は試合組さんの頑張りとそれ以外の方の踏ん張りのぶつかり合う、熱く、清々しい稽古でした。道場は審査や試合を目前に控えた方だけの場所ではありません。粛々と自分の目標を見据えて頑張っている方の場所でもあります。ときにはガンガン、ときにはコツコツ、頑張っていきましょう!
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中間報告いたします。 (湘南コビゾー)
2008-02-10 22:35:47
押忍、コビゾーです。この文面が不適切であればご削除
して頂いても結構です。家族にはこれ以上心配させたく
ないので自分の事情は一切話しておりませんが、いつも
心配して下さる先生やじむちょー、先輩方には自分の今
の状況をきちんとご報告させて頂きます。20数年以上
前のバイク事故とその後の不適切な治療と事故時の数時
間に及ぶ放置(3時間以上)の為神経、骨盤の圧迫骨折
及び変形、極度の外的損傷により変形性股関節形成不全ではないかと言われました。説明が難しくて自分にもよく分かりませんでしたが毎日襲ってくる激痛を伴う痛みや痺れを考えるとあまりいい具合ではないのかと正直落ち込む日が続いていました。手術をしても治るかどうかはその人によってまちまちでまして手術後のリハビリで1年以上もまともな生活が出来なくなるかもと・・仕事も休む事になってしまいますがそれは家族を支えている柱が無くなると同じ事になってしまうので絶対避けたい事であります。そして何より必死の思いでやっと復帰した空手がまた手術によって出来なくなる事は自分にとって何よりも耐えがたいものです。考えに考え出した結果
、自分の答えは手術を受けずこのまま毎日の傷の痛みを
軽減させいつまでも続けていく決心をしました。内臓に
負担や副作用がでるステロイド系、他の治療薬は服用を
必要な時以外は避けてあくまでも自然に近い形での治療
と療養で気長にやっていくつもりです。気の遠くなる程
時間はかかると言われましたが自分にとっては空手や仕
事が出来なくなる苦しさと比べたらまだ耐える事ができ
ます、いつも何かとご心配をかけてしまう吉岡先生や
じむちょー、T先輩これは自分の為に出した本当の答
えです。ご理解下さい、そしてこれからも何かとご迷
惑をおかけしてしまうかもしれませんがこれからも宜
しくお願いいたします。すぐにでも稽古したいのです
が今週は仕事も休み、家と治療の往復です。家族は
またジジイが張り切って腰でも痛めたかと呆れてい
ます(笑)来週くらいから焦らず稽古にでるつもり
でおります。帯楽しみで夜も眠れません!
長文になってしまい失礼いたしました、押忍
返信する
吉岡先生、ゆりこさんへ (勇希)
2008-02-06 23:31:21


父が無事、昇段審査に

受かりました。

これは、父の努力と

先生方のおかげです。

自分も父に負けぬよう

頑張りますので

よろしくお願いします。

押忍
返信する
勇希へ (じむちょー)
2008-02-05 20:12:45
 お父さん本当にかっこよかったね。木曜日にユウキがバックを蹴っている後姿に、まるで自分が昇段審査を受けるかのようなどきどき感が伝わってきておもわず「お父さん、どう?緊張してるみたい?」と尋ねると「毎日帰って来て食事をとるとすぐに型を始めます(笑)。」と答えてくれたね。ユウキの心の置き所のない様子にすでにじ~んとしてしまいました。
 「ユウキが戻ってくるまで絶対に待ちます。」お父さんはそう言っていました。お父さんが誰より伝えたかったのはユウキだったんだと思うよ。空手には言葉では伝えられないものが沢山ある。ユウキがお父さんから何を受け取ったのか・・・。空手がそのお手伝いを出来ているのだとしたら本当に嬉しいです。
 昔、ユウキのひざの上にのせて可愛がってもらっていたリクトが、今日のユウキのコメントを読んでポロポロと涙をこぼしていました。 ユウキありがとね。ユウキこれからも宜しくね。押忍
返信する
お疲れ様です (勇希)
2008-02-05 00:20:13


昇級、昇段審査

本当にお疲れさまです。



初めて昇段審査を

見させて頂き本当に

感動しました。

頑張っている先輩方や

自分の父の後ろ姿は

格好良かったです。



父の10人組み手は、

正直見たくありませんでした。道場では、強くて頼れる父がやられる姿は考えたくなかったからです。心の中で、「始まる前に外に出よう。」そう決めていました。だけど、父の番になると、父から「側で見ててくれ」と言われ、そんな頼みを断れる訳もなく側で見守っていました。

ボコボコにされても

顔面をなぐられても

前に進んでいく姿が

とても勇ましく、文庫道場の黒帯の先生や他の先輩方と戦っている時の

父は嬉しそうでした。

怖いはずなのに

胸を張っている父を

見る度泣きそうになるのを耐えるのは本当に大変でした。10人組み手を終えて先生とハグをしている姿を見たときは

さすがに我慢できませんでした。

本当に今回、昇段審査を見に来てよかったと思っています。僕の父は自慢の最強の父親だと

周りのともだちに

自慢したいです。

本当に先生、ゆりこさんありがとうございました。変な文ですいません。



押忍
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