目先の下値目途

「毘沙門天の招福相場塾」目先の下値目途　2016/1/17

日本市場は相変わらず外国の影響を受けています。本日は英国メイ首相の発言からポンド安そして円高に動き円相場は113円をつけてきました。株式市場も換金売りに見舞われ引けは前日比−281円安の18,813円で19,000円をあっさり割り込んで安値引けとなりました。これは25日移動平均線19275円と−2.4％の乖離状態です。ボリュームレシオは30.55 RSIは34.7サイコロジカルは２５を示しました。

20日にはトランプ大統領就任式であり、その前に相場は下を向いて動き出しました。ボリジューバンドで見ると－３σである18,663円まで動く可能性が99.7％になっています。

当面の妥当の下値は18,200円～18,500円とみて、そろそろ今年のテーマ株の仕込み、準備をお勧めします。資金的に余裕がある方はリストアップした銘柄のうち条件的に良さそうな銘柄を3分割で1.2.3の割合の株数で下値に指値を分割で入れておくことお勧めします。

明日以降来週に向けて仕込みの時期かと思います。原稿時点では円相場が113円を一時割り込んでいます。このままでとどまればいいのですが、更なる円高に動く場合もあります。その場合は円相場の動向により下値が下がる場合もあります。

為替が1円動くと約3百円程度動くと認識しておくといいかと思います。75日移動平均は18,019円でありそこまでは下げないと思います。日中の動きは為替と日経先物の動向に注意していてください。指値は買えてもよし買えなければ残念の気持ちでやや下値に指値を出しておくことがいいと思います。

こんな格言がありました。「噂で買い事実で売る」トランプラリーはまさにこの格言のようです。売られた株はまた買われます。アノマリーで「節分天井彼岸底」もありこの逆も言われます。
いずれにしても、今年初めての買いチャンスかと思いますので皆様の成功を祈ります。