BARBLESS 課外活動

「断じて頑張りません!
だって、釣りって、自然破壊だから。」
Oh~なんという名言!
言い訳はこれからコレにしよう

もうカサゴでいいか・・・・

2007-07-30 | Weblog
日曜の夜、

「とっちゃん いっしょにねようよ~~ん」

娘にそう ねだられベッドに入った。

僕は眼を閉じてはいたが、魂は昂っていた。

娘の呼吸のリズムが、寝息のそれに変わるのをジっと待った。





時は来た!

スルリとベッドから抜け出し、収納からタックルを取り出すと、異様なまでの高揚感に包まれた。



今夜もキジハタを狙うつもりだ。

朝夕のマズメ以外はキビシイと言われているが、可能性はゼロではない。

以前、真夜中に、P-BOYで仕留めたこともある。



浮かれ気分で玄関を後に。

昂りの影響が、ドライビングに表れぬようハンドルを握った。

午後10時をまわったころだった。





途中、ヘッドライト(アタマに付ける懐中電灯)のバッテリーが切れていたのを思い出し、コンビニへ。


僕は駐車場で、マガジンにパラベラムを込めるように、ヘッドライトに123Aを入れた。


さあ準備は整った。




海へと続くワインディングロード。

今夜は満月か?

いつもほど暗くはなかった。

ただ、昂りのせいか、なぜだか1つ1つのコーナーがわずらわしく感じた。












今夜は、普段あまり釣りに来ない漁港に入ってみた。

なぜなら数年前、マイカ狙いのエサ師がここで真夜中にキジハタを揚げたのを目撃したからだ。

今回、新たな試みに挑戦する為、秘策を用意した。

それは、スプーンにオフセットフックを取り付けたものだ。

使い方はこう、大きくリフトさせ、カーブフォールで食わす。


とりあえず、白バグアンツをオフセットフックに装着し、1投目~


あっと言う間に地球の凸凹の部分に挟まって・・・・



殉職されました・・・・・・・早っ・・・・




それからは・・・・




ふつうの・・・・・



テキサスリグでリフト&カーブフォール。




もうこれでいいんで?



あっさりとカサゴが釣れた。


そして立て続けに


今度はヨロイだった。



風もあり、ロングキャストをすると、PEをもってしても着底の感触がわずかにしか伝わらない、繊細な釣りだ。

だが、この微妙さ・・・・嫌いではない。



プルンッという感触。

半信半疑であわせてみた。





なかなかの重量感。



本命・・・だったら・・・いいなぁ~
















揚がってきたのはカオデッカサゴだった。






それから暫くして、





雨が降り出し・・・・・









あ~あ・・・・


キジハタなんて釣れんわ~~~




ということで・・・終了~~








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指にぐるぐるやらないFGノット

2007-07-27 | Weblog
みなさん、FGノット結ぶとき、指先がムラサキイロになっていませんか?

僕はいつもムラサキイロでした。

でも もうダイジョウブ!

やすやの店長さんに教えてもらったFGノットの説明です。

まず、リールから引き出したPEラインを元ガイドにだけ通して、先端をしっかりと咥えます。

こうすることで、PEにテンションが掛けやすくなる。


僕の場合は、一旦 全部のガイドに通してから、下図のように元ガイドにくぐらせます。

現場でラインブレイクした時など、いちいち最初からガイドに通し直すのメンドイですから・・・


で、次は、竿を立て掛けられる場所が有るなら 立て掛けて、足で竿を固定します。

立て掛けられない場合は・・・しょうがない、地面に置きます・・・

僕の場合、地面に置いて結ぶときは、竿が少し地面から浮かす程度に、咥えたPEを引っ張りテンションをキープしてます。

そうしたら、右利きの場合、左手人差し指の上にPEを乗せ、それにクロスさせるようにリーダーをPEの上にのせ、親指と人差し指で挟みます。

次は、どっちでもいいんですが、とりあえず咥えている方のPEにリーダーを絡めます。

このとき、PEとリダーの交差角度を45度ぐらい傾けます。

で、絡めたらリーダーの端を右手で持ってピンと張ります。

PEとリーダーの交差点は、左人差し指の腹の上にキープ。


そして、PEとリーダーの交差角度を90度に戻します。リーダーのテンションは掛けた状態で。

リーダーを細い物を使う場合、PEの方のテンションは多少緩めに。



ず~っと左人差し指の腹の上に交差点をキープ!

ここまできたら、この交差点を親指&人差し指で挟み、今度は、反対側のPEにリーダーを絡めていきます。



あとは反対側と同じ要領で、交互に絡めて行けば

このようになると思います。

最低でも10往復はしましょう。

この後の処理は、フツウのFGと一緒。

こんなふうに→フツウのFG


これでムラサキイロの指先とも オサラバさ~~
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キジハタをやっつけに・・・

2007-07-23 | Weblog
先週は、せっかくの連休だったのだが、

日本列島はメチャメチャにやられ釣りどころではなかった。

まあ、福井県は台風も地震も軽くカスッた程度だったんですけどね・・・



で、今朝、溜りに溜った釣り欲を発散すべく、海へと向かった。

狙いは人気急上昇中のキジハタ!

去年 実績のあった某漁港に、夜明け前の午前3:30に変人釣り師は降臨した。






とりあえず、バグアンツのテキサスリグを放り投げた。



カツッ

1投目からアタリが、

しかし乗らない。

硬質なアタリは、おそらく小さなカサゴの仕業だろう。


そして3投目。

モゾッ

こういうアタリは、ある程度吸い込む力が強く成長した魚であることを予感させた。


今日は、ワームに対して目一杯大きなフックを装着していたので、即アワセをくれてやった。

乗った!

なかなかよく引く。

本命か?と期待したが、揚がってきたのは、24cmのカサゴだった。



カメラを取り出そうと、ポケットを弄っている隙にフックアウトし、テトラの下にポチャリと落ちた。

まあいいさ、まだ3投目だぜ、あれぐらいなら何本か出るだろう・・・そうたかをくくっていた。




しかし・・・・

その後はコザカナチックなアタリばかり・・・

それでもなんとか釣り上げようと、あたってから食い込ます間を与えると、見事に根に入られ・・・

数回それでロスト・・・

その度にFGノットを組む・・・

おかげで随分と結ぶのが早くなった・・・・

やすやの店長さんに指に巻き付けなくても出来るFGの結び方を教えていただいたし、あれはいいよ。





だが、さすがにFGにも飽き飽きしてきて、

近くの磯へと場所移動した。


そして即、

釣れたのは・・・











ミニチュアダックスカサゴやし・・・・








タイムリミットが近づいて・・・

僕の思考回路もなにかおかしくなり・・・

なぜか近くのテトラ帯に移動して・・・・




カサゴしか釣れないと分っていながら・・・













穴釣りに興じました・・・・













もう無限です・・・・









穴という穴からミニチュアダックスカサゴが湧いて出ます。


ここもか~っ!この穴もか~っ!

だんだんサディスティックな気分になり・・・・



キジハタ釣る前に・・・果てました・・・・・・・・






数じゃねぇんだよ、数じゃあ・・・

すっかり萎えた僕は・・・・・

貫き通せない自分に憤りを感じながら帰路についた・・・・








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釣りの神様よ・・・どこ?

2007-07-06 | Weblog
最近 仕事を終えると、お店の2階では軍事訓練が行われている・・・

訓練をしているのは、妻&1号&2号。

特に1号&2号にいたっては、かなりテンション上がってしまっている。

アタマを掴んで~はい、ヒザ入れてヒザ入れて・・・


何なんだ・・・ヴぃくとりぃ~って・・・・


ウチの家族は(も)、ビリーっておっちゃんに踊らされている・・・



ビリーよ・・・どんだけ稼ぐ気ですか・・・



ビリーのフトコロ具合が気が気でならない・・・



まあ、そんなことよりも、もっと気になることがありまして・・・


それは、僕に釣ることができるお魚さんが、どこに居るかってことこれが一番大事。


今のところ考えられる選択肢は2つだ。

三国方面へ行って、イワシに群がるヤツらを仕留めに行くか

借り物ゴムボートで湖上の人となるか・・・










悩んだ・・・・・・・・













とりあえず、こんなの作ってみた。

借り物ゴムボート、実は船底に敷く底板が無かった。

紛失してしまったらしいのだ。

なのでバスマットとベニヤを買ってきて・・・・ベニヤにニス塗って・・・・合体!

少しは快適になるかな?



完成したコイツを眺めニヤニヤしていたら、心はバスへと傾きはじめた。




そんな僕を気持ち悪そ~に眺めていた妻が呟いた。




食えるサカナ・・・釣って来い・・・・



再び心は・・・・揺れた・・・




日曜日の夕方、某港湾部でシーバスがワッサワサなんて情報も飛び込んできた。



ふぅんん~~・・・どうしよ・・・



こんな時はあれしかねぇ。

神頼み!

どれにしようかな~かみさまのいうとおり~♪


結果、と出た。

いいのかこれで・・・まあいいか・・・・・










今の時期、午前4時ぐらいから明るくなり出す。

だから近頃、休みの度に寝不足だよ・・・

今回のポイントも車で1時間近くかかるので、午前3時前に起きた。

朝マズメを逃したら終わりだからね。





現地に到着すると、堤防の先端はエサ釣り師達が陣取っていた。

僕はその横でおごそかにP-BOYを投げはじめた。

イワシを狙って、大アジやシーバスやサワラが集まるらしい・・・


暫くして、常連らしきオッチャンたちの会話が聞こえた。

「今日はイワシ、寄ってねーなぁ~」

エエェェェ~~





それでも、明るくなり始めた頃、エサ師たちのサビキには中アジがポンポン釣れだした。



そして、小アジをエサにして釣っていたオンチャンは、ポツポツとヒラメを釣り上げはじめた。


よっしゃ~~ ジアイが来たで~~~


アドレナリン全開で打ちまくった。

















ふんん・・・・僕にはジアイが来ませんでした・・・・・・・・



ルアー組はほぼ全滅だったみたい・・・・・






辺りがすっかり明るくなった頃。

活エビを持ったオンチャンが現れた。

そしてサクサクと、小型だがシーバスを3本釣り上げた。

「んじゃ、お先~」

そう言ってキラッキラの勝者の笑顔を振りまいて、あっさりと帰っていきました。

かっこええなぁ・・・・・





それにくらべて・・・僕・・・・

またボウズだよ・・・








あ~あ・・・ダムにしとけばよかった・・・・








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不完全燃焼中~

2007-07-02 | Weblog
今、越前では これといって高確率で獲れる獲物がないんだよねぇ・・・僕には・・・

日曜日、仕事を終えた僕は、それでも海へと足を運ぶのだった。





出発前、シーバス用のルアーをチェックすると、フックがかなり錆びていた。

なんにも手入れしないので、僕のルアーのフックの寿命は短い・・・



どうせ行っても釣れねえんだろうなぁ・・・

そう思いながらも数本のルアーのフックを交換しはじめた・・・

そしたら・・・

気分が・・・・

盛り上がってきちゃった~


なにか妙なワクワク感に背中を押され、僕は海へと向かった。


車に乗り込むと、急に とあるポイントに行きたくなった。

それは、僕が初めてシーバスを釣ったポイント。

久しぶりだった。




現地に到着すると、流れ込む小川は雨の影響で いい感じに増水し、

なんだかとっても釣れそうな予感がした。

僕はキンキンに研ぎ澄まされた針先を有するルアー達を打ちまくった。

めくるめく 波状攻撃・・・

気合は十分だった・・・・



1時間ぐらいは・・・ね・・・





釣れそうな予感は・・・・・勘違いだった・・・・



その後、時折雨がパラついて・・・

海はマッタリとし僕の気力を消耗させ・・・


終には、さまよい歩く力さえ僕から奪っていった・・・





こんな時は、魚ウオッチング漁港で時を過ごそう・・・

素直に帰ればいいのに、往生際の悪い僕はこんな感じで道草を喰らうのだった。





常夜灯が、かなり明るく海面を照りつけている漁港に到着した。

釣り道具など一切持たず常夜灯の下へむかった。


おびただしい数の小魚の群れ。

小アジだろうか・・・



と、その時!

ブワッと突然、小魚の群れが動いたと思ったら、底の方から2尾のシーバスが現れた。

活発に捕食している様でもない・・・

一応タックルを取りには行ったが、ああいう魚は釣れないものだ・・・

一瞬、僕も必死になったが・・・

すぐ諦めた・・・

まったく興味も持たない・・・ルアーなんかには・・・




その後しばらく、タックルは放置し観察を続けた。

見れば見るほどカワイイやっちゃ。

僕のルアーに喰らい付いてくれればもっとカワイイのに・・・


30分ほど経っただろうか。

ずぅーっとオッサンに覗き込まれることに限界を感じたのか?

シーバスは居なくなった。


それが午前2時。


そして僕も帰路についた。









釣れない釣行記を書くのは大変だ・・・
コメント (12)
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