Bliss Bridalのブログへようこそ!型破りハワイ・ウェディングプランナーの独り言。

Wedding Junkieのプランナーが綴る日々のあれこれ。アイデアやエピソード、国際結婚裏話など楽しいお話が満載。

ビンゴの残念賞はSPAM! Fun wedding at The Bayer Estate

2012-02-29 12:24:58 | Weblog
かなり久しぶりにウェディングのご紹介をしたいと思います。ずっと前から写真を選び始めていたのですが2月後半に思いのほか忙しくなり、ウェディングに重ねて夫が1週間近く研修で不在になったりしてばたばたしてしまっていました。忙しいときにいなくなられるのは私たちのように頼れる家族のいない身には本当に困ります。でもあの手この手で何とか乗り越えて今日はもう2月最終日。4年に一回のうるう年の2月29日です。今日ウェディングする人を私は少なくとも1組知っています。4年に1回にしかアニバーサリーが来ないってことね。今日生まれる人は4年に1回のバースデー。生まれてくる日は選べないけどあえてこの日に結婚する人の意図って何なのでしょうね?!私の夫はsmart guyと言っていました・・。

今日ご紹介するカップルは私と長~くお付き合いしていただきました。初めてお問い合わせをいただいたのは確かまだ2009年だったような。。気がします。前すぎてメールの記録が消えてしまっていました。まだまだ私やBliss Bridalなどとごくごく限られた方にしか知られていない時期でしたしベイヤーエステイトなど知る日と知るhiddenな存在でした(I miss those days…)。そのころからのお付き合いの方はextra specialです。大阪在住の国際結婚カップルです♪かなり関西キャラです!

テーマカラーはpurple, blue, light green, ivoryなどマルチカラー。アジサイの色が鮮やかですね。このバラの色味がとても上品で華やぎとフェミニンさを加えていて私は好きです。BrideのJunkoさんは関西人っぽいおもしろさと人情味のあるとても心の温かい女性でした。

ハワイウェディングならではのこんなキュートなサンダルと短い指の出たグローブ。オーダーされたドレスをお直しした際にあまった生地でカスタムで作ってもらったものです。ガーデンウェディングにぴったりです!

このウェディングではいわゆる"ファーストミート”ではなく本当に花嫁入場時まで新郎が花嫁姿を見ないトラディショナルなスタイルを取りました。そこに強くこだわるのはむしろ男性(アメリカ人など西洋人)であることが多いです。一番先に会場に到着されたのはBrideとMaid of Honor他ガールズたち。ゲート前ではしゃいだり写真撮ったりしている間にもう一台のリムジンが入ってきて・・・あれはgroomたちじゃないの?早く隠れないと・・・と中に入っていただきお式前に姿を見られてしまうことを避けられました。

Groomから彼を心から慕う弟さんにレイを贈呈してhug。レセプション中の弟さんのスピーチがとても感動的でした(私が訳しました♪)


カラフルに彩られたセレモニー会場が皆様をお迎えします。椅子からぶら下がっているのはカスタムのプログラムとうちわです。小さなpersonal touchが大きな効果を生み出します。

お母様がベールダウンをされた後にリングピローを持って入場しました。教会ではないガーデンなどでのウェディングであるからこそこのようにゲスト参加型のセレモニーが可能となります。花嫁様をエスコートするのはお父様。そして初めてBride & Groomが対面します。

私はいつも言っていますがセレモニーで何よりも一番大事なのはvows(誓いの言葉)です。それは宗教や国境を越えて共通しているuniversalなものだと思います。ゲストの皆さんの前で生涯をともにする約束を交わし、フラワーシャワーの祝福を浴びて退場します。

緊張と感動のセレモニーが終わったら後はお楽しみのレセプションです!カクテルタイム中に私たちは会場をレセプション用にセッティング換えします。テーブルにはさまざまなこだわりのディテールがあります。ギフトもかわいいですよね!黒白のダマスク模様がスパイスになっています。ケーキの周囲に施されているのはホワイトチョコレートです。

日本からご用意されたウェルカムボードは切り絵で作ってあるものでした。初めて見ました~。素敵な記念になりますね。

これまた初めてなのですがこの時お二人のアイデアでビンゴゲームをやりました!かなり盛り上がっていました。残念賞の賞品はこれぞハワイのSPAM! 重いけど喜ばれるハワイならではの定番おみやげ。LITEが私のお勧めです。


上品ななかに手作りの温かさがあり愛情と笑いいっぱいのウェディングでした。そんな雰囲気がお写真から伝わっているかなと思います。必ずブログでご紹介してくださいと言ってくださったBrideのJunkoさん。ありがとうございます!一緒にプランニングしたウェディングの細かいディテール、大阪で一緒に過ごした時間も含め私には忘れがたき思い出です。

今もきっと二人でボケと突っ込み交わしてるんでしょうね~そんな姿が目に浮かびます。

Congratulations!!!

Photography by Hiko Arasaki

スライドショーは以下リンクよりご覧いただけます
http://www.hikophoto.com/junko_joshua/

Greatest Love Of All ~ 衝撃のWhitney Houstonの悲報

2012-02-14 14:37:44 | Weblog
Happy Valentine’s Day!
今日は1年で一番ロマンチックな日、バレンタインです♪ アメリカではウェディングで一番人気の日なのできっと今日もあちらこちらでウェディングが多いのでしょうね。この時期はバラなどシーズン価格で普段の倍ほどになるのでウェディングのお花代が普段よりかさんでしまうのですけどね。私はウェディングとウェディングに挟まれて今すこし小休止です。バレンタインの今日もきっと私たち夫婦は普通に過ごすことでしょう。でもカードくらい買わないとうちはうるさいのでこれを書いたら買い物に行こうかな。

おとといの日曜日は子供たちがグラミー賞の授賞式をテレビで見たいと日中から楽しみにしていました。そしてその番組の冒頭で知った衝撃のWhitney Houstonの急死。まだ48歳の若さでバスタブで亡くなっているのを見つけられるなんてあまりにも悲しい大スターの最期。結局断ち切れなかった薬へのAddictionが命取りになってしまいました。

私はこれまでコンサートに行ったことが本当に数えるほどしかないのですがそのうちの貴重なひとつが多分93年か94年くらい(映画Bodyguard公開のちょっと後だったと思う)に名古屋で行ったWhitneyのコンサートでした。彼女の生の歌声はCDとほとんど同じですごい才能だな・・と感動したのを覚えています。”I Will Always Love You”も生で聴けた~!

グラミーでは急遽追悼プログラムが組み入れられJennifer Hudsonが”I Will Always Love You”を生でパフォームしました。さすがのパフォーマンスでしたが、でも私はこの曲じゃなくて歌ってほしかった別の曲があったの!それは”Greatest Love Of All”です。これぞ名曲でしょう?!まだまだ純情で最高に輝いていた時代のWhitneyを映像でご覧ください。最後に彼女がhugしているのはお母さんだそうです。美声だけではなく美しいしなやかなボディを持っていてそんなところも憧れでしたね。

http://www.youtube.com/watch?v=IYzlVDlE72w&ob=av2e

薬をやってしまうことのおろかさではなくaddictionの怖さ、addictionによってマインドもボディもコントロールされて全く自分自身を失ってしまう怖さを子供たちにも知ってほしいと思っています。よく私は子供たちと一緒にA&E(こちらのテレビ局)のINTERVENTIONという番組を観ます。さまざまなaddiction(prescription drugs, meth, alcohol, etc.)で転落していく人を家族みんなで救おうとするもの。ハッピーエンディングではないことも多くあってちょっとdepressingなのですが明日はわが身というか人間の精神の脆弱さを思い知らされます。子供たちには絶対に誘惑や好奇心に負けない強さを持っていてほしいと願っています。

Whitney Houstonの葬儀は彼女が5歳のころから通い、クワイヤーで歌っていたニュージャージー州のNewarkの教会で行われます。

Learning to love yourself is the greatest love of all…