葡萄舎だより

海峡の街・下関の、葡萄舎の住人・洒人 (しゃじん) が身の周りの些事片々を書き綴ります。
本人は日記のつもりです。

下関市議選

2007年02月06日 09時56分24秒 | 日記 ・ 雑記録
   「季節のつぶやき」 に <立春> を載せています。 こちら です。

2月3日の節分は Club Vendange の87回目の例会。
4日の立春は、結婚記念日で、郷里では三八会の例会。
1月に低迷を続けた家業は、株価並みの乱高下だが、多少活況を呈してきた。
節分前には積雪もあり、気の早い春を思わせる温かさもある。
2月に入って1週間に満たないが、何かと目先が変るのはいい。
暇な時間は、北海道行きの旅程作りに没頭しているから時間が経つのは早い。
あれよあれよというままに2月は終わるから <二月は逃げる> というのか。

4日の日曜は下関市議会議員選挙の投票日でもあった。
今回の選挙は面白かった。
1市4町が合併して、日本でも有数のマンモス議会が出現してしまったのは、
自分の地位の保全に汲々とする議員どもの集まりだからか。
新市になって議員定数が38名になったのだから、相当なサバイバルゲームだ。
その38の議席に60人近い候補者が立ったのには驚いた。
どんな使命感があったのか、市政に何を反映させたいのか知らないが、
市議に打って出ようという面々の厚顔と自惚れは見上げたものだ。
議員になればシメタもので、半端ではない収入がある。 役得もあるかも。
選挙戦での低姿勢を忘れて、これといってたいしたことをしなくても、だ。
戦いすんで日が暮れて、夢破れて落選したた候補者は、
読みが外れて、人の心がアテにならないことを思い知っただろう。
当選者も落選者も、人間的にはそれほどの違いはなかろうが、
当落は、天国と地獄だ。

   (もしかして、市政に対する高邁な精神をお持ちで、
    高潔な人格の方がおいででしたら、失礼な表現をお許しください)

私のところにも <後援会名簿への記入依頼> があった。
名前を書けば済むことだから、候補者が誰であれ記入することにしている。
支援者の顔を立てるためで、記入したって、その候補者に投票はしない。

投票には行った。 <無効> としかカウントされない白紙投票だけど。
私は、選挙権は行使する。
ただ、私の一票を託すに値する候補者が見当たらないだけだ。

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