鬼ヅモ同好会第3支部・改「竹に雀」

鬼ヅモ同好会会員「めい」が気ままに旅して気ままにボヤきます。

WTCの夜景

2016-12-25 | 夜景


2 0 1 6 年 1 2 月 2 4 日 ( 土 )

午 後 4 時 1 0 分

東 京 都 港 区

J R 浜 松 町 駅



今年のクリスマス・イヴは、JR浜松町駅から。
浜松町に何があるのか??

近くには大正義・東京タワーがありますが、東京タワーには参りません。


浜松町駅の改札を出たところにある、世界貿易センタービル
本日の目的地はこのビルの40階にある展望台です。

今年のイヴも、夜景です。

展望台に上るには、まずビルの地下1階に下ります。
そして、展望台へ上るエレベータの前に設置されている券売機で、入場券(大人1人620円)を購入します。

この券売機、富士そばあたりでよく見るタイプのやつです。
さらに入場券も、富士そばあたりで見られる食券のようなやつ。色気も素っ気もありません(・_・;)

入場券を購入したら、エレベータ前に立っている職員のおねいさんに誘導されてエレベータに入ります。
このエレベータ、地下3階から地上40階までのボタンがズラ~~~リ並んでいるのですが、おねいさんがしっかり「地上40階」行きのボタンを押してくださいますので、黙って見ていれば問題なし。

エレベータから外の景色を望むことはできませんが、短時間でエレベータは上昇。
・・・誰かがいたずらして途中階のボタンを押しまくったらどうなるのだろう???
そんな小悪魔的な発想が出てきますが、それを実行する時間も度胸もなく、地上40階まで上ってきました。



エレベータから出ました。
クリスマスらしく、純白のクリスマスツリーが据えられています。
ここを右折して、受付へ。
富士そばの食券のような入場券を提示して、入場します。



受付の前にもクリスマスツリー。
この先の階段を上がると、展望回廊「シーサイド・トップ」へ。
いざ、行かん!・・・としたところ、

「男性2、女性1、中学生1、カップル2」

受付のじいちゃん職員が客数をカウントしちゃっています、しかも朗々と声に出して。
それにしてもカップルの組数って重要なのでしょう・・・ね。




午 後 4 時 1 7 分

シ ー サ イ ド ・ ト ッ プ 1 周 目


時はすでに夕刻。
まずは夜景になる前の東京をぐるりと見ていきます。



東京の高層ビル群が手に取るように見えます。
シーサイド・トップは地上40階。
そして周囲のビルも高い建物が多いので、ほかの展望台とは異なる風景を見ることができます。
なかなか興味深いです。

傍らの方も満足げに見入っている様子。本当によかった・・・・・・(#^.^#)

かくいう私も想像以上の光景に、デジカメさんを酷使して写真をカチャカチャ。
いささか傍らの方を放置してしまったかな~と感じてしまうほどです。(ごめんなさいね m(__)m )




ではあらためて、北東の景色から。
右側にJR山手線・京浜東北線・東海道線そして東海道新幹線のレールが南北に走り、その右にはゆりかもめの高架が走っています。
ゆりかもめが通じる向こう側は汐留の高層ビル群です。

左側にひときわ目立つ建物は、虎ノ門ヒルズ森タワー
地上52階建てで、高さは247mと、東京で2番目に高い高層ビル・・・なのですが、実際の高さ(先端部までの高さ)は255mで、東京一の高層ビルです。

また中央部に少しだけ見える緑は、皇居の杜です。
私はあまり気が付きませんでしたが(・_・;)



次は西側。

大正義・東京タワーが天に向かって立っています。
タワーが大きく、美しく見える西側のゾーンは大人気。
夜景を獲物とするカメラマンたちに占拠されている有様です。
ここの展望台は、申請さえすれば三脚の使用が認められているので、我々のような平凡な夜景好きは、三脚軍団の合間をぬっての撮影となります。



東京タワーの足下には、増上寺の境内が広がります。
増上寺は徳川将軍家の菩提寺でもあり、江戸城の裏鬼門(南東)の方角に位置し、徳川秀忠ら6人の徳川将軍の墓があります。

東京タワーの左隣に見える高層ビルは、六本木ヒルズ森タワー
高さは238mで、東京では5番目の高さを誇ります。
このビルも虎ノ門ヒルズと同様に、森ビルが手がけたビルです。

東京タワーの右側は、まず公式で東京一(実際は東京第二位)の東京ミッドタウンミッドタウン・タワーです。
そしてその隣は置いといて・・・
その右のやつは仙石山ヒルズ仙石山森タワーです。
こちらも森ビルさんの高層ビル。わかりやすいです。
ちなみに私は「せんごくやま・もりタワー」ではなく「せんごく・やまもりタワー」だと思っていました(^_^;)

ミッドタウンとやまもりタワーの間にある建築中のビルは・・・・・・わかりませんでした。
手持ちのパンフレットにこいつの姿はありません。
東京は今もなお高層ビルが生えている、恐ろしく生き生きした大都市なんですねぇ。



東京タワーは今もなお東京のシンボルであり続けています。


南西方向を見やると、



画像中央に見える山の影、これぞ富士山です。



この日は天候に恵まれ、また冬の澄んだ空気もあって、山頂がよく見えました。
ちなみに左下の高層ビルは恵比寿ガーデンプレイス恵比寿ガーデンプレイスタワーです。



こんどは南側。



こんなところにチャペルが・・・!
傍らの御前は、「こんなところで結婚式を挙げても、別れるものは別れるのよっ!」と毒づいていました。
・・・・・・私は何も言いません。


さらに進んで南南東方向。



海が開ける東側、レインボーブリッジが芝浦と台場をつないでいます。
その真ん前に建っているこやつ・・・!
その名もズバリ浜松町ビルディング、かつては「東芝ビルディング」と呼ばれ、東芝の本社がありました。
現在東芝の本社は川崎(ラゾーナ川崎)に移転したため、現在の名称となっています。
レインボーブリッジの真ん前に立ちはだかるビルですが、竣工したのはこちらの方が先です。

足下には南北に伸びるJRの大動脈、それをまたぐ高架が東京モノレールです。



モノレールのすれ違いも見ることができました。



南東方向には、台場と有明の景色。



足元には旧芝離宮恩賜庭園【国指定名勝】。
鉄道と高速道路に囲まれた大名庭園という、なかなかに面白い組み合わせです。



最後に東側。



隅田川と、それを取り巻くビル群を見ることができます。
画像中央にある双子のビルはTHE TOKYO TOWERS(ザ・トーキョー・タワーズ)というなんともまぎらわしい名前の高層マンションです。
左がミッドタワー、右がシータワーというそうです。


北東方向。



ビルの谷間からは東京スカイツリーが見えます。
ですがここではあくまで脇役、といったところです。



展望回廊を一周し、あたりは徐々に暗くなっていきます。
それとともに、街の明かりがぽつぽつと灯り始めていきました。




午 後 4 時 4 1 分

シ ー サ イ ド ・ ト ッ プ 2 周 目


展望回廊2周目。
夜景が最も美しい時刻とされる「トワイライト・タイム」に入りました。

 

今宵の東京タワーは、クリスマス仕様の特別ライトアップです。
う~む、私は白と赤の東京タワーが見たかったのですが・・・まあいいでしょう。



台場方向の景色・・・と、ここに新たなる強敵が出現。
非常口の表示です。
画像左上、もののの見事に非常口の矢印が写ってしまっています。



お台場方向に煌く大きな円。
パレットタウンパレトタウン大観覧車です。



東側。
ここにもクリスマスの飾りが写ってしまっています。



ザ・トーキョー・タワーズの向こうには、葛西臨海公園ひまわりの大観覧車
東京を代表する2大観覧車?の競演を見ることができました。



谷間のスカイツリーも、存在感を出しています。





北側。
やっぱり東京はきれいだなぁ。




午 後 4 時 5 9 分

シ ー サ イ ド ・ ト ッ プ 3 周 目


さらに展望回廊を回ります。
回廊にあるベンチは二人連れが占拠、東京タワーが輝く西側にはいっそうの人だかりができています。



やっぱりクリスマス仕様の東京タワーも素晴らしい!



富士の高嶺はその姿を徐々に隠していきます。



失敗作(?_?)



その名のとおりの「虹色の橋」。



スカイツリーもさることながら、首都高速都心環状線の車列の光線が美しい。



北側はすっかり暗くなり、街の明かりがとても綺麗ね、虎ノ門(^^♪



海の闇とビルの明かりが対照的で美しい東側。ひまわりも大輪の花を咲かせています。



あざらし? ぺんぎん?
傍らの方は、こいつと夜景のコラボがいたくお気に入りのご様子でした。



こうして大満足で展望台を後にしました。

 

来年はどこの夜景を見ようか?



完全私的旅5「私的な年末2016」 完



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