レイトショーっていいかも

夫が一時帰国で帰ってきた時は、
限られた時間の中で様々な用事を済ませねばならない。

友人とのゴルフや飲み会が優先され、
子ども達と遊ぶ時間がなくなっていく。

ちょうど「ハリーポッターと死の秘宝」の上映中だったが、
なかなか土日に予定を組むことが出来ない。

それならば平日のレイトショーはどうかしら？

各務原イオンのワーナーマイカルなら
日曜日から金曜日の夜8時以降は1,000円均一だという。

問題なのは終了時刻。
スケジュール表を見ると、11時過ぎるらしい。

まだ小学生のちび姫にとって、
こんなに遅いと翌朝が辛いかな、とも思ったが、
パパと映画に行くなんて滅多にないことだから、
たまにはいいよね。

というわけで、食事を早めに済ませ、
子ども達を連れて映画館へ向かった。

夕食を食べてきたというのに、
飲み物とポップコーンをいつものように買いたがる次男とちび姫。

ちゃん、あなた、炭酸入りの冷たい飲み物を飲むと、
必ず途中でトイレに行きたくなるんだから、
今日は我慢しましょうよ。
この間、「ポニョ」を見た時も、
ラストシーンの時に「トイレ～！」って走って行ったじゃない。
ママも飲まないし。ね、今日は止めておこう。
と、言ってはみたが、
パパとお兄ちゃんが飲むのに
自分だけ「なし」というのは、どうやっても納得できないらしい。

結局、ポップコーンはお兄ちゃんと半分こ。
ジュースはそれぞれMサイズを買うことになった。


レイトショーって、実は行くのは初めて。

館内には結構人がいて驚いた。

仕事帰りに、イオンで買い物して、
レストランで食事し、
時間になったらそのまま上に上がって映画。
駐車場代もいらないし、
これは便利よね。




ハリポタシリーズって、
子役が小さかった頃はファンタジーっぽかったけど、
回が進むに連れて、
おどろおどろしくなってきたよね。

ちび姫にとって、
思わず顔を覆いたくなるような「怖い」シーンが、
いっぱい出てくる。
その度に隣を見ると、
目をまん丸にして凍り付いたまま。
大丈夫？と小声で声を掛けると
黙ったまま頷いていた。


さて、ストーリーが佳境になってきたところで、
ちび姫の様子が気になってきた。
イスの上でなんだかモゾモゾ動いてるぞ～！
トイレに行きたくなったんじゃない？

「ちゃん、ママとトイレに行こうか？」

首を振るちび姫。

そう？大丈夫ならいいけど・・・・・。
でも、相変わらずモゾモゾは続いている。


そしていよいよラストシーン、“to　be　continued！”となり、
エンドロールが流れた、
と、その瞬間、

「ママ、トイレ！」

慌てて二人で飛び出ていった。(笑)

はぁ～。やっぱりねぇ。
でも、今回は話の最後をちゃんと見られてよかった。


館内を出ると、
イオン店舗側へのシャッターは降りていた。

「お出口はこちらのエレベーターからどうぞ。」

係員に誘導されて乗ったエレベーターは北口のペットショップ方面のもの。

ええ～！まさか、出口はここしかないの？

私たちが車を止めたのは、大通りに面した南側じゃん。

ブツブツ文句を言いながら、
建物をぐるりと回って、止めた場所までとことこ歩いていった。


レイトショーって、
時間を有効に使えて便利でいいわね。

でも、各務原イオンで見る時は
ペットショップがある方、北西出口近くに車を止めましょう。