歴史入門シリーズ<1>から<6>までを
もっと簡潔にまとめてみました。
詳しくは「歴史入門シリーズ」、またはその関連記事をみてください。
氷河期に石製の武器や道具を使っていた旧石器時代から、
氷河期が終わり、放浪の旅から、一定の場所に定住し、
土器を作り、獣・魚・木の実を取り生活していた縄文時代へ。
稲作が伝わり、農耕をするようになった弥生時代へと変わります。
日本は約8万年前から、人類が生きてきた場所です。
弥生時代末期、倭(日本)は多くの小国に分かれていました。
その国同士の戦乱の中、邪馬台国の卑弥呼がトップにたち、
倭に平和が訪れます。
しかし240年代に卑弥呼が亡くなると、再び混乱の世に。
その当時、日本には文字による歴史書が存在せず、
中国の文献で分かった出来事です。
卑弥呼没後から4世紀末までの歴史は定かではありません。
中国の混乱の世であったことにも一因があると思います。
たぶんこの頃に大王と呼ばれ、後に天皇と呼ばれる地位の方が出現したと思われます。
初代天皇は神武天皇ですが、架空の天皇というのが有力な説で、
真の初代天皇は、第10代崇神天皇だといわれています。
4世紀末になると、倭国は朝鮮半島に軍を送れるまで、国家として成長し、
日本には多くの古墳が築造されていました。
古墳時代です。
また中国の王朝に貢物を送りつづけており、倭の五王を呼ばれる大王が記録に残っています。
河内に巨大古墳群を築いた応神・仁徳天皇から雄略天皇の内の5人といわれています。
倭の五王の内の一人、第21代雄略天皇の時代には、
大王(天皇)の勢力は九州から北関東にまで及ぶ国家となっており、
「倭国」という一つの国が誕生しました。
その後、三輪→河内と変遷してきた政治の中心が再び大和・飛鳥地方に移り、
百済から仏像や経典が日本に伝わりました。
日本に古来からある神道の他に、仏教という信仰が生まれ始めます。
駆け足ですが、以上が<まとめ・1>です。
<歴史入門シリーズ>