~step by step~[ 側弯症ライブラリー]患者の皆さんへ

側弯症(側わん症/側湾症/そくわん)治療に関する資料と情報を発信するためのブログです

側弯症に対する理学療法士の皆さんの取り組み No.2

2008-03-02 15:09:03 | 脊柱検診スクリーニング
大阪市立大学医学部整形外科リハビリーション室の理学療法士の皆さんが
側彎症治療の一環としての体操療法についての研究を発表されています。
側わん症に対する治療に理学療法を組み込んでいる病院/医療機関が増えている
ことは患者さんにとっても装具療法と並行して運動療法を行ううえでの励みに
なると期待されます。

米国側彎症研究会(SRS)の治療方針は、特発性側彎症患者さんは、どんどん運動を
することを推奨しています。もしそれが患者さんにとって可能であるならば、
装具装着状態でも、できるだけ体操、運動を日常生活の中に取り込むことが望まれています。

もし、皆さんが通われている病院にある理学療法室が側わん症治療にも取り組んで
いるのであれば、専門家の指導のもとで、積極的に運動療法にも参加していくこと
はプラス効果になるでしょう。

大阪市立大学医学部付属病院リハビリテーション科
http://www.med.osaka-cu.ac.jp/hosp/service/33/33.html

医学のすばらしさは、専門家集団が、学会や研究会を通じてお互いに学習結果を
提供しあって、切磋琢磨していくプロセスをもっている。ということです。
第三者に示すことで、客観的検証.....それは時に批判的検証になることもある
わけですが、そこからさらに新しいアイデアやパワーを得ることにも繋がります

医学は、日本だけにとどまらず、世界中と繋がっています。病気に対する治療
とは、そのような環境のなかで患者さんに提供されるべきものです。


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ブログ内の関連記事
「側弯症に対する理学療法士の皆さんの取り組み」
http://blog.goo.ne.jp/august03/e/e531ea2d0c7732d191cacdcfaa32e147

左カテゴリーより「特発性側彎症とスポーツ」も参照下さい。

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