カレーの余韻 ( θ Θ θ ) ノ

2007年8月13日スタート
カレーをメインに、和洋折衷数多の料理の話題を。立食いそば屋さんのカレー、大好きです。

【カレー専門店】香辛飯屋(茨城県・水戸市)

2012年10月25日 20時34分23秒 | チェーン系・スタンド系カレー
茨城は水戸へと出張。
クライアント訪問は13:00過ぎで、早々と11時台に現地に到着してしまったので、
ランチにカレーを食べて行くことにしました。
水戸市にはいくつかお気に入りのカレー屋さんがあるのですが、今回は開拓の意味も含め、
「未訪のお店に行ってみよう」ということに。
さっそくスマートフォンを使って近辺のカレー屋を検索。
すると、クライアントの近くに『香辛飯屋』があることが判明。
ロードサイド店ということで車も駐車できるし、カレーメニューはバリエーション豊富。
これはいくっきゃないでしょう、ということで決定!




この『香辛飯屋』ですが、以前、つくばのクレオスクエア内のフードコートに入っている店舗を利用したことがあります。
そのときは黒胡椒がピリリと効いた『黒胡椒チキンカレー』を食べ、なかなか美味しかった記憶があります。

さて、こちらでは何を頼みましょう。
ファミレス的な趣きのカレー屋さんだけに、メニューがとにかく豊富。
その豊富さたるや、ここに列挙するのを諦めてしまうくらい(笑)。ゆえ、何を選ぶべきか大いに迷います。
ポークおよびチキンのカツカレーもあれば、フライドチキンカレーもあり、さまざまな種類のシーフードカレーもあり、
ナンで食べるインド風カレー、タイカレー、マレーシア風カレーなんてのもあり、
その他、記憶しきれないほどのカレー、カレー、カレー……。



さんざん逡巡して、最終的にチョイスしたのがこれ。『パエリア風海賊カレー』。
コーヒーゼリーとサラダ付きのスペシャルセットにしてもらいました。
大ぶりなエビ数尾にイカ、ムール貝とたっぷりな魚介類。それがサフランライスの上にブロッコリーやトマトなどの野菜と
共に載せられ、チーズでとじてあります。そこに別ポットのカレーをかけていただくという趣向。
カレーの量は最小限であることから、あくまでも主役はパエリアに、ということのようです。



味ですが、かなり美味しいです。
エビもムール貝もイカもプリプリ。
鉄板のままオーブンでローストしているので、サフランライスに“おこげ”があり、とっても香ばしい。
そこにカレーのスパイス感が加わるのですから、なんとも贅沢な一皿です。
全体的にまとまりがありつつも、パエリアがチーズでとじてあったり、その変則的なパエリアにカレーをかける点など、
「ニヤリ」とする意外性があって、なかなかに意欲的で美味しいカレーだと思います。
一つ残念だったのは、カレーの量があまりにも少ないこと。
あくまでも主役はパエリアなのですから、カレーは控えめであるべきだというのは解るのですが、
やはりカレー好きにとって、カレーの量が少ないというのはツラいものがあります。
個人的には、カレー全体がヒタヒタに浸るほどの量があってもいいんじゃないかと思うのですけどね。

ということで夢中で食べ食べ、あっという間の完食。
値段もリーズナブルで、店内もゆったりとしており、カレーも美味しい。
この香辛飯屋さん、すっかり気に入ってしまいました。
なんといってもメニューのバリエーションが豊富なので、この一皿だけでは到底物足りません。
ということで、再び北関東方面に赴く用事があれば、また、必ず寄ることにします。

【横濱家系】椿家(東海村)

2012年10月23日 23時47分36秒 | 中華・ラーメン
ここのトコロ、なぜかラーメンブームといいますか、ラーメンに対して「喉がお呼び」となる事が多く、
自分でも意外だと感じるほどの頻度でラーメンを食べ歩いています。
もちろん、自分にとってのソウルフードはカレーであり、次点などは存在しません。
それはハッキリしているのですが、急激に気温が冷え込んだり、出張や旅行などで東北地方や信越、北関東
といった、この季節、肌寒さを感じる地方に赴く事が多く、
自然と、「ちょっとラーメンでも食べて行こうか」という流れに行ってしまいがちです。



そんなワケで今回もラーメンネタです。
茨城は東海村へと出張した折、スマートフォンのラーメンアプリで付近のグルメ情報を検索したところ、
評判のいいラーメン屋さんがあったので寄ってみることにしました。

それがこの『横浜らーめん 椿家』さん。
その名が示す通り、“家系”の流れを汲むラーメン屋さんです。
頼んだのは「ラーメン 並盛」(¥600 )。これにチャーシュー(¥300)をトッピングして、計¥900也。
家系ラーメンらしく、黄色味がかった極太のストレート麺に、透明な脂の層が表面を覆うスープ。
そして丼の縁からはみ出す大きな海苔とホウレン草。自然と気合がみなぎってくるルックスですね。
ちなみに麺の硬さ、脂の濃度は訊かれませんでした。



脂の層が表面を漂う、いかにも濃厚そうなスープですが、思ったよりもあっさりとしています。
食べれば食べるほど旨みが折り重なっていくタイプのラーメン。
チャーシューもホロホロと柔らかく、文句なしに美味いです。
客観的に見た場合、《並盛》では、男性にはやや量が少ない気もしますが、個人的にはちょうどいい腹具合。
おかげで中弛みを感じることなく、最後まで美味しくいただくことができました。



ここのところ茨城への出張が続いていますが、先日の『豚真拉麺 一休 本店』に引き続き、美味しいラーメンに巡りあえて満足。
まだまだこの界隈には美味しいお店があるはず。ぜひ、未だ見ぬ名店との出会いを求め、さらなる開拓を進めていきたいですね。

【伽哩飯】 保 昌 (横浜中華街)

2012年10月20日 15時22分58秒 | ラーメン屋・中華料理屋カレー
久々に横浜へとやってきました。
と言っても、遊びではなく仕事の所用で馬車道の某企業へ。
せっかくここまで来たのだからと、帰りに中華街でランチを食べていくことにしました。



真っ先に足が向かったのは、香港路にある広東料理のお店『保昌』。
もちろんお目当ては、ここの「牛バラカレーご飯」。
これがカレー好きの間でちょっとした話題のカレーだったりします。





名前の通り、牛バラがメインの《伽哩飯》です。
というより、具はたっぷりの牛バラ肉とシャキシャキとした玉ネギのみ。
牛バラ肉は、八角など中国料理でよく使われる香辛料が効いた甘めの下味がついています。
これを中国醤油を効かせたカレー餡でまとめてあります。

見た目通りの濃い目の味付けでなかなかに美味。
その味あインド風でも欧風でも和風でもない、紛れも無い中国料理のそれ。
お腹が減っていたこともあり、あっという間に食べきってしまいました(笑)。



この他にも、『同發本館』『牡丹園』、中華街の外れにある『江南』を筆頭に、
この中華街には《伽哩飯》を食べられるお店はいくつもあります。
ぜひ、それらのお店の《伽哩飯》を試し、それぞれのテイストの相違などを探ってみたいですね。

【立ち食いそば屋カレー】万代シティ バスセンター(新潟)

2012年10月10日 19時43分58秒 | そば屋・立ち食いそば屋カレー





先日の新潟旅行を利用して、一昨年に訪れた新潟は「万代シティバスセンタ」ーの中にある立食いそば屋さんへと再び行って来ました。

「万代シティバスセンター」と聞いて、バスではなく、カレーを思い浮かべる人は相当なカレー好きか、地元の人々くらいなものでしょう。
そう、この「万代シティバスセンター」の中にある立食いそば屋さんが供する「カレーライス」が隠れた絶品だったりします。一度食べたら忘れられない、ノスタルジックな味のカレー。東京ではなかなか出会えなくなってしまった、いにしえを感じさせるライスカレーです。



券売機で「カレー(大)」(¥530)の食券を購入。カウンターに渡すと、丸皿に手際よくライスを持って、その上にレモンイエローのカレーをなみなみとかけてくれます。レジの横にはこのバスセンターのレトルトカレー。「あそこのカレーライスは美味しい」という評判に火がつき、ついにレトルト化に至ってしまったようで、ここ最近は、市内のデパートや駅のキヲスクなどでも売られているのを見かけるようになりました。



いつ見ても美しく、食欲をそそるルックスのカレーです。前回は並盛を秒速で平らげてしまい(あまりの美味さに)、「もっと食べたいなぁ……」と激しい後悔の念に駆られたので、今回は大盛りにしてみました(笑)。
味は見た目通りのなつかしい味。スプーンでカレーを掬いパクっと一口。まろやかなコクと昔懐かしいカレー粉の風味が口中に広がります。そして一拍置いてピリリとした刺激。唐辛子系ではなく、胡椒系の刺激です。これが思ったよりも強めに効いており結構なパンチ。この見た目とのギャップがたまりません。過剰な甘味や酸味などとは無縁の実直なカレー。それでいてスパイシーで奥深いクリーミーなコク味がしっかりと感じられる、実に完成度の高いカレーです。これまで食してきたあらゆるカレーの中で、間違いなく三指に入る激ウマカレーです。



思った以上にボリュームがあって、完全に自分の胃袋にはキャパシティオーバーでしたが、カレーの美味しさに助けられてしっかりと完食。米どころだけにライスも美味しく、これだけ極上なカレーが¥500そこそこで食べられることに小さな感動を覚えてしまいました。そう簡単に再訪できる場所ではありませんが、また、新潟を訪れることがあったら、必ず寄らせてもらいます。ごちそうさまでした!




【ラーメン屋さんのカレー】正 広(三条市)

2012年10月08日 00時27分01秒 | ラーメン屋・中華料理屋カレー
昨年のGW以来の新潟旅行で、またまた新潟のご当地カレーを食べてきました。
まず向かったのが、「カレーラーメンの町」燕三条。
ここで一発目のカレーを食らおうという作戦です。

向かったのは『大衆食堂 正広』。
GWに訪問した『はらや』さんと並び称される、カレーラーメンの代名詞的存在のお店です。



訪店したのは開店直後の11:00を少し回ったあたり。もちろん我々が入店第一号。
この数分後にすぐさま3組のお客さんが入ってきました。



選ぶはカレーラーメンではなくカレーライスが主役の「カレーライスとミニラーメンのセット」。
カレーラーメンという名物を差し置いてでも、
カレーライスを食べたい気分が募っていたもので、迷うことなく決めさせていただきました。
重要なのは、「ラーメンとミニカレー」ではなく、「カレーライスとミニラーメン」という点。
あくまでもカレーライスが主役でなければ自分にとっては価値がありません。



とかいいながら、最初に箸を付けたのはラーメン(笑)。
『はらや』同様、シコシコ・モッチリとした力強い麺。そしてあっさり味のスープ。
奇を衒ったところのない、実直な味でなかなか美味いです。



そして主役のカレーライス。
これまた『はらや』同様、古き良きいにしえのルックスのカレーです。
味の方も見た目通りの懐かしい味。優しい味ですが、胡椒系の刺激が強めに効かせてあり、
意外とパンチがあります。『はらや』のカレーライスもそうでしたが、
塩分控えめな点はこの地域のカレーの特徴なのでしょう。
毎日食べても飽きないであろう味。自分の好みど真ん中のとっても美味しいカレーでした。

【博多とんこつ】豚真拉麺 一休本店

2012年10月01日 19時47分29秒 | 中華・ラーメン


茨城は筑波へと出張。

昨晩、テレビで見た『大食い王決定戦』。
その決勝の舞台がかつて訪れたマカオは媽閣廟(マコウミュウ)であり、
決勝メニューが「とんこつ醤油ラーメン」だったことで、
この日は激しく豚エキスと極細麺気分。
そんな訳で客先訪問が終わったら、絶対にとんこつ系のラーメン食うぞ、
と固く誓い、仕事終了後、スマートフォンのラーメンアプリを使って探し当てたとんこつラーメンのお店が
ここ『豚真拉麺 一休』さんです。



頼むは『味玉らーめん』。
博多風とんこつらーめんに味付け半熟卵をトッピングした一杯です。
麺の硬さが指定できるとのことなので、“バリカタ”を。ちなみに替え玉は¥100とリーズナブルです。
淡い乳白色のスープに、きくらげ、豚バラのチャーシュー1枚、ネギ、海苔、そして半分に断ち割られた半熟卵。
とっても美味しそう。
さっそくいただきまーす。



スープは思ったよりもあっさりめ。
“濃厚”という感じではなく、スルスルと飲み干せる塩梅いい濃度です。
特筆すべきは「麺」。
バリカタにしてもらっただけに、ポリポリとした麺の食感が楽しく、そのしだれ柳のような美しい見た目と相まり、
「絶品」だと言い切って差し支えない、とっても美味しい麺。スープとの調和もよくとれています。
半分ほど夢中になってすすり、途中から卓上の辛子高菜やにんにくチップ、すりゴマなどを入れながら味の変化を楽しみます。
そうやって最後まで一気に啜り込み、幸せな気分に包まれながらスープの一滴まで飲み干して完食。
久々に心底から美味しいと思えるラーメンと出会えて大満足。
このお店を真っ先にピックアップしてくれたラーメンアプリに感謝です(笑)