カレーの余韻 ( θ Θ θ ) ノ

2007年8月13日スタート
カレーをメインに、和洋折衷数多の料理の話題を。立食いそば屋さんのカレー、大好きです。

【家カレー】家のカレーライス

2013年07月12日 22時15分23秒 | 自作カレー


今日のような酷暑の日は、カレー以外食べられません。

【南インドカレー】Andhra Kitchen(御徒町)

2013年04月30日 22時19分27秒 | インドカリー


カレー好きのカメラマンさんと上野で待ち合わせして、アメ横へ。
目指すはスパイスの問屋『大津屋』さん。ここで二人してそれぞれ所望するスパイスを購入。
自分はカイエンヌペッパーとカスリメティ、大津屋調合によるカシミールスパイスを、
カメラマン氏は明日からお店が開けるのでは、というほどに多種類・大量のスパイスや乾燥豆をGet。
スパイスの買い物を楽しんだ後は、スパイスを使った料理、すなわちカレーが食べたくなるのがカレー好きの性。
ということで、御徒町を代表するこのお店へとやってきました。
御徒町と言えば、この他に『VEGE HERB SAGA』という、菜食主義者向けの南インド料理の名店があるのですが、
この日は肉々しいカレーが食べたかったので、こちらにしました。

もちろん頼むのはミールスで決まり。
このミールスにはヴェジタリアン・ミールスと、ノンヴェジ・ミールスの2種類があり、もちろん我々は後者をオーダー。
そういえば、数日前にも六本木でミールスを食べたんだっけ。あっちはヴェジタリアン・ミールスでしたが。



で、待つことしばしでやってきたミールス。
これが思いの外豪華な内容でした。
カレーの内訳はマトン、チキン、エビ、サンバル、ラッサム、サブジの6種。主食としてチャパティ、ライス、パパド。
嬉しいことにライスはちゃんとバスマティ米でした。
そして粋なことに、ターリー皿の中ではありますが、これらの料理がバナナリーフに載せられています。
先日、マレーシアのリトルインディアでバナナリーフカレーを食べまくってきたばかりなので、かなりテンションが上がってしまいます。

店員さんが簡単にミールスの食べ方を説明してくれます。「数種類のカレーを混ぜながら食べてください」と。
合点承知。左様にしてイタダキマス。

さすがに名店だけあって、どのカレーも美味しいです。
どれかが突出して美味しい、という訳ではなく、すべて混ぜ合わせることで足し算的に美味しさが積み重なっていくという、計算し尽くされた美味しさ。
塩分なども混ぜ合わせることを考慮してか個々はやや薄め。だからとっても食べやすい。「さすが名店」と言う他ありません。
終始、幸せな気分を感じながら完食することができました。

これで¥1,950。
ディナーでこれだけ美味しいミールスが食べられるのですから、個人的には安いものだと思っています。
店員さんもフレンドリーでお店の雰囲気もいいですしね。
今度はヴェジタリアン・ミールスを食べに再訪したいと思います。



食後は腹ごなしに、不忍池を散歩。

【南インドカレー】Swagat(六本木)

2013年04月24日 23時27分46秒 | インドカリー


仕事で赴いた六本木。
クライアントからの帰り道、「カレーが食べたいな」と思っていたら、偶然目の前にこのお店がありました。
本当は森ビル内にある『フィッシュ』に行こうかと思っていたのですが、いきなり目の前にこんなインド料理屋
の看板が飛び込んできたら入らないわけには行きませんよね(笑)。

15:00近い時間帯だからか、店内は空いています。奥の席で女性が一人で食事をしているくらい。
インド系の女性だったのでもしかしたら店員さんで「まかない飯」の最中なのかも。
そしてオーダーを取りに来た店員さんも同じくインド系の女性。気さくな感じで素敵です。

ランチメニューを見たところ、なんとベジタリアンミールスを発見!
値段も¥1、260とお手頃です。
これは頼むっきゃないでしょう、とうことで興奮気味に「ミ、ミールスください」とオーダーを告げます。



そしてやってきました、愛しきミールス。
プーリが2個と、パパドとライス。ライスはバスマティ米です。
カレーはサンバル、ラッサムと野菜カレー。ヨーグルトはプレーンタイプ。ライタ風に、カレーとともにライスに
かけていただくことにします。

ホクホクと温かいプーリは香ばしくてほんのり甘い。美味し~
サンバルとラッサム、野菜のカレー(サンバルもラッサムも野菜のカレーですが)を少量ずつ、
ヨーグルトなども含めてライスにぶっかけて食べます。
くぅ~っ、美味い!
特に挽き割り豆の香ばしさに富んだサンバルの美味さは感動的。酸味が効いたラッサムやヨーグルトとの
コントラストがいいアクセントとなり、スプーンが止まりません。
そんな訳であっという間の完食。とっても美味しいミールスでした。
食後のデザートは「グラブジャムーン」というインド風ドーナツのシロップ漬け。
これがもんのすっごく甘い。そもそもココナッツ風味のドーナツだけでも結構な甘さなのに、
それに追い打ちをかけるようにガムシロップを生地の隅々にまで行き渡らせているので、
喉を焼くような甘さが襲いかかってきます(笑)。
聞けば「世界でもっとも甘いスイーツ」なんだとか。いやぁ、珍しいスイーツでした。



プラっと入ったお店が思いも寄らぬ名店。こういったことがあるから、カレー屋めぐりは止められません。


【厚木ラーメン】麺や食堂(厚木)

2013年03月14日 01時39分05秒 | 中華・ラーメン


前々から訪れてみたいと思っていたラーメン屋さん。
今回、車でこのお店がある厚木まで行く用事があったので、「チャンス!」とばかりに寄っていくことにしました。
厚木でも一位二位を争う人気店なので、それなりの順番待ちを覚悟していたのですが、
11:30頃の訪店だったので、すんなりと入店することができました。
もっとも、その直後から続々と後続が続き、すぐに満席になってしまいました。

お店は昭和時代の懐古グッズでデコレートされたレトロな空間に仕立て上げられています。
そしてレジ横には駄菓子の販売コーナー。まさかこんな遊び心満点のお店だったとは(笑)。

さて、ラーメンをいただくことにしましょう。
初訪店なので、“(一番人気) おすすめ!”との口上が付された「味玉そば」をオーダー。
相方はこれの塩バージョンである「味玉しおそば」に決定した模様。



待つことしばしでやってきた「味玉そば」。なんという美しいラーメンでしょうか。
食欲に直結する、実に官能的なヴィジュアルじゃないですか。
これほど見た目だけで“そそって”くれるラーメンを見たことがありません。
否が応にもテンションを掻き立てられてしまいますね。
我慢できません。さっそくいただくことにしましょう。



スープは魚粉の香りを効かせた昨今よく口にするテイスト。しかし、それが極端ではなく品の良いレベルに
抑えられており、なおかつ鶏ガラダシとのバランスが絶妙に保たれています。
口に含んだ瞬間に「フワッ」と口中に上品な香りが広がり、「スッ」と胃の腑へと落ちてゆく、奥深くも
上品なスープです。
そして美しいストレートの細麺。しなやかでありつつも、プリプリとしっかりとしたコシがあります。
素晴らしいのは、麺、スープ、さらに言うならばチャーシューや味玉子、メンマ、ネギなど、すべてが
不協和音を発することなく、絶妙に調和していること。どれかの要素一つが突出するというのではなく、
すべてが高いレベルで一つにまとまっており、問答無用の美味しさをバーンと突きつけてくれます。
噂には聞いていましたが、まさかここまで美味しいとは……

ということでアッという間の完食でした。食後の余韻に浸りつつ、サービスで供してくれた
黒烏龍茶を飲む。いや、満足、そして幸せ。
家からは遠いですが、遠路はるばるに食べに行く価値があるラーメン。これからも通わせてもらいますよ。




こちらは相方が頼んだ「味玉しおそば」。今度はこっちを食べてみよう。

【立ち食いそば屋カレー】名代富士そば(JR神田駅前)

2013年03月08日 18時36分05秒 | そば屋・立ち食いそば屋カレー


久々に「富士そば」のカレーライスを食べました。
久々ですが、「これだよ、この味!」といった感慨など湧くべくもなく、
ただひたすらに迅速性と大抵の駅前にある利便性に有り難みを感じつつパクつくカレーです。

と、無下な評価で斬り捨てていますが、実はこのカレーには相当にお世話になっています。
古くはン十年前のシステムエンジニア時代、仕事が立て込んで徹夜が決定すると、
決まって同僚たちと連れ立って恵比寿にあるクライアントのビルそばの店舗で夜食を摂るために利用していました。
同行の仲間がほぼ全員そばかうどんを頼む中、自分だけは常にカレーライス。
連夜訪れるので、店員のおじさんと仲良くなり、そば用の天ぷらトッピングしてもらって、
「かき揚げカレー」や「イカ天カレー」といった珍妙なカレーを作ってもらっていたことを思い出します。
「どうする? 今晩も富士そばる?」が合言葉でした。

現在の仕事に移ってからは、外出や出張の頻度が大幅に増え、移動の合間に駅前の店舗に飛び込み、
パッと食べられるここのカレーライスが実に重宝しています。
さすがに現在ではカレーに天ぷらをトッピングするようなことはしなくなりましたが、
「さすが富士そば」と言うべきか、『カツ丼カレー』なる、
かつての自分の珍妙カレーを超える奇天烈カレーを供していたりします。
いわゆるカツ丼の「アタマ」をライスに載せ、その上にカレーをかけたモノで、結構な人気なんだとか。
自分にはヘビー過ぎるというか、クドすぎて一度だけで十分でしたが。

そんなワケでこの日もクライアントで長い打ち合わせの予定があり、
しかも昼食に割ける時間が限りなくゼロに近いほどわずかなものだったので、
迷うことなく飛び込ませてもらいました。そしていつものカレーライスの食券を購入。
待ち時間1分でありつくことができました。これもいつも通りです。
レトルトテイスト満点で塩っ気を強く感じる味は、
どんなに時を経ても、そしてどの店舗でもまったくブレることがありません。
その頑なさは、ある意味老舗の名店の心意気にも通ずるところがあります(笑)。
これからもこの富士そば、「多忙な日常のありがたき“友”」として、末永く利用させてもらいます。