Bliss Bridalのブログへようこそ!型破りハワイ・ウェディングプランナーの独り言。

Wedding Junkieのプランナーが綴る日々のあれこれ。アイデアやエピソード、国際結婚裏話など楽しいお話が満載。

Wagga Wagga Meets Fukuoka ~ オーストラリアと福岡のふるさと自慢@ベイヤーエステイト

2014-01-27 23:51:01 | Weblog
今日このウェディングをご紹介できることがうれしくてたまりません。BrideのMikuさんはお写真と映像からにじみ出る人格そのまま、最高に心のひろ~い女性でした。いただいたお手紙はこれまで何通もあるのですが毎回そのやさしさと気配りに感動します。ああこんな素適な女性になりたいな~と思わせる女性です。

そんな素適なMikuさんのハートを射止めたのはオーストラリアのWagga Wagga(という町?!)出身のDamien。二人は香港在住です。まあなんてグローバル!

今日は初めての試みでショートフィルムからご紹介。このハイライトにはウェディング直前の準備段階の映像も含まれています。二人仲良くFavors (fortune cookieでした!)をアセンブリーしている様子が見られます。映像の中ではたくさんのオージーのアクセントの英語も聞かれますよ~。


このアンティークな本は中を開けるとリングピローがかわいく収まっていました!ブライズメイドたちに囲まれてとても楽しそうな笑顔のMikuさん。ファーストミートをモダンホノルルで行いました。


挙式はワイキキのカトリック教会St. Augustine Churchにて神聖に行われました。ステンドグラスがすばらしいワイキキの中心にあるカトリック教会です。

フラワーシャワーの代わりにリボンのワンドをみんなで振って教会から出る二人を迎えます。

神聖で厳かなセレモニーが終わって到着したのはThe Bayer Estate。二人が下見に訪れて一目ぼれされたアンティークな海辺の邸宅です。ちなみにこの下見の後で私と初めてお会いしましたが最初から意気投合♪ ああこの二人のウェディング是非お手伝いしたい!!と心から思いました。

ふるさと自慢でWagga Waggaと福岡のマップをカスタムオーダー。二人のルーツをたくさんの写真と共にディスプレイしました。ゲストの皆さんは目を光らせて昔の懐かしい写真を見ていました。

海辺のガーデンにセッティングされたレセプションをハウスのベランダから見下ろしているMikuさんとこの小さなかわいい女の子。会場はすばらしく彩られていますよ~~。ひとつひとつのエレメントを私とMikuさんと二人三脚で決めましたので形になったのをお見せするその瞬間が好きです。

"I came for the beer!"のショット最高。皆さん本当~~~によくお飲みになりました(笑)。あっぱれです。

テーブルの色のバランスがとても良いですね。テーブルクロスをこの色にしてよかったですね、Mikuさん!ステーショナリーもとてもおしゃれです~。


みんなが楽しく盛り上がっている間に二人だけこっそり(ではありませんでしたが)サンセット撮影。この日の光はよかったねー。最高にロマンチック。ベイヤーエステイトのビーチは潮の干満で広くなったり狭くなったりします(当たり前ですね・・・)。これは干潮の方。


つい数日前にAnniversaryを迎えました。Happy Anniversary!!! 私がさっさと投稿しないので数日遅れてしまってごめんなさい!
どんなアニバーサリーを過ごされたでしょうか。たくさん笑ってたくさん飲んでお祝いされたかな~?おめでとうございます!!

Photography by Beloved Photo Boutique

カウマカピリ教会のお取扱い開始します

2014-01-13 13:47:56 | Weblog
今年よりカウマカピリ教会の挙式が週2日:月曜日と水曜日に予約できるようになりました!挙式可能時刻は午前10時、午後12時、午後2時の3枠となっています。

去年までは日本の手配会社が独占で運営していましたので私たちローカルのコーディネーターが予約させていただくことができませんでした。。。悲しかったです(涙)。カウマカピリ教会はカワイアハオに続いて古いハワイアンの人々のための教会です。その波乱万丈な歴史は教会のウェブサイトに出ています。是非皆さん読んでみてほしいと思います。

2007年10月15日に私にとって2件目のとなる国際結婚のウェディングをコーディネートさせていただいたのですがそのときの教会がカウマカピリ教会でした。カリフォルニア在住のカップルが直接ローカルウェディングとして教会に予約された後でいただいたお話でしたので特別な形としてお手伝いさせていただきました(当時からすでに独占運営でした)。そのときの教会の皆さん、そしてKahuがとても温かかったことがとても強く印象に残りました。

祭壇後ろのパイプオルガンもステンドグラスもすばらしいですね。たった一度だけですが記念すべきカウマカピリウェディングでした!

他の教会に比べれば立地条件は決してよくはないのですが歴史あるハワイアンの教会で素適なお式が挙げられますので是非これからお勧めしていきたいと思います。


HAPPY NEW YEAR 2014 新年はじめのウェディングレポート

2014-01-02 23:47:46 | Weblog
新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

この間も書きましたがここのところずっとサボり気味でした(というか2013年があまりにも目くるめくスピードで過ぎ去っていったので時間がなかったのが本音)ウェディングのご紹介を再開したいと思います。

今もFacebookでお友達としてつながっている素敵なカップルはテキサス州ヒューストン在住。お問い合わせをいただいた時はまだBrideのMichikoさんは渡米前でした。テキサスといえば私の夫の出身地で今も祖母がいますので私たちにとっても縁のある土地です。私も一度Houston訪れたことありますが大都会でびっくりしました!

お二人が選ばれたホテルは"Pink Palace"としても知られる由緒あるロイヤルハワイアンホテル。かわいいピンクの壁をバックにした二人の笑顔がとてもキュート!と思いました。現在はロイヤルハワイアンでの撮影は4泊以上お泊まりの方のみがノーチャージでできるようになっています。

ウェディングのテーマカラーはライトブルー(水色)とラベンダー(薄い紫)。お花のチョイスが限られる色目ですが両方の色と使い、白いオーキッドなどを混ぜた涼しげでさわやかなブーケ。ヘアにはブーケにマッチした同じ白いオーキッドが飾られました。

挙式はセントラルユニオン大聖堂にて行われました。お母様がbrideのMichikoさんをエスコートして花嫁入場しました。ユニオンの天井は高~くバージンロードは長~いです!

セントラルユニオン大聖堂の祭壇上に掲げられた"LOVE NEVER FAILETH"。これは聖書のCorinthian 13(コリント人への手紙一第13章)の一節。failethとは旧文体の英語でfailと同じ意味。つまりLove Never Failsということ。愛は決して絶えることがない、というように日本語では訳されています。別名「愛の賛歌」としても知られ、ウェディングで最も頻繁に朗読される聖書の愛に関しての一説。

CORINTHIANS 13 (New International Version)

If I speak in the tongues of men or of angels, but do not have love, I am only a resounding gong or a clanging cymbal. If I have the gift of prophecy and can fathom all mysteries and all knowledge, and if I have a faith that can move mountains, but do not have love, I am nothing. If I give all I possess to the poor and give over my body to hardship that I may boast,b but do not have love, I gain nothing.

Love is patient, love is kind. It does not envy, it does not boast, it is not proud. It does not dishonor others, it is not self-seeking, it is not easily angered, it keeps no record of wrongs. Love does not delight in evil but rejoices with the truth. It always protects, always trusts, always hopes, always perseveres.

Love never fails. But where there are prophecies, they will cease; where there are tongues, they will be stilled; where there is knowledge, it will pass away. For we know in part and we prophesy in part, but when completeness comes, what is in part disappears. When I was a child, I talked like a child, I thought like a child, I reasoned like a child. When I became a man, I put the ways of childhood behind me. For now we see only a reflection as in a mirror; then we shall see face to face. Now I know in part; then I shall know fully, even as I am fully known.

And now these three remain: faith, hope and love. But the greatest of these is love.


私の頭の中には今は亡きキャルバリー教会のDoug先生の声が響いています。。。

話をウェディングに戻して・・・。セントラルユニオンのお式の後で移動した先はキャルバリー教会の少し先、アイナハイナ地区にあるOceanfront Oasisという海辺の邸宅。このウェディングを最後に営業中止によりお取扱いができなくなってしまいましたがそれはそれは人気の邸宅でした~。お二人の希望によりテーブルを2組に分けてラベンダー色と水色でそれぞれデコレートしました。水色のテーブルにはブルーのチェアサッシュ、キャンドル、お花、ナプキンが使われています。ラウハラのプレースマットとオーキッドでハワイならではのIsland style。

Favorsはお茶とクッキー。お子様へのギフトもとてもキュートですね。ケーキにもハワイらしくフューシャ、グリーン、白の三色のオーキッドでデコレートしました。30名様ほどのゲストの皆様は海辺の豪邸に到着するなりテンションが一気に上がります。一気にCelebration!!!という雰囲気になります。その温度差が私は好きです。楽しいウェディングが一番ね~。ゲストの皆さんが自由に楽しんでいる間に二人は撮影。ウェディングでどんなにたくさんゲストをお呼びしていても二人だけになるプライベートな時間を要所要所で作っていくことはとても大切です。

お友達や同僚にたくさん盛り立てていただき笑いの絶えないレセプションでした。進行していただいた同僚のお二人には打ち合わせの時から参加していただきましたので大変助かりました。愛する皆さんに囲まれてのレセプション。最愛のおばあ様を含む全ての皆様にお祝いのお言葉をいただきました。

ブーケトスとの後のガールズのショット。あ~やっぱり最高ですねーこの会場は。いつの日かまた利用できる日が来ることを願っていますが。。。今はまだその目処は立っていません、残念ながら。

2013年10月28日、私の夫と同じ誕生日に夫の生まれたテキサスでお二人の間にbabyが誕生しました。おめでとうございます!! なんだかご縁を感じます、といっていただけましたが私も本当に同感です。アメリカでの子育て応援していますよ~!

こんな私ですがどうぞ今年もよろしくお願いいたします。2014年も愛にあふれたウェディングを提供していきたいと思います。皆様の温かいサポートいつも感じています。仲間そしてベンダーたちにも感謝の気持ちでいっぱいです。ひとりひとりにお礼をちゃんと伝えきれていないかもしれませんが。。。ありがとうございます!

Photography by Hiko Arasaki