大邱公演

２・３月と続いていた Acoustic Cafe のツアーの最終公演

大邱（テグ）峨洋（アヤン）アートセンターの公演が終了しました

韓国のファンの方が事前に知らせてくださったとおり 大邱も ちょうど桜が見頃で

空港からの道や 会館前の道など あちこちで 美しい満開の桜を楽しむことができました

 

今回、会館のピアノは イタリアのピアノメーカー 「 FAZIOLI 」

ピアノの梨江ちゃんを始め メンバー一同  初めてお目にかかりました

1981年創業の歴史が浅いフレッシュなメーカーですが ここ数年は ショパン国際コンクールでも

使われており 軽やかで明るいサウンドが特徴の注目のピアノです

イタリア人らしいサウンド、という印象を受けました

 

 

肝心のコンサートですが、大邱は ４回目の訪問ということもあり 客席は２階席までいっぱい

和やかな雰囲気の中 私達らしい良い演奏をお届けすることができました 

 

 

 

終演後のサイン会も盛況

ファンの皆さんがロビーの吹き抜け３階まで いっぱい集まってくれていて

その活気がある温かな雰囲気に 思わず 私も皆を パチリと写真に収めました

 

 

これで 春の公演はおしまい

次回は ５月２日

ソウルの LOTTEホール というとても大きいホールで公演させて頂きます

スペシャルゲストとして 韓国の国楽（民謡）の天才少女と呼ばれ ソチパラリンピックの閉会式で

アリランを歌った ソン・ソヒさんが出演して下さる予定です

 

ご都合のつく方はぜひ 華やかな大舞台に応援にいらしてくださいね 

ハンの心

いよいよ 桜が咲き始め 我が家の庭にも春の花たちが可憐な姿を見せてくれています 

最近、韓国での あるプロジェクトが少しずつ動いています

まだ 現時点では 決定するかどうか、わからないのですが

うまく行けば とても充実した素敵なものになりそうなので 今から ワクワクしています

今回 その中で  「ハンオベンニョン」（ 恨五百年 ）という韓国の民謡を演奏する機会がありました

Y-tube では チョー・ヨンピルさんが歌った動画などが上がっておりご存知の方もいらっしゃるかと思いますが

とても 美しくて 悲しい歌です

 

「ハンオベンニョン」の「ハン」は「恨」で、 この「恨」という精神は

日本の「恨」とは違ったニュアンスで、韓国の方々の精神の根幹にあるようなものだそうです

悲哀や無情感、痛みを心に持ってじっと生きる「恨」は民謡の中でも多く見られるテーマです

 

 

 

この曲をグループでアレンジ・演奏するにあたり、改めて 韓国の方々の文化や特有のその精神を

学ばせて頂く機会になりました

韓国で韓国の曲を演奏させて頂くことは 今までもあったのですが、

「 ニュアンスが違った 」と感想を頂いたこともあり その精神的な部分を理解したいと思っていました

情報や知識を得ても 感情や精神を完全に理解し表現することはできないかもしれませんが

理解を深め「寄り添う」ことで 皆さんに 愛される演奏になったら

とても素晴らしいことだと思います

Great Season 2019

「 Great Season 2019 」と 題された 慶南芸術文化会館のシリーズ

第一回目となった 今回の公演

１９８８年にオープンしたこの歴史あるホールは１５００人以上を収容する

大きなホールです

お客様は７割ほどでしたでしょうか、シーーンと静まり返っていたのですが

終盤とアンコールには 大きな拍手と歓声を頂き 皆さんのスマイルに会うことができました

南部の会館ということもあって 会館の方が親切で とても温かく迎えて下さり

色々と心を配って下さったことが印象的でした

先月 ２月の 平沢（ピョンテク）公演からは１ヶ月経っているので

寒さもだいぶ 和らぎ 演奏の際には随分と楽でしたが 終演後のサイン会はやはり冷えました

韓国は 朝晩に冷え込みが厳しく 日中とは寒暖の差があるんですよね

 

来週は大邱公演です

大邱は何度も訪れた 馴染みの深い町ですので 懐かしいような気がします

まずは帰って リセット  そして 出直したいと思います

晋州

いよいよ 韓国の南部に位置する 晋州にやってきました

同じく南部にある釜山からは 西に車で１時間半ほど行ったところです

金海国際空港から大型タクシーに乗り換え 晋州まで

まだ明るい時間にホテルに到着しました

６年前も Acoustic Cafeのツアーで訪れた 晋州

今回泊まったホテルも、明日演奏するホールも6年前と同じということで

このホテルの部屋から見ることのできる美しい景色もあの時と同じでした

（ 写真 左に写る建物が会館です ）

夕方には 川にかかる橋越しに 沈んでゆくオレンジ色の夕日が水面を染めて

その美しい一瞬をカメラに収めたのですが、その時の一枚は Acoustic Cafeの CDアルバム

「 Last Carnival 」中で使われ 思い出の１枚となっています

さて 明日は本番

ゆっくり休むとしましょう 

ゆらぎ肌

いよいよ 来週から韓国公演、ということで

リハーサルや VISAの申請などでバタバタしてまいりました

さて、外もだいぶ暖かくなってきましたが

春がそこに来ているのに 喜べないのは、そう ズギ花粉のせい・・・

目や喉の痒いこと くしゃみは出るし 鼻もぐずぐず

洗濯物や布団は外に干せないし 悲しいです

ここのところ「 ゆらぎの肌 」という言葉を よく聞くようになりました

季節の変わり目などに肌が不安定な状態になり 予期せぬトラブルを起こすことなのだそうですが

「 ゆらぎ 」

という言葉自体は ゆらゆらと揺れるというイメージで あまり悪い印象を受けませんよね

誰が流行らせた言葉なのか分かりませんけれど

私の今の肌の感じは「 ゆらぎ 」を超えてしまっているように思います

メイクなどで肌をこするのも刺激になって憂鬱なので 自分に合う良い対処法はないかと探しています

 

まずは 栄養！

美肌効果の高い 亜鉛・タウリン・ビタミンB群を豊富に含む牡蠣を食べて

頑張りたいと思います

ライブのお知らせ

皆さま  こんにちは

３月に入り 花粉もものすごく飛散しており 私はひどいことになっておりますが

春のライブのお知らせを一つさせて頂きたいと思います

４月５日（金）２０：００より 池袋にある Bar Copain にて

以前 ご一緒させて頂いたことのある ベリーダンサーの サルジュ（Thalju) さんと共演します

Bar Copain で行われるライブイベント「 MUSICA 」の第一夜となります

チケットはパスマーケットにて販売中です

小さなお店ですので お席は２６席の限定となっておりますので お早めに

妖艶な舞いと美しき音楽のコラボレーション

ぜひ 春の刺激的な夜を過ごしにお越しください 

 

どんだけ〜

気がつけば あっという間に３月に入っておりました

今年もはや２か月が過ぎましたが

果たして私は何をやっていたのであろう・・・

こんな調子で１年が過ぎていってしまうと考えたら 怖いです

 

そう忙しくもないのに 雛人形を飾るのをすっかり忘れておりまして

慌てて クローゼットから箱を引きずり出してきて 飾りました

「 女の子の健やかな成長を願う 」ものであるのに その気持ちよりも ただ 「人形を出す」ことと

「 ちらし寿司を作って食べる 」ことにとらわれているような気がするのですが

とにかく

今年もせっせとお寿司を作りました

人参、絹さや、干し椎茸、蓮根、それに しらすとごま を別々に炊いて酢飯に混ぜ込んで

最後に 圧巻なのが 錦糸卵に使う薄焼き卵

何枚焼いたかしら？

卵５つ分です

とにかく ケチっとかかっているのは嫌だ、という母の思いを引き継いでのこの量

お寿司ごはんが見えなくなるくらいたっぷり用意するのが我が家流です

さぁ　出来上がり

美味しく食べてくれますように