Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

「一丁入り」と「羅生門」。

2010-04-20 22:53:18 | 日本のロック・ポップス
んで、人間椅子のニッポン音階の取り入れ方がヒジョーに巧みだ、
と書いたんですが、「羅生門」という曲では、アマツサエ、大正琴ですよ。
こんな楽器、使いますかねぇ。メタルっスよ。
ロックなヒトからすると、フツーは、嘲笑の大正・・・、
モトい(若干、上手い)、嘲笑の対象みたいな楽器ですよね。
これを、メタルに取り入れ、しかも、荘厳なモンにしてしまうんだから、
センスのスゴイ人は、やっぱ凄い。

んで、気が付いたんスけど、このメロ。
志ん生の出囃子である「一丁入り」と同じツクリでねぇべか。

要するに、これの冒頭。
  ↓

志ん生 芝浜 01



「羅生門」の試聴は、こっから行ってけろ。
  ↓

羅生門

トライエム

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聞いたか?
したら、分かったべ?
な?かなり同じたべ?

これは、なんか、こう、「日曜日はストレンジャー」のイントロが、
実は、フォートップスだったという事実を発見した時以来のショーゲキですよ。

こんだけ類似してるのに、何故、違って聞こえるのか?

モチロン、和声云々ってぇハナシも、言いたくはなりましょうが、
でも、コレは、そういうハナシだけじゃないと思いますぜ。

音楽における「同じ」とは何か?
これ、スナワチ、音楽とは何か、
に、かなり近い問いだったりしたりしちゃったりして。

ん~、なんか、次回は、音楽に於ける「価値」について、
身も蓋もナイ事を言ったりしちゃったりしそうな気が、
しないでもなかったりしたりしちゃったりして。

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