ベンと連戦しました(@Kurnik)

昨日Kurnikで打っていると、いつのまにかベン・シーリー氏(WOC2003,2004を連覇)が私の部屋にやってきたので、持ち時間３分のブリッツを８局打ちました。結果は４勝４敗のタイスコアだったのですが、終盤でさすがベンと唸った局面があったので紹介しておきます。

黒がベンで白が私、次黒番ですが、どこに打ちますか？
最善手順以外では勝てませんので、最後まで読みきって下さい。

/ Ａ Ｂ Ｃ Ｄ Ｅ Ｆ Ｇ Ｈ
１◆●●●●●＋＋
２＋＋○●○○＋＋
３○○●○○○○●
４●●●●○○○●
５●●○○●○○●
６●●○●○●○●
７●●●●●●●●
８○○○○○○○＋
次、黒番

正解はG1です。次の白はG2に指定打ちとなり、下記の盤面を迎えます。
黒にとっては難しい形です。さて、どこに打ちますか?

/ Ａ Ｂ Ｃ Ｄ Ｅ Ｆ Ｇ Ｈ
１●●●●●●●＋
２＋＋○●○○◇＋
３○○●○●○○●
４●●●●○○○●
５●●○○●○○●
６●●○●○●○●
７●●●●●●●●
８○○○○○○○＋
次、黒番

正解はB2です。次に白にA2に打たせると2筋が白一色になるため、黒はH2とH1に連打できます。黒B2 白A2 黒H2 白H8 黒H1の手順で黒のベンが６石勝ちしました。


ちなみに、上記局面で黒がB2以外に打った場合、最後に白が連打する形で終局するため白が勝ちます。さすがにベンは間違えずに、上述の最善手順で勝ち切りました。