Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

逆説の10ヵ条

2013-06-25 23:28:58 | おすすめBooks
私は、かれこれ3年以上、仕事の一部に自分では満足のいく成果があがっていない仕事を抱えています。

方法が間違っているのかもしれない
方法以外の何かとても本質に近いことを避けてきたのかもしれない



壁にぶつかる度に、あらゆる可能性を信じて『打つ手は無限』と、知恵を絞ってきたけど、

自分では本意ではなく違和感を抱えながら講じる策に溺れ、そんな自分に嫌気がさした日もあったように思ったりしています。

相手に期待しては、思うような結果に導けないとがっかりして、相手のせいいして自分を慰めたり。

頭ではそんなのこれまで学んできたことを活かして考えればいい訳ないってわかっているんだけど、
成果でない時なんて往々にしてそんなスパイラルのプロセスに浸ってしまいがちなんだよなって振り返ります。

それでも、自分の意志、使命が諦めようとしない。

後世に偉業を残したような卓越したリーダーならどうするだろう?

そんな時に手にとった本。

それでもなお、人を愛しなさい―人生の意味を見つけるための逆説の10カ条
クリエーター情報なし
早川書房


ケント・M・キース(Kent M.Keith)という方が大学生時代にリーダーとしての在り方について書いた本ですが、私は、マザー・テレサの紹介として知ることができました。

逆説の10カ条がまとまったページがあったので⇒コチラ

『それでもなお』

ただ、ひたすら自分の信じる道をひたむきに生きること。

あんなに左脳でこねくり回した解決策は、
ちょっとやそっとではビクともしない個人や組織のメンタルモデルが及ぼす根深い問題や抵抗勢力には、最初は無力かもしれないけど、

自分の深いところの自分はどうしても諦められないのは、わかっていて
逆説の10カ条によって、逆に長期戦でも構わないという余裕が生まれたのかも・・・

それでもなお、少しづつでも歩みを止めずに進むこと。

理論、思考法、法則単体で解決できることには限界があり、譲れないほど大事なことを貫く強固な意志にいっそう覚醒した1冊でした。
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