17 金杯

　京都金杯。
　注目馬はもちろんエアスピネルだが、オッズから見ても単勝複勝を買う場面ではないだろう。今回はマイルでどれくらいの位置から競馬ができてどれくらいの脚を使えるのかというお手並み（足並み？）拝見というレースである。ただそれでも３連系の軸としては最適。
　ブラックムーンは実力的に中心に推したい。全戦で掲示板を外したのが初重賞の富士Ｓだけという堅実な馬だ。が、スタートおよびスタート後の位置取りの力が弱いのが重賞では大きなマイナスになるかもしれない。同じ準ＯＰ勝ちからの参戦では、アストラエンブレムよりは前走のミッキージョイの圧倒的な勝ちっぷりを上に見たいがどうだろうか。
　不当に人気を下げているように思う馬もいて、ダンツプリウス、ムーンクレストあたりは特に怪しい。

　まとめ。エアスピネルには期待しているが、じゃあ2400～の距離を使われてきたところから一転してのマイル戦、ハンデ戦でいきなり確勝かと言われればつけ入る隙はあるはずだと思うのです。エアのヒモ穴、あるいは穴の単勝狙いが馬券的には妙味、かと。

　中山金杯。
　こちらは難解です。何を買っても外れそうなレース。こういうレースがあっさり堅くおさまるかな。