新宿のトイレはやはり他とは違うな、と思いつつ、
我々は今回最大のピンチを迎えることになります。
新宿にて四個目、この公園で三個目のトイレを取材し終えての出来事。
どうやらこのトイレ付近には、そうとう強いクラスのモンスターが出没するようだ。
ゆくぞ。
そんな折、何か話し声が聞こえます。
相棒の言うには、おばさんがおばさんにキリスト教の勧誘をしているということ。
見ると、たしかに、オバさんがオバさんに、懸命に何かを説いておられます。
宣教師のほうのオバさんは身長150cm程度、白髪の短髪、
一見、どこかの団体職員風な方。
布教を受けているほうの方は、ほっかむりにサングラス&長いスカートという
「新宿の赤頭巾ちゃん」といった風貌。
リアルとはこういうもので、怪しさ度でいえば
圧倒的に説教を受けているほうなのです。
新宿の赤頭巾ちゃんは
宣教師が我々に目をつけたスキを狙って「も、もう行くから・・」
と、カートのようなものを引いて去って行ってしまいました。
宣教師「なぁに?あなたたちは」
佐久間「(うっ・・)いえ、なんか興味深いお話されてるなぁと思って」
宣教師「あのね。神っていうのはね。(略。以下30分。)」
……。
あー…なんか大変なスイッチを押しちゃった…
宣教師「そういうわけで、人間っていうのはね。神様との約束を破ってしまったの。それから、死というものができて、悪というものができてね。神様はね、すべてを許してくださるって言ってるの。私たちもすべてを許さないといけないの。人を憎むっていうことはね。その人を殺すっていうのといっしょなの。私もね、いままでいろいろあったけど。夫とか子供とかね。それでも憎んじゃいけないの。許さなくちゃいけな(略」
このまま洗脳されちゃおうかしら…。
いやいやこれもトイレの妖精と理解しよう。
写真に収めねばなるまい。
宣教師「それでね、神様がすべてをおつくりになったときに・・」
佐久間「あの…」
宣教師「人間と約束したの。すべての自由をくださったの。
何をしてもいいって。でもね、ひとつだけ、人間を信じてたから約束をしたの。」
佐久間「あの!!!」
宣教師「あの実だけは食べちゃだめだって。ね。それで… 何?」
佐久間「なるほどー、素晴らしいお話ありがとうございました。
僕ら、いまインターネットの取材で、新宿のトイレを調べてるんですけどね。」
宣教師「あ、あら、そうなの。トイレをねぇ…」
佐久間「神様はすべてを愛してくれてるんですよね。トイレも愛してくれてますか?」
宣教師「トイレはねえ・・生き物じゃないからねえ。。」
ウワァァァ。・゜(゜`Д´ ゜)゜・。ァァァン
トイレの神様ぁぁぁぁ!!!
トイレを愛してくれない神様などに用はない。
ここで、もはや宣教師はただの邪魔者と化した。
と、そのとき。
ゆっくりと、さっきの赤頭巾がもどってキタ━ヾ( )ノ゛ヾ( ゜д)ノ゛ヾ(゜д゜)ノ゛ヾ(д゜ )ノ゛ヾ( )ノ━
アンタ、さっきの説教にひいてたじゃないか・・orz なんなんだよ・・
ここで、モンスター二匹を相手にする体力は残っていない。
さっさと写真を撮ってきりあげよう。
佐久間「あの、せっかくなんで記念に写真とらせていただいてもいいでしょうか」
宣教師「あの、そういうのやめてね、勝手に撮ってるケド。そういうの、勝手に流されたら困るでしょ」
なんでも許さなきゃいけないってさっき orz
というわけで疲労困憊な我々の足(だけ)。
疲れたよ、もう。
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我々は今回最大のピンチを迎えることになります。
新宿にて四個目、この公園で三個目のトイレを取材し終えての出来事。
どうやらこのトイレ付近には、そうとう強いクラスのモンスターが出没するようだ。
ゆくぞ。
そんな折、何か話し声が聞こえます。
相棒の言うには、おばさんがおばさんにキリスト教の勧誘をしているということ。
見ると、たしかに、オバさんがオバさんに、懸命に何かを説いておられます。
宣教師のほうのオバさんは身長150cm程度、白髪の短髪、
一見、どこかの団体職員風な方。
布教を受けているほうの方は、ほっかむりにサングラス&長いスカートという
「新宿の赤頭巾ちゃん」といった風貌。
リアルとはこういうもので、怪しさ度でいえば
圧倒的に説教を受けているほうなのです。
新宿の赤頭巾ちゃんは
宣教師が我々に目をつけたスキを狙って「も、もう行くから・・」
と、カートのようなものを引いて去って行ってしまいました。
宣教師「なぁに?あなたたちは」
佐久間「(うっ・・)いえ、なんか興味深いお話されてるなぁと思って」
宣教師「あのね。神っていうのはね。(略。以下30分。)」
……。
あー…なんか大変なスイッチを押しちゃった…
宣教師「そういうわけで、人間っていうのはね。神様との約束を破ってしまったの。それから、死というものができて、悪というものができてね。神様はね、すべてを許してくださるって言ってるの。私たちもすべてを許さないといけないの。人を憎むっていうことはね。その人を殺すっていうのといっしょなの。私もね、いままでいろいろあったけど。夫とか子供とかね。それでも憎んじゃいけないの。許さなくちゃいけな(略」
このまま洗脳されちゃおうかしら…。
いやいやこれもトイレの妖精と理解しよう。
写真に収めねばなるまい。
宣教師「それでね、神様がすべてをおつくりになったときに・・」
佐久間「あの…」
宣教師「人間と約束したの。すべての自由をくださったの。
何をしてもいいって。でもね、ひとつだけ、人間を信じてたから約束をしたの。」
佐久間「あの!!!」
宣教師「あの実だけは食べちゃだめだって。ね。それで… 何?」
佐久間「なるほどー、素晴らしいお話ありがとうございました。
僕ら、いまインターネットの取材で、新宿のトイレを調べてるんですけどね。」
宣教師「あ、あら、そうなの。トイレをねぇ…」
佐久間「神様はすべてを愛してくれてるんですよね。トイレも愛してくれてますか?」
宣教師「トイレはねえ・・生き物じゃないからねえ。。」
ウワァァァ。・゜(゜`Д´ ゜)゜・。ァァァン
トイレの神様ぁぁぁぁ!!!
トイレを愛してくれない神様などに用はない。
ここで、もはや宣教師はただの邪魔者と化した。
と、そのとき。
ゆっくりと、さっきの赤頭巾がもどってキタ━ヾ( )ノ゛ヾ( ゜д)ノ゛ヾ(゜д゜)ノ゛ヾ(д゜ )ノ゛ヾ( )ノ━
アンタ、さっきの説教にひいてたじゃないか・・orz なんなんだよ・・
ここで、モンスター二匹を相手にする体力は残っていない。
さっさと写真を撮ってきりあげよう。
佐久間「あの、せっかくなんで記念に写真とらせていただいてもいいでしょうか」
宣教師「あの、そういうのやめてね、勝手に撮ってるケド。そういうの、勝手に流されたら困るでしょ」
なんでも許さなきゃいけないってさっき orz
というわけで疲労困憊な我々の足(だけ)。
疲れたよ、もう。
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