Scientific Boxing

国内、海外のボクシング界の状況や試合の観戦記などを絶対的主観で書き綴るブログ

観戦記~WBCスーパーライト級~

2013年01月27日 | BOXING

王者:ルーカス・マティセ vs 挑戦者:マイク・ダラス
試合結果:マティセ1RTKO勝ち

●所見~マティセの場合~
何と言う破壊力だろうか。
グローブの中に何か硬質な物を隠し入れているのではないかと疑いを持ってしまう程だ。
漫画 ” あしたのジョー ” で少年院時代に丈と力石が試合し、力石が丈のパンチ力に驚き、
後に丈がグローブの中に石を握り入れていた事が発覚し、丹下にシバかれる話があるが
実際、練習生でも細目の鉄棒とかを握りバッグを打ったならば、ずっしりと食い込み、
自身も威力の違いに驚く事だろう。
但し、スピード下がり、持ち続けると腕が上がらなくなり、肘を痛め易い。
この選手の各パンチはそんな雰囲気を感じさせる。
当たれば一気に行きそうだと思いながら見ているとその通りとなった。

この試合を見たD・ガルシアは次戦に勝ったならば王座返上するのではないの?

●所見~ダラスの場合~
腕をキャンバスと上体で挟む様な倒れ方は倒れ込む瞬間に手を着く動作をして無いから。
( M・パッキャオも同じだった )
人間は衝撃を受ける瞬間、反射的に腕で顔、胴体をカバーする習性があるが
右ストを食った直後、既に失神していたので倒れ行く時は運動神経が機能していなかった。

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