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外歯瘻のその後

2014-01-10 14:20:43 | 親とのこと

最近の父は調子がいい。

目を開けることもできるし(見え方には限界がある)

頭痛もなくなった。

夜中に部屋の中で彷徨う事もなくなった。

 

妹と話して気がついたことだが、

奥歯の治療をして治ってから具合がいいように思える。

かつての外歯瘻のときの、奥歯を冒した菌を退治したおかげではないか・・・・・と。

 

父の目は、もともと角膜変成症のため、角膜の傷が視界をふさいで物が見えにくい。

具合が悪いときは、目を開けることすら痛くてできなかったので、

何も見れなかった。

父の場合、物が見えないと、脳も働かないとみえて、

部屋の間取りも忘れトイレの場所もわからないことがあった。

部屋の出口すら探し回っていたこともある。

 

その当時のことがウソのように、今では、ひょいひょいと歩いてトイレに行けている。

わずかな視力ではあるけれど見えるおかげだ。

医者に確認はしていないが、歯の化膿性炎症が、目にも脳にも影響を与えていたのだろうと思っている。

歯だからといって、おろそかにはできないのだ。

 

ただ、体調はいいけど、衰えは確実に進んでいる。

暗算の得意だった父が、足し算にも時間がかかる事を、今日知った。