GJ 研究所 

AIの時代が来ている ヒトが取り残されている これはいい世界なか 中国とアメリカの独走を阻止できるのか

銀座4丁目のさくら子のアンドロイド 終

2017-07-16 05:51:49 | 日記
     
 「さあー これをはきなさい」
 「いやです そんなものはきません」
 「いうことを聞かないと 青竹でたたきます」
 「アンドロイドだって ひどすぎます オニ・アクマ」

 銀座4丁目の三越のライオンの前、エンジェルのようなエリー・アポロンのようなヒカル・そしてゼウスのようなパパア、最後はアンドロイドのさくら子さん、
 「ヒョコタン ヒョコタン」
 みんながふり返る、
 「ヒョコタン ヒョコタン」
 ゾロゾロとついて来る、
 「なにが はじまるんだろー」
 エリーちゃんが人気、だまっていればエンジェル、背中のハネはどこに隠しているんだろう。

 十字路を見下ろすカフェ、
 「さくら子さんも飲む」
 「ウィ ムッシュ」
 「いい景色ですね」
 「銀座でイチバンだよ」

 結局、なにもなかった、アン・さくら子さん、
 「メルシー メルシー ボク」

 その夜、アンドロイドのさくら子さんは、広大な電子世界に帰っていきました、
 「パパア さびしいね」
 エリーちゃんが、
 「もっと なかよくすればよかった」

 パパアが、
 「いろっぽかったな あれは傑作(けっさく)だった」
 「パパア ヨダレをふきなさい」
 「うっうっうっ」
 「ほんとにだらしがないんだから」
 「こここんどのは」
 「もー ダメでちゆー ママにいいつけますからね」
 パパアは、
 「ふふふ ちょと 言っただけ」