Scientific Boxing

国内、海外のボクシング界の状況や試合の観戦記などを絶対的主観で書き綴るブログ

観戦記~WBAミドル級~

2013年06月30日 | BOXING

王者:ゲンナジ・ゴロフキン vs 挑戦者:マシュー・マックリン
試合結果:ゴロフキン3RKO勝ち

●所見~ゴロフキンの場合~
どうしても右腕に着目してしまう。
観客も判っている様で、First thrownの右からどよめいていた。
軽いフットワークも踏まえたプレスは何時でも右を打ち込める状態にある。
この日は前戦よりもやや強引に見えたがそれでも2Rからガツンガツンと打ち込んでいた。
3R、相手の右が自身にとって危険なタイミングで放たれたが、ヘッドスリップで鮮やかに交わした。
あの動きを見るに、どんな状況でもディフェンスマインドは失わず、て事だろう。
何時、止めの右をぶち込むかと期待していたが予想外の左ボディブロー。
打ち方、角度は良くも強烈に見えなかったがあの威力。
2年前は地味な存在だったが現在は強烈な光を放っている。

●所見~マックリンの場合~
ガードを固め距離を取る戦法か。
石田はリング中央で真っ向戦法に出た。
この相手にどれが正しいのかは判らない。
管理人や観客が相手の右に注意が行っていた様に本人も同じだった筈で
3R、ロープを背にそれを意識している所に裏切りのレバー。
カウントアウト後、暫く両脚を伸ばせ無い状態を見るに、内臓が破裂したかと感じる程のダメージ
だったのだろう。

コメント (3)