闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

基礎体力トレ

2010年05月29日 | 道場日記
 今日は一般部にも最後の少年部にも最近の復帰組さんが稽古に来てくれて・・・みんなで基礎体力トレーニング(サーキット)をやりました。昔から基礎体力を一緒にやるとなんだかとても絆が深まる気がします。
 
 特に今年高校生になった3人とは・・・昔毎回稽古の最後にみんなでヒーヒー言いながら一緒に基礎体力稽古していたから、でっかくなった皆と久々に稽古ができるならと、今日はちと無理をしちゃいました。(みんなだって久々の稽古できついんだからここは・・・とかなりモチベーションとなっちゃいました。)
 運動音痴の私にとって昔の少年部は、子ども達と向かい合って稽古する、手の抜けないそれはきつい稽古でした。みんなのおかげで今があるといっても過言ではないと思います。

 いつも一緒にいた小学生とは違い中学生になって昔みたいになかなか稽古には来れなくなって、心のどこかでいつも道場がひっかかっていて、罪悪感もあって、やりたいこともやらなきゃならないこともあって、それでも空手を続けてくれているみんなはまさに今も変わらぬ同志(仲間)です。

 体力も身長ももちろん若さもとうにかなわなくなったけれど、大きくなったそんなみんなと稽古ができて今日は本当に嬉しかったです。きっと後輩達もそうだと思う。あまりの変貌ぶりに多少びびってはいたけどね(笑)。

 教えてるセンセーはもっともっと嬉しいと思います。心の中のにこにこが見えるようでした。

 入れ違いになった中上級低学年のお母さん達が、「今日は一般部の方が来ているのですね?」とみんなを見て言っていたそうです。

 そうです。みんなはもう立派な一般部、自覚と自信をもって稽古に来て欲しいと思います。これから空手を本気になって続けていったら、それはかっこいい一般部になるんじゃないかな・・・。 

 中身はあの頃のかわいいまんまのみんなですけど・・・。

 それから・・・最近修学旅行のおみやげに八つ橋を買ってきてくれたみんな、ごちそうさま。
センセーたちは本当に幸せ者だな~と噛み締めておいしくいただいています。
ありがとう。勉強も頑張ってね。

 

 

厳しくされるということ

2010年05月29日 | 道場日記
 道場も審査前でセンセーからかなり厳しく指導されてる審査対象の方がいますが・・・それはそれが言える人だからで、それは帯が上がれば上がるほど、信頼があればあるほどな訳で。

 帯を上げるということは、稽古や意識を含めてそれにこたえようとする気持ちが絶対に必要で、うまいとか下手とかそういうことではなく、自分のできる精一杯をやろうとしているかはセンセーにはお見通しで。

 子どもであろうが、大人であろうが、男性であろうが、女性であろうが、力があろうが、なかろうが、全てを尽くして頑張ることが・・・その帯に合格したときの喜びとその帯を締めていく資格が得られるということだと思います。

 本当はそれは審査の前だけではなくて、日々の稽古をこつこつと積み重ねていくことにあるはずなんだけど・・・子ども達には難しいことではあると思いますが、帯を上げていくうちに段々とわかっていかなければならないことだよね。

 厳しくされるってことは・・・認められてるってことで。認められてるからこそその帯を締めているんだから。

 たとえば黒帯さんとセンセーとの関係や会話を聞いていると・・・本当にすごいなって思います。

 その心の結びつきは美しくかけがえのないもので、家族以外の誰かとそういう絆をもっているのは本当にうらやましいなってずっと思ってきました。

 並大抵ではない道のり。
 だからこそ価値があって。
 だからこそ大切にできる。

 まだまだ先は長いけれど・・・一段一段階段を上るようにしっかりと頑張って行きましょう。

 できないこと(注意されたこと)は恥ずかしいことではない、でもそれをやろうとしないこと(できるようになろうとしないこと)はとっても恥ずべきことだと思います。

 それって空手だけじゃないんじゃないかな・・・。