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「巨大投資銀行」の中で

2006-05-09 00:07:36 | 
「巨大投資銀行」黒木亮 著  の中に実名で登場している女性がいたのでとりあげてみたい。

 大蔵局理財局でNTT株の放出を担当していた片山さつき企画官は、不正をしたかもしれないゴールドマンサックスに説明を求め、主幹事からはずすかもしれないと述べた。
 そのことにあわてたゴールドマンは大蔵省に泣き付き、前財務官の榊原英資も動いた。そして、大蔵省は片山企画官をNTT株の放出と関係のない政策評価室へ異動。
 その後、主幹事証券会社の中にゴールドマンの名があった、とある。GSの政治力だそうだが・・・・。

 これって、気がついた片山さつき氏をはずした、ということね。

 ミスター円こと榊原英資が日本を売ったと、経済評論家や小説家から言われたりするのはこういうこともあったのかと知る。テレビでコメンテイターとしてよく登場しているが、発言は的確なんだろうか?

 片山さつき氏は、刺客として官僚をやめ選挙に出てきた時、私はあまり好印象をもてなかったが(顔とヘアスタイルが好きでなかったという、それだけでしかないが)有能な官僚だったらしきことがうかがわれる。有能な女性の存在を知ることは嬉しい。

 「国家の罠」を書いた佐藤優氏は、外務省のラスプーチンといわれ、鈴木宗男氏と共に記憶にあるが、文芸春秋誌上で、佐藤ゆかり氏に期待したいと述べている文章がある。

 片山さつき氏、佐藤ゆかり氏ともに、『小泉チルドレン』や『マドンナ議員』としてマスコミで囃されるが、もともとの優れた能力を発揮し、活躍されることをを望んでいる。

 

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