行方不明になった人を探すために家族が捜索活動に入ったら、その家族が道迷いしてしまったという、近年珍しい二重遭難です。
十和田の山岳遭難:救助の9人、安堵の表情 /青森
毎日JP 2008年6月3日
行方不明になった人については一部で「家出人」という報道があり、実際家族らは行方不明者の車が現地にあることから捜索活動に入ったようです。そちらのほうは、どうなったのでしょうね。
で、上記リンク先の記事では「GPS機能を使って大体の位置を割り出し、再度、十和田署に連絡。悪天候にもかかわらず、捜索開始から約2時間で発見、救助された」となっていますが、携帯のGPS機能って、そんなに大ざっぱなんですか。少なくとも、自力下山できるぐらいの精度はあると思っていました。
昔、テレビの報道で登山者が自慢げに携帯電話のGPS機能を見せびらかしていたのを覚えていますが、ちょっとガッカリです。
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携帯電話のGPS機能は道迷い遭難を防ぐか
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十和田の山岳遭難:救助の9人、安堵の表情 /青森
毎日JP 2008年6月3日
行方不明になった人については一部で「家出人」という報道があり、実際家族らは行方不明者の車が現地にあることから捜索活動に入ったようです。そちらのほうは、どうなったのでしょうね。
で、上記リンク先の記事では「GPS機能を使って大体の位置を割り出し、再度、十和田署に連絡。悪天候にもかかわらず、捜索開始から約2時間で発見、救助された」となっていますが、携帯のGPS機能って、そんなに大ざっぱなんですか。少なくとも、自力下山できるぐらいの精度はあると思っていました。
昔、テレビの報道で登山者が自慢げに携帯電話のGPS機能を見せびらかしていたのを覚えていますが、ちょっとガッカリです。
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私の携帯GPSはただの街ナビのようなものなので 山に入ると本当に曖昧な感じで、山頂と稜線が出るだけです。
昔のカーナビみたいな感じですね。普通に付属の携帯GPSってそんなもんですよ。
先月は登攀中に天候が急変し、そのまま日没、エスケープ藪こぎというときに使いましたが、
幸い300m程先の登山道が表示されて事なきを得ました。
青森の捜索時、要救の携帯GPSが普通のモデルで、要救に登山経験や読図経験がなければ、
捜索に2時間 というのは普通のタイムじゃないでしょうかねぇ?
なーーんとどんぴしゃ。数㍍の誤差もないもより。
問題は現地でどーーか?
>昔のカーナビみたいな感じですね。
ああ、なるほど。それでは現在地が表示されていても、行動のしようがないかもしれませんね。サハラ砂漠で2万5000分の1地図を広げるようなものですな。
まいど様
購入したばかりの秘密兵器ですな。以前にも書きましたけど、通信できない場所だと誤差が大きくなるようです。
道が無く、藪漕ぎするようなところならGPSがあっても気温も低く、天候が悪ければ動かない方が良いでしょう。連絡がとれ救助に向かっているのがこの場合わかっているのですから。
そんな感じですね。
私の場合は自分のいる稜線が表示され、稜線を横切る登山道も表示されたのでラッキーでした。
ま、地図も持ってたのですが、見比べると正確に現在地がわかりました。
地図なし携帯だけで山腹にいると、谷や岩場などは全然表示されないので行動しにくいと思いますね。
ちなみに私はGPSの緯度経度のみかたがわかりません…
他の方のコメントから推測して、この場合、位置の精度が悪いというよりは、GPSのユーザーインターフェースの問題かもしれません。
>ばぎー様
>ちなみに私はGPSの緯度経度のみかたがわかりません…
そういえば緯度経度なんて考えたことがないですね。これからは現在地がわからないけど緯度経度だけで通報してくるなんてケースも出てくるかもしれません。助ける側としても地図だけでなく、長い定規が必要なのかも・・・・
なってますが、この携帯にしてから登った山が金華山と伊吹山だけなんで
自律測位の性能は未知数と前置きした上で....
厳密には携帯で使ってる座標系と国土地理院の測地2000では微妙に違うようですが、
測量してるわけではないので測地2000であるとみなして緯度経度を測り、国土地理院の
サイトにある地形図で測位した場所をクリックして比較すると、どんなに悪くても15m
くらいの誤差になります。通常はビルの谷間でも5m以内の誤差でおさまります。
いい加減にマウスをクリックしてこのくらいの精度は出てますから、使い物に
ならないってことはちょっと想像しにくなあというのが正直な実感です。
もしかしたら、携帯で地図は見たけど地形図持ってないからあまり詳しく分からなかった
とか、そもそも緯度経度をどうやって表示させるか分からなかったとかいった事が
原因で探し当てるのに手間取ったのではないでしょうか?
地形図は持っていたらしいとか、報道によっていろいろなんで、断定できるほどの情報はありませんが、たぶん初歩的なことなんだと思います。
いずれにせよ、捜索のために入山する人が捜索される側になってしまうという事態が、かなりアレな気がします。
GPSがあってもコンパスと印刷地図は必要です。
携帯GPSの登山地図はまだ一部しかサポートされていない
古い地図と座標が異なる。
空の空き具合で座標が飛ぶ。
など理解しないで携帯GPSだけで歩くのは見せびらかし目的でしょう。
詳しいニュースの情報、ありがとうございます。
ようするに、コンパスさえあれば問題なかったのかも、というわけですね。
もっとも、それ以前に素人集団で山を捜索すること自体に無理があると思いますけどね。