Scientific Boxing

国内、海外のボクシング界の状況や試合の観戦記などを絶対的主観で書き綴るブログ

観戦記~ヘビー級~

2013年04月25日 | BOXING

タイソン・フューリー vs スティーブ・カニンガム
試合結果:フューリー7RKO勝ち

●所見~フューリーの場合~
ガタイがデカい程、肌色が白い程 ( これは偏見かな ) 、脳から指先に伝達する運動神経が
遅いイメージがあるが意外にクイックなジャブ、紙一重のディフェンスが出来ている。
1Rなど鼻先寸のスウェイを披露した。
唯の木偶のボウでは無い様だ。
恵まれた体格、運動神経の良さが若さにより良い方向に行っている感じ。
しかし、風貌、スタイル、性格、キャリアとJ・クーニーな匂いを感じるのは管理人だけではあるまい。

●所見~カニンガムの場合~
身長体重に劣ってもリーチは劣らないので距離のビハインドが感じられなかった。
寧ろ相手のジャブに前に重心を預けるヘッドスリップで態勢を作りリターンジャブを打つ攻撃は
E・ホリフィールドがvsR・ボウⅡで見せた動きに近いものだった。
この選手のスタイルは相手の身長が自身よりも高い方が機能するのかもしれない。
しかし、均衡した戦いにおいては徐々に体格のビハインドが影響し易い。
相手のプレスに気が引け、強烈なボディで気持ちが切れた所に右フックを食らいテンカウント。

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