Under construction

有限会社 あさだ建築のブログ。
日常や住にまつわる様々なできごとの感想を綴っています。

三重県型「耐震シェルター」

2010-01-29 12:50:08 | すぎぼーのログ:職場
こんにちはすぎぼーです


今日は一転して寒いですよね~。あったかなったりさむなったり・・・・
お風邪には十分気を付けてくださいね。
すぎぼーは花粉症なので、来月入ったら、耳鼻科へ行って来ようと思います。


さて、おととい予告した通り、今日は耐震シェルターのお話。
耐震シェルターとは、住宅を耐震補強工事するというよりは、住宅の中に耐震性をもったプレハブ様の枠を埋め込むことにより、「家がつぶれてもその空間内部にいる人は安全」とする改修方法です。
住宅を従来の方法で耐震補強するとなるとそれなりに費用もかかりますし、日数もかかります。老朽化した家ならなおさらその改修をしてまで・・・・という疑問の声も聞こえますし。


ですので、上記「たとえ家がつぶれても・・・」という発想に繋がるわけです。
老朽化した家に住んでいても、このシェルターを埋め込むだけで、最低限その空間の人はつぶされずにすみます。


で、各社さまざまなシェルターユニットを開発しているんですが、費用はまちまち。
三重県はより安価で安全な耐震シェルターを開発するためコンペを開き、三重県木材共同組合連合会に開発を委託しました。
連合会は「三重の木」を使った木質系の耐震シェルターを開発し、そのお披露目が昨年行われ、今春より本格的に販売施工していくそうです。


耐震シェルターは桧製材による土台・柱・梁・桁が組み合わさった軸組工法で、金物と接着剤を使った強固な接合部、壁・屋根は杉積層材を使用しています。

完成品は
・外寸  開口2460mmx奥行2460mmx高さ2400mm(立方体に近い?)
・内寸  2220mmx2196mmx2121mm
・重量  約1トン


設置まで2~3日。
価格は施工費込みで39万8千円~   となっています。
路地など狭いところでは手運びになるのでもう少し割高になるということ。


耐震実験は以下のサイトから動画で見れます。

http://www.mienoki.net/movie/movie_001.html


こういう考えもありやんねぇ。
昼間―――の対応に向くかどうかは微妙ですけど、少なくとも就寝時(阪神淡路大震災のときはそうだった)の被害は防げると思います。
「手軽に耐震」とお考えの人にはぴったりかも。地元の木材使ってるし。
市町村の中には、この耐震シェルターに補助金を出している所もあり(例:津市)普及を後押ししそうです。


うちからも講習会ぜひ行かなきゃ~


三重県のパンフレットは下記から見れます。

http://www.pref.mie.jp/TOPICS/200912017610.pdf

売掛債権等流動化・・・とは

2010-01-27 11:00:26 | すぎぼーのログ:職場
こんにちは、すぎぼーです


昨日、国土交通省から依頼されたと思われる、第三者調査機関から、
「売掛債権等流動化促進調査アンケート」なるものが送られてきました。
多分にこれは、弊社が中小企業なためで、大手には送られていないと思います。


最初の方は資金繰りについてのアンケートで、現在の融資方法や満足度、そういったものについてのものでした。
ところが結局、何が調べたいのかというと・・・・


最後の方に、小難しそうな図が載ってて、
「売掛債権流動化による資金調達方法をご存知でしたか?」という問いが。


なんなの?その売掛債権って。ヤバそうな資金調達方法じゃないの?


↑と、素人のすぎぼーが思ってしまうのも無理はないと思うのです。
形があってないような金融商品って、いつの世にも存在し、それがうまく廻っている間には
潤沢な冨をもたらしますが、一旦歯車が噛み合わなくなると、どん底なリスクをもたらすことを皆知っているからです。
おととしの金融危機もそんな感じのリスクから端を発したんじゃぁないのかな?


まあ、それはともかく、一応良く読んでみることに。
どうやら、これは、金融商品とかとは全く別で、簡単に私が捉えてた売掛債権流動化とは、以下のようになります。



そうですね、例えば企業Aが「耐震シェルター」のユニットを作ってて(この耐震シェルターについては
ぜひ書きたいので、金曜日にできたら書きます!!)企業Bのあさだ建築が購入するとします。
耐震シェルターが納品された時点で、あさだ建築は売掛先となります。
あさだ建築は企業Aに対してその後一定の期間内にシェルター代を払わなければなりません。
しかし、どの会社も即金で支払うことはなく、たいがい一定の期間で締めて、その金額をこれまた
一定の期日でお支払いすることが多いでしょう。


そうなると、その期間、企業Aはお金を回収できない=資金繰りに困る、というわけですな。
そこでこれから先支払われるべきシェルター代を債権にします。
その債権を、第三者の金融機関等に買い取ってもらって現金化します。
企業Aはあさだ建築からの入金を待たずして、運転資金を得ることができるのです。


で、第三者の金融機関等は、あさだ建築に対して、そのシェルター代=売掛債権を「支払って~」と回収に向かうわけです。


とまあ、おおまかに言うと以上のようになると、私は理解しました。
(間違ってたらスミマセン
ふぅ~ん、なんでも考えるもんですよね。


これを促進するための方法。
(こんなウマイコトいくのか!?)


当然、こういった「形があってないようなもの」にはリスクがつき物です。



どれも、ほぅほぅ・・とありそうなリスク(笑)



どうなん?これは、中小企業の資金繰りの一つの選択肢となりうるのか!?



う~ん・・・・・・
すぎぼーはなんか、むか~しの「根抵当権」とか「モーゲージ」とかいうなんか良く似たしくみを思い出したぞ!
あの時も、なんかもめたんちゃうん??



図表は経済産業省の資料からの転載です。
http://www.meti.go.jp/report/downloadfiles/ji04_07_13.pdf

平成22年用お年玉付き年賀はがき当選番号

2010-01-25 15:40:44 | すぎぼーのログ:日常
って、調べられました?


こんにちは、すぎぼーです


昨日(やっと)抽選がありましたよね。
昔は旧成人式前後だったような記憶がありますが。


わが家では主人と下の子が一生懸命、見ていました。

が・・・・結果は切手シートが3枚だけ(>_<)
どうも下の子は、Wii当たれ~!
と念じていたようですが(笑)


まっ、そんなもんですな。
1等は惜しいの2枚あったんですよ。
「975・・・・」まで一緒で、結局約300番、約400番違い。
う~ん、その近辺の人が当たってんねんなぁ・・・と思うと、ちょっと悔しいですが


当たっても、切手シートぐらいじゃ引き換えに行かない人もいるんでしょうか?
宝くじでも、年間すごい金額が、未引き換えとか。


ちなみに当選番号は


1等   975424
2等   630838
     446722
     259668
3等   0977
4等   52
     00
C組(カーボンオフセット)限定賞   27520

です。
不況のせいか、寄付金つきはうちでは1枚しか貰わなかったヨ。


もし、上記数字が入力間違いしていたらいけないので必ず
http://www.post.japanpost.jp/whats_new/2010/0124_01.html
で確認してくださいね。

全国工務店ブログ広場様と相互リンクしました

2010-01-22 12:40:27 | すぎぼーのログ:職場
こんにちは、すぎぼーです


最近、あったかなったり寒なったり・・・と不順ですよね。
寒い→あったかい、の変化にはあまりなんとも思わないんですが、あったかい→寒い、の変化にはカラダがきついです。
ウチの子は二人とも、ハラマキしてます(>_<) アッパレ
(もちろん、今風のオシャレなやつなんですけどね(^_^.))


さて、昨日、新建新聞社さま主催の、「全国工務店ブログ広場」にリンクをお願いし、了承を得ました。
で、拙blogのブックマークにも、上記サイトをリンクさせていただきました。
うちは、たまたま、新建新聞社さまの広告本に載せてもらったりしていたのですが、取引がまったくなくても無料で登録してもOKなんですって。


この広場はまだ始まったばかりなんですが、すでに熱心なブロガー社長さま等のステキなブログを拝見することができます。
面白いな~、みんながんばってはんねんや。
私も精進して見てもらわねば


最後に、住宅版エコポイントのPRリーフレットが更新されています。
前より、具体的にポイント数とか載ってます。
最近は多いよね、実際に印刷物をバラ巻くより、Web上からダウンロードして使うお知らせ物が。
昨日も、住宅保証機構の瑕疵担保責任保険の作業してて思ったんですが、お客様に渡す案内書は全てHPからダウンロードして使えるようになっている。
たびたび、内容も変更になるので、いちいち、大量に印刷したものを作っておくより、効率的ですね。


エコリフォームは、窓+断熱+バリアフリー併せて、1棟あたり上限が30万ポイントなんですって。
結構・・・・というか、断然お徳やんね。
すぎぼーんちも、したいよ


でも、やっぱひっかかるのは・・・・
家電製品とは違って、住宅って1棟1棟すべて違いますよね。(大手の企画住宅はどうなんか知りませんが)
テレビとかだと予め規格が決まってて判断しやすいのですが、住宅はそれが分かりにくい。
ゆえに、新築の場合登録住宅性能評価機関等という第三者機関にそれを(お金を払って)証明してもらわなくてはならないんですが。
これが、釈然としない・・・・・
第三者機関・・・・・・ねぇ・・・・・
なんぼかかるんやろ?(←おおむね3万~5万くらい??)


エコポイントリーフレット(1/18版)
第三者機関等の情報はコチラからリンクとべます。






稲むらの火に思う

2010-01-20 14:23:33 | すぎぼーのログ:日常
こんにちは、すぎぼーです


ハイチの大地震は、本当に目を覆いたくなるような被害になっているようです。
時期がちょうど阪神淡路大震災追悼日と重なっていたので、日本人にも心に迫るものがあったのではないでしょうか?


すぎぼーも、子供の提案で、日本赤十字社の緊急義援金募金をしました。
なんと!今はコンビニ(ファミリーマート)でも募金ができると言うことで、早速行ってきましたヨ。
ファミマのファミポート?とかいう機械で、ボタンを押すだけ。
出てきたレシートをレジに持っていけば、ホント簡単に募金ができました。
従来は郵便局からの振込みでしかしたことがなかった私には、とても新鮮で簡単なことに感動しました
ただし、コンビニ振込みは、税金控除には使えないそうですので、金額の大きい人や企業には不向き。
ただ、窓口が身近なだけに、子供でも気軽に出来そうですが。


先日、お客様からやはり、耐震工事についてのお問い合わせがありました。
自治体も耐震工事に対し補助金を出したり、また、昨今税金控除などの優遇措置もとられているんですが、
なかなか広く普及するまでには至っていないと、ニュースでも聞きます。

弊社でも過去のブログで、折をみて話題にしているのですが。
2007年7月17日住宅耐震化の取り組み
2008年5月21日一部屋だけの耐震リフォーム
2008年8月27日防災の日に向けて
2009年3月16日リフォーム減税   などなど・・・・


今一度防災について考えてみよう
内閣府 防災情報のページ


安穏としてしまっている時期こそ見直しのチャンスですもんね。
上記サイトの中に、有名な稲むらの火物語を紹介している部分があります。



稲むらの火って話はご存知ですよね。


今からおよそ150年前、安政元年(1854年)11月(旧暦)、紀州広村(現在の和歌山県広川町)は大きな地震(安政南海地震)とそれに伴う津波に見舞われました。村は、36名の死者を出し、被害にあわなかった家は1軒もないなど、大きな被害を受けました。
 このとき35歳になる浜口梧陵は、逃げ遅れた者が逃げる方向を見失わないように、道筋にあたる水田の稲むら(ススキや稲束を積み重ねたもの。浜口家の稲むらだったと言われています。)に松明で次々に火をつけ、村人を安全な場所に導きました。
以上国土交通省ホームページからの抜粋



この後も梧陵は私財をなげうって、防災のための堤防を築いたそうなんですが、その堤防は、
それから92年後に再び襲ってきた昭和南海地震の際にもビクともせず、津波を防いだそうです。
(東)南海大地震はおよそ100~150年ほどの周期で必ずやってくるらしいですので
もう2~30年したらヤバイですやんね。


梧陵は未来を見据えて防災に努めました。
私たちも未来を見つめて防災に努めないと・・・・・ね


↑上記サイトから稲むらの火の「紙芝居」がダウンロードできて面白いよ。
すぎぼーはそれを見て、なんか「思うところ」があります。


住宅瑕疵担保履行法に伴う資力確保の状況届出

2010-01-18 14:28:57 | すぎぼーのログ:職場
こんにちは、すぎぼーです


昨日は家人とマックの話題バーガー、「テキサスバーガー」を食べたよ♡



話題のせいか、近くの店はすご~く混んでいて、昼間は断念!執念の末、夜間にもう一度行ってGETしました~
お肉の味と、ソースの味がやっぱ、ちょっと高級?カモ。アメリカンって感じ。
でも、あまりの人気に、その店では「マスタード」が品切れになり・・・からし抜きのバーガーで我慢しました(^_^.)
ユニクロにしろマックにしろ、勝ち組って言われてる会社はなんかウマイよね、話題撒くの。
この不況時に並んで買いに来てくれるなんて・・・・(私なんか2回も行ったし(>_<))


さて、国土交通省からハガキが来ていて、住宅瑕疵担保履行法に伴う資力確保の状況届出のお知らせでした。


すぎぼー、全然知らなかったヨ。


なになに・・・・


平成21年10月1日以降に新築住宅を引き渡した場合、毎年3月31日および9月30日の基準日から3週間以内に資力確保の状況について届出を行うことが法律上必要です。



ひょえ~~、またまた事務作業が増えるわけですな。
私がこちらの会社に入社してからこっち、どんどん、オカミからの義務作業が増えている。
これって、日本古来からある「ひとり親方」さんってどうなん?
対応できるんかしらん??

手続きについては、上記リンク先のPDFに詳しく載っていますが・・
これ、報告する側もしんどいけど、報告される都道府県所管等の体制もしんどいん違うのか?
現に、あさだが免許を受けている三重県にはまだその整ったHPが整備されていないようですが


これは、住宅エコポイントとダブルパンチです!!


やっぱ、なんかなぁ・・・・・(と、ちょっと呟いてみます・・・・









エコポイント補足   その2

2010-01-15 15:56:12 | すぎぼーのログ:職場
おおっ!言ってるそばから国土交通省のHPが更新されたよ。
具体的なエコポイント数や若干くわしい申請方法など。
特にリフォームのポイント数が詳しく載ってる・・・・。
んーー?でも、こんなポイント数のつけ方だと、なんか抜け穴があるようで・・・・


まあ、よかった。すぎぼーが帰る前に気がついて。

住宅版エコポイント制度の概要について

住宅版エコポイント制度の実施について(発行エコポイント数等)


でも、まだまだ不明な点が多いです。実用運用まであと一歩!

住宅版エコポイント補足

2010-01-15 13:15:39 | すぎぼーのログ:職場
こんにちは、すぎぼーです


さぶいさぶい今日この頃。
2日連続、事務所の水道が凍って、昼まで出ませんでした(>_<)
さぶいさぶいは気温ばかりじゃないよ。行政もだよ。


ということで、住宅版エコポイント制度の補足。
実は昨日、うちの社長が久居まで出かけて、エコポイント制度の講習会へ参加してきました。
時間が1時間半!という予定だったので、内容は・・・・?と不安を抱えての参加だったようですが、
案の定HP上で公開されていること以上の細部は説明してもらえず・・・・


ただ、今日ニュースでやっていたのは、例えばリフォームの場合、窓断熱工事をするとポイントがもらえるワケですが、そのポイントを前倒しして、他の台所やお風呂の改修といったものにも利用できるようにする・・・とか、説明していましたよね。
実は、現場では具体的なことは何も決まっていないのが実情です。


まずは補正予算が通ってからの一点張り。
そりゃ、そうなんですがねぇ。現場は止まっているわけではなく、常に動いているわけですので、一刻も早く手順等決めていただきたいものです。


今日の毎日新聞に分かりやすく表になっていましたので、それの抜書きを。
(さすがに、スキャンするのは気が引けたので、転記です(^_^.))




ただ、講習会にてふたつ判明したことがあって、
・長期優良住宅の補助金というのが100万円あるのですが、それとエコポイントは同時に貰えない。
・バリアフリー改修した時、介護保険での補助があるのですが、それとエコポイントを併用できるか・・・現在検討中とのこと。


なんか、笑っちゃう(笑っちゃいけないんでしょうが)。
政府の事務方もなにひとつわからんのやろな。振り回されているのが目に浮かぶ。
我々も振り回されているんだもん。家電ポイントより判定が複雑だろうと予測されますので戦々恐々。
家電は作っている製品が予め規格が決まっているものの販売なので、結構明確ですやんね。
ちなみに、家電ポイントも延長されるようなので、ついでに転記。



補助がある業種、何もない業種。
な~んか、不公平感を感じるな・・・・


京セラ(新JAL・CEO)の稲盛様と社長のツーショット!

2010-01-14 10:58:37 | すぎぼーのログ:日常
こんにちは。


夕べから、ニュースで「JALの新CEO最高経営責任者は京セラの稲盛和夫氏」と繰り返しやっていて、
その映像を見るにつけ、(この人どっかで見たことある・・・・)とずっと思っていて、
「そうや!社長といっぺんツーショット撮ってはったやんなぁ」と気づく。


さっそくブログを検索すると、
弊社2009年1月23日付ブログであることが判明


ふ~ん、丸1年前ね。
何かの新年会でご一緒させていただいたみたいです。
もっぺん載せとこ~



社長談によると、人当たりも良く、ごくごく普通の人に見えたとのこと。
でも実は、稲盛氏は、わずか資本金300万、従業員8名ほどの会社を、今や
「世界の京セラ」に育て上げた敏腕経営者。
三田工業を建て直し、KDDI創設にも力を注いだ、カリスマ人物なんだそうです♪


すごいな~。
京セラのホームページ内に、この方の特設サイトがあり、その足跡を知ることが出来ます。

創業者 稲盛和夫 オフィシャルサイト


JAL再建には茨の道が予想されますが、なんとかその経営理念とカリスマ性をもって
立て直して欲しいと思います。(血税を使うわけだし)