浅井計画(仮)

まずは日本一の浅井を目指します。

トイレ黙示録 新宿編 ③

2005-08-25 15:21:31 | タウン
新宿のトイレはやはり他とは違うな、と思いつつ、
我々は今回最大のピンチを迎えることになります。

新宿にて四個目、この公園で三個目のトイレを取材し終えての出来事。



どうやらこのトイレ付近には、そうとう強いクラスのモンスターが出没するようだ。
ゆくぞ。





そんな折、何か話し声が聞こえます。
相棒の言うには、おばさんがおばさんにキリスト教の勧誘をしているということ。

見ると、たしかに、オバさんがオバさんに、懸命に何かを説いておられます。

宣教師のほうのオバさんは身長150cm程度、白髪の短髪、
一見、どこかの団体職員風な方。
布教を受けているほうの方は、ほっかむりにサングラス&長いスカートという
「新宿の赤頭巾ちゃん」といった風貌。

リアルとはこういうもので、怪しさ度でいえば
圧倒的に説教を受けているほうなのです。

新宿の赤頭巾ちゃんは
宣教師が我々に目をつけたスキを狙って「も、もう行くから・・」
と、カートのようなものを引いて去って行ってしまいました。


宣教師「なぁに?あなたたちは」
佐久間「(うっ・・)いえ、なんか興味深いお話されてるなぁと思って」
宣教師「あのね。神っていうのはね。(略。以下30分。)



……。
あー…なんか大変なスイッチを押しちゃった…



宣教師「そういうわけで、人間っていうのはね。神様との約束を破ってしまったの。それから、死というものができて、悪というものができてね。神様はね、すべてを許してくださるって言ってるの。私たちもすべてを許さないといけないの。人を憎むっていうことはね。その人を殺すっていうのといっしょなの。私もね、いままでいろいろあったけど。夫とか子供とかね。それでも憎んじゃいけないの。許さなくちゃいけな(略」


このまま洗脳されちゃおうかしら…。
いやいやこれもトイレの妖精と理解しよう。
写真に収めねばなるまい。


宣教師「それでね、神様がすべてをおつくりになったときに・・」
佐久間「あの…」
宣教師「人間と約束したの。すべての自由をくださったの。
    何をしてもいいって。でもね、ひとつだけ、人間を信じてたから約束をしたの。」
佐久間「あの!!!」
宣教師「あの実だけは食べちゃだめだって。ね。それで… 何?」
佐久間「なるほどー、素晴らしいお話ありがとうございました。
    僕ら、いまインターネットの取材で、新宿のトイレを調べてるんですけどね。」
宣教師「あ、あら、そうなの。トイレをねぇ…」
佐久間「神様はすべてを愛してくれてるんですよね。トイレも愛してくれてますか?
宣教師「トイレはねえ・・生き物じゃないからねえ。。



ウワァァァ。・゜(゜`Д´ ゜)゜・。ァァァン

トイレの神様ぁぁぁぁ!!!


トイレを愛してくれない神様などに用はない。


ここで、もはや宣教師はただの邪魔者と化した。
と、そのとき。

ゆっくりと、さっきの赤頭巾がもどってキタ━ヾ(   )ノ゛ヾ( ゜д)ノ゛ヾ(゜д゜)ノ゛ヾ(д゜ )ノ゛ヾ(  )ノ━
アンタ、さっきの説教にひいてたじゃないか・・orz なんなんだよ・・



ここで、モンスター二匹を相手にする体力は残っていない。
さっさと写真を撮ってきりあげよう。

佐久間「あの、せっかくなんで記念に写真とらせていただいてもいいでしょうか」
宣教師「あの、そういうのやめてね、勝手に撮ってるケド。そういうの、勝手に流されたら困るでしょ」

なんでも許さなきゃいけないってさっき orz


というわけで疲労困憊な我々の足(だけ)。


疲れたよ、もう。



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