ALBA18と15監督のわたしのたわし。

幼児〜社会人までが活動しているサッカークラブ、アルバランシア熊本U18監督/U15監督が綴るALBA日記です。

焦るな。

2017-04-18 12:41:03 | 今日のアルバ
U18は週末、県リーグ、九州クラブユースの連戦だった。

まず残念だったのは県リーグは退場者も出したし、苦しい展開から我慢できなくなり、マナーの悪い表現で君達自身でゲームの質を落としてしまったのは対戦相手にもレフェリーにも運営の方達にも申し訳ない。

指揮をとるものとして責任を感じる。

しかし、翌日の九州クラブユースでは前日のミーティングでの話を各自聞いて考えてくれたのかな。

激しいプレーはあったがお互いにフェアに最後まで戦えてたよね。

さて、県リーグも九州クラブユース、どちらのゲームも敗戦で選手達は落ち込んでいるかもしれないが...内容に目を向けると春遠征で取り組んできたことがしっかりと表現できていた。

ボール保持の時間、相手のスピードの落とし方、相手コートへの侵入の仕方、個々の持ち方、運び方、離し方...。

これまでは相手に合わせなければいけない展開が多かったが、明らかにこの2試合は相手がうちのリズムを嫌っていたね。

相手に合わせるなって何度も言わせてたよね。

それが成長の証だからね。

成長や結果ってスコアだけぢゃないよね。

もちろん俺は満足なんかしていないし、君達も内容は良かったよなんて言われても嬉しくないだろけどね。

でもね、小学生だろうと高校生だろうと社会人だろうと内容を求めていくことを忘れては選手は上手くなんかならないし、そもそもスコアの勝った負けたで判断してしまう思考は、人の考え方としては勿体無いと思うんだよね。

内容に目を向けていくことで選手の可能性は広がるし、取組み方に目を向けることで心も育てられる。

一人の人を育てる事なんか簡単ぢゃないし、あの選手は俺が育てたなんて無責任なことは言えないがその重さや責任を感じてるからこそ一人一人の取組み方や内容に拘ってやってきた。

だから高校生であってもスコア以上に内容に拘っていきたいね。

高校生は勝負が全てって一体どこの誰が決めたんかな?

大きな何かにそう思わされているだけで、みんな心のどこかで分かってるんだよね。

だけど何かがそうさせてるのかな。


んで、君達になにを伝えたいかと言うと、いつも言ってるけど、これまで通りトレーニングをしっかり取組み、ゲーム内容に拘り、内容の良いゲームを続けていけば、君達はどんどん上手くなるし、サッカーがもっともっと楽しくなるし、スコアの結果は自然と出てくるさ。

一番トレーニングを全力で取り組んでいるキャプテンが試合終了後に見せる悔しさを見ながら、大丈夫だよと伝えたが、改めて。

焦るな。

自分の取組みに自信を持って毎日過ごしなさい。
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