『禁じられた考古学(Forbidden Archeology)』。
なんと中二心をくすぐる響きでしょうか…?
この2つの言葉の組み合わせは寝しなに思い出してはニヤニヤしてしまうほどの化学反応を起こします。
今回ご紹介する『Coast to Coast AM』はレギュラー・ゲスト、米著述家のマイケル・クリーモ(Michael Cremo)さんです。
彼は人類は定説とされているよりずっとはるか昔、何億年も前から存在していると主張しています。
しかし、彼の主張は学会から排斥され、時には妨害工作すら受けているために「禁じられた」ものとなっています。
その彼の主張の根拠のひとつがこちら。
発見された南アフリカ共和国の地名から『クラークスドロップ球体(Klerksdorp sphere)』と呼ばれています。
鉱石を主成分とするこの球体には模様がついていますが、驚くべきはこの球体の成立年で計測の結果なんと10億年はくだらない事が分かっています。
この点に関しては異論はなく、これが人工物かどうかで議論が別れており、クリーモさんは当時存在した人類の手によるものと考えています。
(にわかには信じがたいのですが、自然物とする地質学的な説明がなされており、個人的にはこちらに分があるかなと感じました)
またクリーモさんは自らの専門であるインドの古文書ヴェーダの記述から古代に現代よりはるかに進んだ文明があったと考えています。
確かにヴェーダには現代の我々からすると飛行機や核爆弾の存在を思わせる記述があることは有名です。
そして、そう思うのは決してクリーモさんただ一人ではありません。
同じくヴェーダに深く魅入られた科学者ロバート・オッペンハイマーは世界初の原爆の開発に成功した時こう言ったと言います。
「これを作ったのは我々が初めてではない」と。