もはやGPSは、道迷いを防止するためのギアではなく、華々しい救助活動を演出するためのステキな小道具になってますね。
山岳遭難:13人を無事発見…下山途中、道に迷う 徳島
毎日新聞 2011年10月10日 10時24分
引用
山中で一晩過ごしたが、GPS(全地球測位システム)の端末でおおよその位置は分かっていたため「不安はなかった」と話した。
引用おわり
おおよその位置がわかってるのなら、自分で降りてくればいいのにね、と言いたくなります。このブログにおいて、何度も「GPS持ってるのに道迷いしちゃって警察とか消防とか呼び出し」してるケースを書いていますが、皆さん、GPSの使い道を根本的に間違ってますわ。
初心者の中には登山中に道に迷わないか不安を感じ、高級なGPSを買ったり、あるいはスマホで代用してる人もいるでしょう。でもね、いざ!という時にGPSで現在地を特定すりゃいい、なんて安易に考えていると、痛い目に遭いますよ。このケースからわかるように、登山者の多くは山の中では自由に動けないのです。山を歩いているつもりでしょうけど、本当は、登山道しか歩いていないのですから。
大切なのは、最初から迷わないことです。そして、迷ってもすぐに気づくことです。迷ってからのことを考えるより、迷わない方法をひたすら考えましょう・・・・・。
山岳遭難:13人を無事発見…下山途中、道に迷う 徳島
毎日新聞 2011年10月10日 10時24分
引用
山中で一晩過ごしたが、GPS(全地球測位システム)の端末でおおよその位置は分かっていたため「不安はなかった」と話した。
引用おわり
おおよその位置がわかってるのなら、自分で降りてくればいいのにね、と言いたくなります。このブログにおいて、何度も「GPS持ってるのに道迷いしちゃって警察とか消防とか呼び出し」してるケースを書いていますが、皆さん、GPSの使い道を根本的に間違ってますわ。
初心者の中には登山中に道に迷わないか不安を感じ、高級なGPSを買ったり、あるいはスマホで代用してる人もいるでしょう。でもね、いざ!という時にGPSで現在地を特定すりゃいい、なんて安易に考えていると、痛い目に遭いますよ。このケースからわかるように、登山者の多くは山の中では自由に動けないのです。山を歩いているつもりでしょうけど、本当は、登山道しか歩いていないのですから。
大切なのは、最初から迷わないことです。そして、迷ってもすぐに気づくことです。迷ってからのことを考えるより、迷わない方法をひたすら考えましょう・・・・・。
もしかしたら、尾根や谷をすっ飛ばして GPSで登山道の「近く」にある林道を目指したのかも?
GPSの思わぬ活用法だったのかもしれませんね
ほとんど街着の彼らが 子供たちも含めて無事だったのは良かったですが、30回 三嶺に登ってGPSを持ってるにしてはお粗末すぎますよね
GPSと地図で現在位置及び下山ルートも把握していたとのこと。
そんなならヘッドランプで足元照らしながらでも下山できたんじゃ・・・。
GPSは持っていても、ヘッドランプとかそういった「当たり前の装備」をもっていなかったから、「日が暮れた=行動不能」のなかなって思いました。
それにしても、なんで救助要請を出したのか・・・。どうせ救助隊は夜は行動出来ないんだし、明るくなってから降りてくれば良いんじゃないのというのが疑問です。
防災ヘリも捜索の為出動したそうです。
「景色に見とれて分岐点を見逃して迷った。」のだそうです。
GPSと地図で現在位置及び下山ルートも把握していたとのこと。
ビバーク中もたき火で暖をとっていたそうです。
なんで救助要請を出したのか、理解できません。
>30回 三嶺に登ってGPSを持ってるにしてはお粗末すぎますよね
そーなんですか・・・・・・・
まあ以前にも70回ぐらいとある秋田の山を登ってるという人が大人数連れたまま道に迷って大騒ぎしてましたね。
みいさん様
本人は「不安は無かった」と言ってますけど、本当は不安だったと思うのです。不安だから救助要請するわけで・・・・
追伸:ヘリコプター好きなもんで、みいさんのブログはいつも見てますが、アメブロだとコメントがアレみたいでいつもROMになってることをついでなんで申し上げておきます。
その中に、読図競技がありました。山中に番号の書いたのぼりが立ててあって、その位置を2万五千の地図にかき込んで提出します。その位置が、正しい位置から何m以内か、を競います。
のぼりは登山道からそんなに離れていないので、のぼりを探す競技ではありません。
そこで、驚いたのが一般山岳会からの出場者の読図能力が無いことです。登山道だけ歩いている場合は、いくら20年30年の経験があっても、地図が読めるようになるとは限らないと言うことでしょう。
普通の山岳会ですと、きちんとした読図を習う機会があまり無さそうです。かくいう私も、読図は完全に独学ですね。
「腕と足を怪我して動けない」と携帯で連絡。
これだけならよくあるパターンかも知れませんが、気になって調べてみたら…
この人「ビーチサンダルにジャージー」という服装で「雨具と食料(非常食?)」も持たず、リフトの係員に制止されたのを無視して登山したそうです。
秋の東北の2000m超の山にそんな服装で登るなんて何も考えていないんでしょうけど、そんな「自殺行為」も遭難にカウントされるのは勘弁して欲しい。捜索中の10月2日には初冠雪もしました。
この人地元の人なんですが、山の事を知らなかったんでしょうか?
遺体は5日に発見されて、天候の回復した8日に回収されたそうです。
今はGPSもありますから、本気で読図をやろうと思えば短期間で上達できそうな気がしますね。独学でやってますと、現在地を確認したつもりでもイマイチ自信が無いって感じで、あまり上達した気分になれなかったです。
お父さんです様
その件ですけど、携帯で通報できたのになぜ低体温症で死んだのか、イマイチわからんでした。そんな状態だったんですね。