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大統領就任演説の評価は

2017-01-21 16:18:20 | 株式
「毘沙門天の招福相場塾」大統領就任演説の評価は 2017.1.21
■相場展望
先週の相場は荒い動きとなりました。週末に米大統領就任式を控えて商いも低調となるなか、前半は円高を嫌気して警戒が強まる展開。英国のEU離脱問題も蒸し返され、海外の不透明感が強まるなか、日経平均は19000円を割り込み下げ幅を広げました。その後、イエレンFRB議長の発言を受けて為替が大きく円安に振れたことから、後半にかけては買いが優勢。再び19000円台を回復し、その後も強い動きとなりました。その結果日経平均は19137円で引けました。
各種のテクニカル指標も一時より低下しています。前半と後半で地合いが一変しましたが、前半の下げが大きく、日経平均は週間では167円の下落となり、週足では2週連続で陰線を形成しました。

来週はトランプ大統領の就任演説について市場での評価が一つのポイントにもなりそうです。今週は外部要因で振りまわされましたが、3月決算企業の3Q業績発表がスタートする来週は、内部要因で企業決算にも注目が集まり多少の好業績期待から、下値はしっかりしそうです。

目先の関心事は今後の為替動向です.為替がぶれれば当然企業業績に影響します。今回の企業業績もそうですが、今後4Qの業績を企業がどう読むかも興味があるところです。

〇銘柄スクリーニングについて 
選択の仕方はいろいろありますが、まずは①強い株か弱い株か②テーマ株③材料あり業績不安ない株まずこの3点で選びましょう。経営分析をして優良企業を選ぶのが目的ではありません。無理せず株式投資で儲かりそうな銘柄のリストアップです。選択はある程度目的により絞ることが必要です。
①の強い株か弱い株かは勢いの有無です。人気があり出来高も増え右肩上がりの株を勢いのある強い株ととらえます。②のテーマ株は政策銘柄やマスコミ等で話題になっている業種に関連する株です。テーマ株人気は循環します。一旦人気が落ち株価は低迷しますが、再びぶり返します③については下落より上昇の可能性が高く人気化する可能性があります。選んだ銘柄の株価は相対的に決まります。価格帯取引値段の多い価格をまず、株価の基準指標ととらえておきましょう。

銘柄スクリーニンした株はあくまで仕入れ候補株です。実際には大切な「タイミング」により仕掛けます。どんなに良い株でも、買うタイミングによっては損もしますし、回転も悪くなります。
銘柄選択も大切ですが、売買タイミングの大切さはこの塾では強調しており、この点は常に留意しましょう。

亜土ネット



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