闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

大学受験の事

2020年04月25日 | 仲間たちへ
2020.4.25.SAT.
皆さん、こんにちは。
今日は14回目の投稿です。

「大学受験の事」

当時の「日本體育大学」の試験は2月初旬に3日間に渡って行われるという形をとっていました。。初日は学科で、国語、保険体育、数学(数ⅠBでしたが、文系の私にとって強敵でした。)
、2日目は実技諸々(100m走、立ち幅跳び、ハンドボール投げ、腹筋、バスケットボールのレイアップシュート、バレーボールのオーバーハンドパス)、3日目は実技800m走(400mトラックを2周で、いっぺんに20人づつくらいしか走れないので、1日がかりでした。現在は実技は少ないようですね。)
10月くらいから受験学科の特殊性(数学、保健体育がある)と、予備校の授業が少なくなったのを機に受験勉強を自宅学習中心に切り替えました。勉強法は国語と数学は教科書と教科書ガイドを元に行い、保健体育は項目をノートにまとめながら覚えるというやり方でした。学科の難易度はそれ程高くなかったのかもしれませんが、高校時代苦手だった数学がありましたので大変でした。それぞれの教科で煮詰まると他の教科に移るというやり方で、1日10時間を目標に勉強をしました。夜の8時ごろ始めて朝の6時まで勉強した後、就寝します。午後の2時ごろ起きて、高校に行き、グラウンドを借りて実技種目の練習と柔道部の練習を指導して、家に帰って一休み後また勉強に入るというパターンを続けました。
 「緑は目に優しい」という理由から緑色のボールペンで書いていたのですが、毎日、目に見えてインクが減っていき、使い切って新しいボールペンになる度に「よし!」と気合が入りました。
800m走対策として、陸上部の友人のアドバイスで200mダッシュと100mジョグのインターバルトレーニングを行いました。何本やったか記憶がないのですが、キツ過ぎてグラウンドの隅でゲーゲー吐いたのは覚えています。
 先の見えない不安はありました。でも同時に未来への夢と希望がありました。自分を信じて、毎日を積み重ねていく。空手の稽古と相通じるものがあると思います。自分にとって空手が、道場がそうであったように、皆の夢と希望を叶える場所として、道場を必ず守りたいと改めて強く思っています。

続きます。
押忍。
吉岡智