環境問題スペシャリスト 小澤徳太郎のブログ

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混迷する日本⑨ 「持続可能な社会」の構築への法体系が未整備な日本、環境分野も

2008-01-23 16:25:24 | 持続可能な開発・社会/バックキャスト
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「日本には21世紀のビジョンがない」という大方の識者やジャーナリズムの見解とは異なって、私は日本には「21世紀のビジョン」はあると思っています。小泉首相が掲げていた「持続的な経済成長」は安倍前首相に引き継がれ、そして、福田首相にも引き継がれているようです。ですから、少なくとも現時点では、「持続的な経済成長」という目標は21世紀前半の日本のビジョンと考えてよいと思うのです


この私の主張を検証するために、これまでのブログでいかに「○○改正法」「改正○○法」が多いかを示してきました。既存の法律が社会の変化に耐えられなくなったとき、それらの法律を現状に合うような改正を施すだけでは、現状肯定にすぎないと思います。20世紀型の社会を21世紀型の新しい社会に変えていくことにはならないでしょう。また継続審議とは要するに、先送りということでしょう。

確認のために、もう一度、過去3年間に成立した主な法律を復習しておきましょう。

小泉政権:135本の法律
安倍政権:141本の法律
福田政権:26本の法律

今朝の朝日新聞が報じている環境分野の2つの法案も、ともに改正法案です。しかも、後者は先送りです。


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