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トチノキ・1~葉

 ほとんど落葉していたが、高いところでかろうじて残っていた「トチノキ(栃の木)」。葉はホオノキのように一枚一枚がとても大きい。下から見上げることの多いホオノキとトチノキだが、ホオノキが単葉であるのに対してトチノキは、掌状複葉。詳しく説明すると、トチノキの葉は5枚の小葉(小葉と言うにはあまりにも大きいが)が集まって1枚の葉になっている。小葉の付け根が一ヶ所に集まっているのが、おわかりいただけるだろうか。これはたとえばカエデの葉の切れ込みが、どんどん深く裂けていった状態というとわかりやすい。植物学的に言うと、この大きな小葉が5枚と、メタセコイアやラクウショウの小さな葉1枚と同じ単位となる。
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コメント
 
 
 
ふ~む? (drkoontz)
2007-12-13 02:50:05
植物学的分類というのは、難しいものですね。

同じところから葉がでていることを、そういう名称でくくったのか、
それとも、一葉として考える理由が他にあったのか。
な~んて、考えたりしちゃうんですよね。
考えすぎですよね。(^^;
 
 
 
忘れ物 (drkoontz)
2007-12-13 02:52:35
肝心なことを言い忘れました。
拡大してみると、きれいな葉っぱなんですね。
葉脈というんでしょうか?
その筋が揃っていて、色もふくめてとてもきれい。
いままで、気が付いていませんでしたよぉ~。
あはは。
 
 
 
おはようございます (mico)
2007-12-13 07:09:49
散り残ったトチノキの葉が青空に映えて綺麗ですね。
いろいろ勉強になりました。
 
 
 
drkoontz様 (多摩NTの住人)
2007-12-13 22:02:03
コメント有り難うございます。
 “一枚の葉” について、いつか機会があれば、詳しく触れようと思っています。しばらくお待ち下さいね。
 
 
 
mico様 (多摩NTの住人)
2007-12-13 22:05:17
コメント有り難うございます。
高いところにありましたが、何とか撮ることができました。トチノキの葉は大きいですね。
 
 
 
トチの葉も綺麗 (Unknown)
2007-12-14 17:23:55
こんにちは。

先達て、昭和記念公園へ行った時、高い所で、夕日を浴びて耀く葉を見て、撮りました。

太い幹に「トチノキ」と書かれていました。
5枚の葉は小葉なんですね。
 
 
 
チョンボ (ijin7wth2)
2007-12-14 17:25:21
また、しくじりました。
上は私のコメントです。
 
 
 
ijin7wth2様 (多摩NTの住人)
2007-12-14 22:26:10
コメント有り難うございます。
一枚の葉の最低単位に触れている書物があり、実際の葉の付き方に興味を持った次第です。専門家ではないので詳しいことはわかりませんが、少しずつ植物の知識が増えています。
 
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