Scientific Boxing

国内、海外のボクシング界の状況や試合の観戦記などを絶対的主観で書き綴るブログ

主観的年間MVP

2006年12月26日 | BOXING

●年間MVP 小堀佑介( 日本SFe級王者 )

KO魔-真鍋、決意の格闘家-藤田、帝拳の実力派-三上と、3戦連続で1位を
退けた実力は疑うまでもなし。
試合内容もさることながらそのパフォーマンスにつきる。
クイックで縦横無尽な足の運びからの思い切った右ストレートは日本タイトル挑戦時
の辰吉のような閃きを感じさせるナチュラルスタイルだ。
このクラスの世界の層は厚い、また次戦の大之伸に負けるかもしれない。
しかし06年はこのボクサーのインパクトと成長は出色ものだった。

次点:マニー・パッキャオ


●年間最高試合 下田 昭文 vs 瀬藤 幹人

いわゆる新鋭が中堅を踏み台にして上に行こうという図式。
ヤル気満々のアンダードッグが両手ダラリ作戦で挑発、
新鋭は感情むき出しで反応し、ワイルドになったところを打ち込まれる。
両目切って血まみれになり、スタミナ失って、焦りが募り、そして判定負け。
下田は本人が思うほど実力も才能もスター性も持ち合わせてない。
この敗戦はいい方向に向くだろう、
しかしカーニバルではKOの憂い目にあうと思われるが..。

次点:オスカー・デラホーヤ vs リカルド・マヨルガ

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